慶應義塾機関誌

 三田評論
  明治31年3月創刊(毎月1回1日発行)
   発行:慶應義塾 編集人:慶應義塾広報室長 編集・制作:慶應義塾大学出版会

慶應義塾の風景
三田評論表紙
2017年7月号表紙


space今月の特集spaceKEIO PHOTO REPORTspace立ち読みspace三田評論とはspace次号予告space前号紹介spaceバックナンバーspace講読方法space
  メインページ->前号紹介  
 
前号紹介  
 
 
 
2017年6月号のご案内
◆特集

動物園を考える

動物園に行ったことがない人はいないと思います。当たり前のように子供の頃から触れていた動物園はどのような目的で運営され、何が課題となっているのか? 動物福祉、生態展示、人間中心主義からの脱却など様々な論点から迫ります。福澤諭吉が初めて訳語を当てたと言われる「動物園」のことを少し考えてみませんか?

 
〈座談会〉
問い直される動物園の役割
 
村田浩一(日本大学生物資源科学部教授)
長谷川眞理子(国立大学法人総合研究大学院大学学長)
戸川久美(認定NPO法人トラ・ゾウ保護基金(JTEF)理事長)
ヒサ クニヒコ(漫画家、絵本作家・塾員)
大沼あゆみ(慶應義塾大学経済学部教授)
 
〈関連記事〉

似て非なる日本と欧米の動物園──野生生物保全と動物福祉の視点から
本田公夫(野生生物保全協会(Wildlife Conservation Society、米国) 展示グラフィック部門スタジオマネジャー・塾員)

 

心の痛みから考える動物園水族館とイルカ入手問題
佐渡友陽一(帝京科学大学講師/動物観・動物学教室)

 
 
◆その他の企画
<話題の人
演劇批評の道で芸術院賞・恩賜賞を受賞
   
小野暢夫さん

渡辺 保さん
(演劇評論家)

 
   
歌舞伎評論の世界で第一人者として活躍する渡辺保さん。芸術院賞・恩賜賞を受賞されたことを機に、その演劇人生の道のりを伺いました。幼稚舎入学以前からの歌舞伎体験を始め、数々の慶應での先達との出会いによってどのような演劇観を持つに至ったか。その鋭い批評眼の秘密が垣間見えました。
   
space
<三人閑談>
知られざる名古屋

伊藤正博(郷土史研究家)
岡谷篤一(岡谷鋼機株式会社取締役社長・塾員)
長田 進(慶應義塾大学経済学部教授)


昨年、名古屋は市の独自調査で「最も魅力に欠ける都市」との結果を発表し、話題になりました。これまでもメディアでさまざまなイメージが伝えられてきましたが、実際に住む人たちにとって、名古屋とはどんなまちなのでしょうか。多彩な産業を生み出す気風、そして水辺再生への取り組みなど、伝統を守りながらも新たな試みを続ける「名古屋」にスポットを当てます。
 
 
<講演録>
 ブラックアース──ホロコーストの歴史と警告  ティモシー・スナイダー
  訳・構成 池田年穂

 

 
<時の話題 「禁煙社会」>
 禁煙の勧め 熊丸裕也
 To be, or not to be, is that the question? ──衣食住の中の煙草 西脇与作
 公共空間と禁煙社会 大屋雄裕

 

 
<KEIO Report>
 体育会創立一二五年記念式典開催

綿田博人

 

 
<連載>
 福澤諭吉をめぐる人々 その14 エドワード・S・モース
大久保忠宗
 義塾を訪れた外国人 第17回 ハーバート・サイモン

冨田 勝

 新 慶應義塾豆百科 第16回 立科山荘

 

 

 


 
<写真に見る戦後の義塾17>
 就職活動に励む塾生たち 多田重文

 

 
<その他>
 丘の上 

島田 厚、三浦総一郎、吉田貞之

 塾員クロスロード

薗田 徹、大津愛梨

 Researcher's Eye

馬 欣欣、小坂威雄、藤屋リカ

 執筆ノート

『小林秀雄と河上徹太郎』坂本忠雄
『日本の医療と介護──歴史と構造、そして改革の方向性』池上直己
『「自動運転」革命──ロボットカーは実現できるか?』小木津武樹
『日本犬の誕生──純血と選別の日本近代史』志村真幸

 社中交歓(日記)

橋 麗、折田明子、大久保友美子、小出麻友美

 時は過ぎゆく 譚 璐美
 
 

前号紹介

三田評論2017年6月号表紙

 

寸描 2017年6月号について

ティモシー・スナイダー氏による講演「ブラックアース――ホロコーストの歴史と警告」は同氏の著書とともに現代史研究に貴重な一石を投ずるものだ。なぜあのようなことが生じたのかは、今日依然として学術的にも、ジャーナリスティックにも議論の的の一つであり続けている。この論考も、新たな仮説の提示といってしまえばそれまでであるが、現代の国家や市民社会の中に依然として底流していることを明確に意識したものであることに注目したい。ホロコースト問題は、決して過去のものではない。われわれの民主的社会システムに潜む市民的モラルの隙間は、こうした事態の再来を警告し続ける。
演劇教育の復活を提唱される渡辺保氏の話から思い出すのは、中等部生時代の第一校舎二階大教室での池田弥三郎先生の歌舞伎・能についての講話、能楽堂での能の鑑賞等。今日に受けつがれていることを期待したい。

飯田裕康

 

 

 
 
 

 

 
TOPへ戻る
 

 

 
 
 
Copyright (C)2004-2017 Keio University Press Inc. All rights reserved.