慶應義塾機関誌

 三田評論
  明治31年3月創刊(毎月1回1日発行)
   発行:慶應義塾 編集人:慶應義塾広報室長 編集・制作:慶應義塾大学出版会

慶應義塾の風景
三田評論表紙
2017年10月号表紙


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前号紹介  
 
 
 

2017年8-9月合併号のご案内

◆特集

キャンパスの景観

慶應のように長い時を刻んだキャンパスの景観は独特ものがあります。都心には貴重な大樹の緑が残り、100年を超える建築の隣に真新しい建物が並び立つ。教育・研究の場を確保する必然性と伝統を大切に受け継いでいきたいという思いが綯い交ぜになったのが現在の姿なのかもしれませんが、キャンパスは未来の学生のためにあることも事実です。時間と空間が交差する「キャンパスの景観」を考える特集です。

 
〈座談会〉
過去と未来をつなぐ大学キャンパス
 
仙田 満(環境デザイン研究所会長、東京工業大学名誉教授)
宮本文人(放送大学東京渋谷学習センター所長・特任教授、東京工業大学名誉教授)
石川 初(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科/環境情報学部教授)
都倉武之(慶應義塾大学福澤研究センター准教授)
繁森 隆(慶應義塾塾監局管財部長)
 
〈関連記事〉

建築を啓く──「慶應義塾の建築プロジェクト」
渡部葉子(慶應義塾大学アート・センター教授)

 

記憶の中の早稲田風景
藪野 健(画家、早稲田大学栄誉フェロ―・名誉教授、日本芸術院会員)

 
 
◆その他の企画
<話題の人
慶應の学食から総合フードサービス企業へ
   
田沼千秋さん

田沼千秋さん
(株式会社グリーンハウス代表取締役社長・塾員)

 

インタビュアー 大見山俊雄

   
大学で、また高校で塾生時代に「グリーン食堂」を利用していた人は多いと思います。慶應義塾の学食からスタートしたグリーンハウスは今や年商1300億円を超える総合フードサービス企業へと成長。とんかつ「さぼてん」を始めとしたレストラン事業だけでなく、ホテルやヘルスケア事業にも進出しています。草創期の先代社長の苦労話と合わせて“義塾発”の企業の成長物語を伺ってきました。
   
 
<三人閑談>
水上スキーのすゝめ

新貝正勝(前大分県中津市長)
金子光夫(元公益財団法人マリンスポーツ財団理事長・塾員)
鶴木三郎(慶應義塾体育会水上スキー部監督・塾員)


水上スキー≠ニいうスポーツをご存知でしょうか。慶應の水上スキー部は創部60年以上の歴史を誇り、昨年体育会に正式加入しました。また、福澤先生の故郷である中津の耶馬溪ダムは、いま水上スキーの一大拠点として盛り上がりをみせています。この夏、「水面を滑る」楽しさを体験してみてはいかがでしょうか。
 
 
<講演録>
福澤先生の訳した憲法──アメリカ合衆国という国のかたち
阿川尚之(慶應義塾大学名誉教授、同志社大学法学部特別客員教授)
 
<時の話題:これからのタクシー>
 大きな転換期にあるタクシー業界の課題と今後の進化 川鍋一朗
 無人タクシーによる創造と破壊 加藤真平
 タクシー規制の異質性 田邉勝巳
 
<ヒサクニヒコのマンガ何でも劇場〈特別編〉>
 

ヒサ クニヒコ

 

<KEIO Report>
 図書館旧館改修工事の進捗

渡辺浩史

 

<連載>
 福澤諭吉をめぐる人々 その16 鎌田栄吉
小山太輝
 写真に見る戦後の義塾19 神輿山上にのぼる

石黒敦子

 新 慶應義塾豆百科 第18回 三田キャンパスの樹勢調査と屋外整備
 

 


 
<新常任理事の横顔>
 青山藤詞郎君 伊藤公平
 大石 裕君 澤井 敦
 渡部直樹君 菊澤研宗
 竹内 勤君 北川雄光
 大森正仁君 岩谷十郎
 橋郁夫君 榊原研互
 國領二郎君 村井 純
 駒村圭吾君 フィリップ・オステン
 岩波敦子君 高山 緑
 鈴村直樹君 七字眞明

 

 
<その他>
 丘の上 

杜多道雄、廣田曄子、宗岡正二、吉見誠記

 塾員クロスロード

竹川郁子、森山誉恵

 Researcher's Eye

中川真知子、中山俊宏、清田耕造

 執筆ノート

『世界スタジアム物語──競技場の誕生と紡がれる記憶』( 後藤健生)

『仕事に役立つ専門紙・業界紙』(吉井 潤)

『パフォーマンスがわかる12の理論
──「クリエイティヴに生きるための心理学」入門!』( 鹿毛雅治 編)

 社中交歓(土星)

石多正男、末松 誠、今井澄子、青野真士

 <追想>  
 慶應ビジネス・スクールの生みの親
──片岡一郎先生を偲ぶ
池尾恭一
 ベトナム研究の創始者
川本邦衛先生を偲んで
嶋尾 稔
 
 

前号紹介

三田評論2017年8-9月合併号表紙

 

寸描 2017年8-9月合併号について

本号特集でも言及されているように、大学キャンパスは、それぞれ独特な景観を創っている。筆者が一九四九年に中等部生となって以来、三田キャンパスとその周辺景観とは、まるで自分の精神的風景の一部として今日に至っている。通学に山を上り下りして、大学生でもないのに三田山上の風景に飲み込まれながら過ごした。山からランプをおりるとき、大講堂のあった今の西校舎の辺りはまだがれきの山で、かの「ユニコーン」が横倒しになったままだった。まさにがれきの一つだった。いまひとつ印象的な光景は、体育会アイス・ホッケー部の部員が氷上ならぬ第一校舎裏の舗装通路上でシュート練習をしていたこと。三田は山に登ることで、周辺の市街から切り離される。筆者が在外研究のために滞在した西南ドイツのチュービンゲン大学は、完全に街と溶け合い大学にいることが街にいること。早稲田大学といえどもこれには及ぶべくもない。

飯田裕康

 

 

 
 
 

 

 
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