慶應義塾機関誌

 三田評論
  明治31年3月創刊(毎月1回1日発行)
   発行:慶應義塾 編集人:慶應義塾慶應義塾の風景広報室長 編集・制作:慶應義塾大学出版会

 
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2017年6月号表紙
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2017年5月号のご案内
◆特集

医学部開設100年

本年2017年は、慶應医学部の開設100年の年にあたります。北里柴三郎を初代医学部長に迎え、「基礎」と「臨床」の融合をモットーとして100年の歩みを進めてきた慶應医学。その本質はどんなところなのでしょうか。次の100年に向け、日進月歩の技術革新、患者中心の最適医療の推進、グローバルな展開など、慶應医学の力強さと幅の広さを特集しました。

 
〈座談会〉
次の100年に向けて未来の医学を語る
 
鈴木康裕(厚生労働省保険局長・塾員)
萬 知子(杏林大学医学部麻酔科学教室教授・塾員)
宮脇敦史(国立研究開発法人理化学研究所脳科学総合研究センター副センター長・塾員)
北川雄光(慶應義塾大学医学部外科学(一般・消化器)教室教授)
天谷雅行(慶應義塾大学医学部皮膚科学教室教授)
 
〈関連記事〉

医学部開設100年を迎えて
岡野栄之(慶應義塾大学医学部長)

 

次の100年を支える新病院を目指して
竹内 勤(慶應義塾大学病院長)

 

信濃町における産学連携研究
松尾光一(慶應義塾大学医学部総合医科学研究センター長、同医学部共同利用研究室(細胞組織学)教授)

 

大学の国際化とグローバル社会における医学・医療
安井正人(慶應義塾大学医学部薬理学教室教授)

 

未来を先導する「一身独立」の医療人の育成を目指して
平形道人(慶應義塾大学医学部医学教育統轄センター長・教授)

 

慶應医学教育、次の100年に向けて
門川俊明(慶應義塾大学医学部医学教育統轄センター教授)

 
◆その他の企画
<話題の人
特産品で地域の魅力を発信する
   
小野暢夫さん

中島基晴さん
(株式会社中島商店代表取締役)

 
インタビュアー:木村朋子(慶應義塾大学入学センター課長)
   
地元・福山の特産品や地域資源を使った商品の企画・開発・販売を手がけ、「六次産業のコーディネーター」として活躍中の中島さん。福澤諭吉も手にした銘酒「保命酒」を使ったスイーツなど、個性的な商品を次々に生み出しています。商社勤務後、義塾の職員を経て地元に戻った中島さんのお話からは、地方を元気にするヒントが伝わってきます。
   
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<三人閑談>
銀座線物語

冨士滋美(浅草仲見世「評判堂」店主・塾員)
泉 麻人(コラムニスト・塾員)
坂戸宏太(慶應義塾横浜初等部教諭)


日本の地下鉄の嚆矢となった、銀座線。今年で開業90年を迎え、内装をレトロ調にした車両も登場しています。浅草から上野、銀座、新橋、赤坂見附を経て渋谷に至る銀座線は、銀座への買い物や、早慶戦時の外苑前駅など、社中にとってなじみ深いものでしょう。トリビア満載の閑談には、きっと新たな発見があるはずです。
 
 
<平成二十八年度 大学卒業式>
 塾長式辞  清家 篤

 

 
<演説館>
 これからのウェブジャーナリズム 佐々木紀彦

 

 
<連載>
 福澤諭吉をめぐる人々 その13 池田成彬
齋藤秀彦
 義塾を訪れた外国人 第16回 ジョージ・スタイナー

宮利行

 新 慶應義塾豆百科 第15回 慶應稲荷社

 

 

 


 
<写真に見る戦後の義塾16>
 新旧の建物に見る信濃町キャンパス 武田純三

 

 
<演説館>
 これからのウェブジャーナリズム 佐々木紀彦

 

 
<平成二十九年度収支予算>
 収支予算から見た義塾財政 清水雅彦

 

 
<KEIO Report リーディング大学院五年間の軌跡>
 博士課程教育オールラウンド型リーディングプログラム
「超成熟社会発展のサイエンス」の一期生の修了にあたって
神成文彦
 博士課程教育リーディングプログラム・グローバル環境システム
リーダー(GESL):国際連携の三基軸と国際人材の育成
清木 康
 
<その他>
 丘の上 

澤 孝一郎、関口明子、信時 茂、村山永一郎

 塾員クロスロード

佐藤美晴、草野原也

 Researcher's Eye

若森直樹、大久保健晴、杉原由美

 書評

小泉信三エッセイ選1 善を行うに勇なれ
猪木武徳
『小泉信三エッセイ選2 私と福澤諭吉』
比企能樹

 執筆ノート

『震災後の日本で戦争を引きうける──吉本隆明『共同幻想論』を読み直す』 田中和生
『ルポ トランプ王国──もう一つのアメリカを行く』 金成隆一
『皇室がなくなる日──「生前退位」が突きつける皇位継承の危機』 笠原英彦

 社中交歓(翼)

小川光生、橋暁生、内田浩章、相場博明

 <追想>  
 情報リテラシー推進者、濱田先生を偲ぶ

山正也

 知の探究者、古川康一先生を偲んで

今井むつみ

 
 

前号紹介

三田評論2017年5月号表紙

 

寸描 2017年5月号について

小津の映画『晩春』に戦災後再建なった病院が陽に輝いて登場する。あれから六十余年、病院の玄関近くに、また院内随所に、この病院が研究施設を兼ねるものでもあることを来院者に訴えたステッカーが掲示されている。
当然の感を強くする。本号各論考にもこのような思想がみなぎっている。人の「いのち」と真っ正面から向き合う姿勢は、あるところでは妥協を許さない。あるところでは患者の心に寄り添う。医師は高度なテクニシャンでなければならないと同時に、彼らの行為がヒューマンな知的営為の一環であるとの自覚がつねに求められている所以である。北里以来の本塾医学部や病院が、一貫してこの王道を歩んできたことを、百年の重みとともに慶賀したい。筆者は病院と同じ四谷生まれ。「慶應病院」は、まさしくわが街の大事な「顔」なのである。「慶應病院」で診てもらうことが、優越感とともに語られる地縁も忘れていただきたくない。

飯田裕康

 

 

 
 
 

 

 
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