昭和34(1959)年、ロックフェラー基金で海外研究生活をはじめた井筒俊彦。 それ以降20年に及ぶ海外渡航生活のなかでの研究者との出会い、マギル大学、エラノス学会、イラン王立哲学アカデミー等での研究と生活を豊子夫人が語る。
▼豊子夫人、追悼企画。
昭和34(1959)年、ロックフェラー基金で海外研究生活をはじめた井筒俊彦。 それ以降20年に及ぶ海外渡航生活のなかでの研究者との出会い、マギル大学、エラノス学会、イラン王立哲学アカデミー等での研究と生活を豊子夫人が語るインタビュー、エッセイ、論文を通して、鮮やかに蘇らせる。
BOOK ウォッチ 2018年1月15日「月曜J-CAST」に書評が掲載されました。 【本文はこちら】
東京新聞 2017年11月28日「大波小波」にて書評をいただきました。
三省堂書店×WEBRONZA 神保町の匠 本書の書評を掲載いただきました。 本文はこちら
井筒俊彦の学問遍路――同行二人半 * カイロの月 ウェーキ島 モントリオール 乳と蜜の流れる国 モロッコ国際シンポジウム傍観記 * 言語フィールドとしての和歌 意識フィールドとしての和歌
豊子夫人が語る井筒俊彦先生 澤井義次 井筒豊子 略年譜
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
【著者】 井筒 豊子(いづつ とよこ) 1925年、大阪生れ。1952年東京大学文学部卒業、同年井筒俊彦と結婚。2017年4月25日脳梗塞のため、死去。享年91。主な著訳書に『白磁盒子』、『アラビア人文学』(H・ギブ著)、『さまよう』(マーク・テイラー著)などがある。
【解説者】 澤井 義次(さわい よしつぐ) 1951年生れ。天理大学人間学部長・宗教学科教授。 『井筒俊彦全集』編集委員。専門分野は宗教学・インド学・天理教学。 天理大学宗教学科を卒業後、東北大学大学院を経て、ハーバード大学大学院(宗教学)へ留学。Ph.D.(ハーバード大学)、博士(文学)(東北大学)。宗教倫理学会顧問、日本宗教学会常務理事などを務める。日本宗教学会賞や東方学会賞を受賞。
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