慶應義塾機関誌

明治31年3月創刊(毎月1回1日発行)
発行:慶應義塾 編集人:慶應義塾広報室長 編集・制作:慶應義塾大学出版会
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2018年6月号表紙 |
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毎月1回1日発行 |
税込価格:451円(本体 410円) |
定期購読:4,700円(税・送料込) |
在庫あり |
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◆特集 |
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現在、日本社会では生活保護受給者が200万人目前になるなど、高齢化とともに「貧困化」も大きな問題として取り上げられるようになってきました。その「貧困」を解決するための最低所得保障には様々な制度が複雑な形で存在しますが、本特集では日本の貧困の現状とともに、諸制度・諸政策のあり方を大きな見地から考えていきます。 |
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[座談会] 貧困問題の現状とその支援のために |
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岩田正美(日本女子大学人間社会学部教授)
大山典宏(埼玉県福祉部社会福祉課保護担当主査)
竹下義樹(弁護士(つくし法律事務所所属))
湯浅 誠(反貧困ネットワーク事務局長)
駒村康平(慶應義塾大学経済学部教授)
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[関連記事] |
最低所得保障の国際比較
山田篤裕(慶應義塾大学経済学部准教授)
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最低所得保障をめぐる論点――生活保護、ベーシック・インカム、基礎年金の限界
四方理人(慶應義塾大学先導研究センター研究員)
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◆年頭の挨拶 |
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学問による貢献 |
清家 篤 (慶應義塾長) |
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慶應義塾維持会 |
母校を思う塾員と篤志家の皆様により、義塾の教育研究活動を財政支援する目的で設立された一世紀余の歴史を有する組織です。
会員の皆様にはご加入期間『三田評論』を贈呈いたします。 |
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早慶野球戦中断
明治三十九(一九〇六)年十一月、早慶両校の応援団の異様な過熱ぶりに試合続行が不可能となり、以後二十年間、早慶戦は長い中断を余儀なくされてしまう。その経緯を『時事新報』では以下のように記述している。「早大、慶應野球の無期延期 慶應義塾野球部と早稲田大学野球部との競技試合は、第一回は慶應方の勝ち、第二回は早稲田方の勝ちとなり、いよいよ十一日を以って第三回を慶應方運動場に開き、両校選手の決勝試合を行うはずなりしかば当日の状況こそ定めて壮観なるべしと人々も期待し、殊にその所属学校の生徒は……
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◆その他の企画 |
<話題の人> |
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国際ペン専務理事に就任 |
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堀 武昭さん |
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インタビュアー
荒井嘉彦(元千代田火災海上保険副社長・塾員) |
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昨年、欧米人以外ではじめて「国際ペン」の専務理事に就任し、世界を舞台に活躍されている堀さんにお話しを伺いました。幼少時から横浜で国際感覚を身に付けて育ち、持ち前の抜群の行動力をもって様々な仕事を進めてきた堀さんのこれからの活躍は、日本のみならずアジアの作家たちからも期待を持たれているようです。 |
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<三人閑談> |
温泉はいいな |
松田忠徳(札幌国際大学観光学部教授) |
小池静一(NHKエンタープライズ・エグゼクティブ・プロデューサー・塾員) |
斎藤慶典(慶應義塾大学文学部哲学専攻教授・塾員) |
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「冬は温泉が一番」「日本人はやっぱり温泉」など、われわれはよく言っていますが、一方、その温泉のことをどれだけ正しく知っているでしょうか。温泉医学、温泉文化論、戦国武将と温泉の関係から正しい入浴方法まで、温泉の見方がガラリと変わる、瞠目の閑談です。 |
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<巻頭随筆 丘の上> |
池田真朗、石森久嗣、亀井昭伍、佐藤美智子 |
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<連載> |
KEIO MONO MUSEUM24
富田正文の『福澤諭吉全集』(解説 都倉武之)
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大久保忠宗 |
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大澤輝嘉 |
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<その他> |
講演録 |
土屋賢二 |
塾員クロスロード |
三宅祐輔、間下直晃 |
Researcher's Eye |
佐々木俊一郎、小國健二、朴 順禮 |
執筆ノート |
『花と果実の美術館――名画の中の植物』
小林賴子
『茶――利休と今をつなぐ』
千 宗屋
『ダンスは国家と踊る
――フランスコンテンポラリー・ダンスの系譜』
岩下 綾(共訳) |
社中交歓(福) |
山田辰雄、山下輝彦、嶋村初吉、立川談慶 |
<追想> |
名誉教授佐藤保君を悼む
――自問自答の学者 |
浜田文雅 |
<KEIO Report> |
自由闊達な学風の発展的継承
――女子高等学校創立六十周年 |
山本正身 |
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