【「現代経済解説」シリーズのご紹介】
【「現代経済解説」シリーズのご紹介】
●日本の経済社会が抱える重要課題を取り上げ、その現状・根因を解き明かし、対応策を提言する硬派な解説書。
●著者は各界の第一線で活躍するエコノミスト、確かな理論と信頼度の高いエビデンスを基に執筆。
●大量の情報が流れ去る現代を<もう一歩深く>理解するため、最先端の理論と複雑な現象を分かりやすく嚙み砕いて説明。
シリーズラインナップ
2024年9月刊行 |
『十四億人の安寧――デジタル国家中国の社会保障戦略』 |
片山 ゆき 著 |
14億の民、2.8億の高齢者を抱える巨大国家は現在、経済・人口・財政面で三重苦に直面している。特に、国の安定を左右する社会保障をどう持続していくかが今後の重要な課題だ。インシュアテック、ヘルステックなど最新デジタル技術を擁する民間企業を巧みに巻き込みながら、大変貌を遂げつつある中国社会保障の知られざる側面を解説する渾身の力作! 目次・詳細はこちら |
2024年9月刊行 |
『現代日本の金融システム――パフォーマンス評価と展望』 |
内田 浩史 著 |
バブルとその崩壊から不良債権問題、世界金融危機など、アップダウンを繰り返しつつ、30年にわたる長期停滞からの脱出を模索してきたわが国の金融システム。その半世紀を顧みることで、システムの何が機能し、何が足りなかったのかを明らかにする渾身の一書!
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2024年4月刊行 |
『地域医療の経済学――医療の質・費用・ヘルスリテラシーの効果』 |
井伊 雅子 著 |
地域住民の安心感をどう高めるか。世界の最先端を走っているようで実は不備が目立つ日本の医療体制。人々が安心して暮らしていくためにはどんな情報やサービスが必要かを、地域医療の視点から丁寧に解説する。 目次・詳細はこちら |
2023年12月刊行 |
『円の実力――為替変動と日本企業の通貨戦略』 |
佐藤 清隆 著 |
2022年からの歴史的な円安進行によって、円の実質実効為替レートは1970年代前半と同等の水準にまで低下したといわれる。果たして円はどれほどパワーを失っているのか。最新の企業調査に基づく著者オリジナルの経済分析によって、今日のわが国と円の「真の姿」をわかりやすく説明する。 目次・詳細はこちら |
2023年10月刊行 |
『輸入ショックの経済学――インクルーシブな貿易に向けて』 |
遠藤 正寛 著 |
輸入は〈脅威〉になりうるか? 中国等からの輸入の影響はどれくらいあるのか。製造業の雇用や賃金へのインパクトを詳細なデータに基づき分析し「負」の影響を緩和する政策を検討する。第64回エコノミスト賞受賞作。 目次・詳細はこちら |
2023年4月刊行 |
『「新しい国民皆保険」構想――制度改革・人的投資による経済再生戦略』 |
田中 秀明 著 |
日本の社会保障、教育と人材育成、税制の問題を、データに基づき徹底解明し、解決のための具体策を模索する。さらに、制度改定プロセスを国際比較により他の先進諸国から学ぶ、総合的な一書。 目次・詳細はこちら |
2023年4月刊行 |
『少人数学級の経済学――エビデンスに基づく教育政策へのビジョン』 |
北條 雅一 著 |
未来を担う子どもたちを育む学校教育。経済学をベースに社会学・心理学・認知科学等からの知見を取り入れ、少人数学級がもたらす学力・非認知能力の向上、学校教員の過重労働の軽減、教員不足解消への採用方策、教員のウェルビーイング、政策のコスト・パフォーマンス分析などの論点を、エビデンスを重視して検証する。教育経済学の新地平。 目次・詳細はこちら |
2022年7月刊行 |
『成長の臨界――「飽和資本主義」はどこへ向かうのか』 |
河野 龍太郎 著 |
日本は「別の未来」を手にできるのか? 著名エコノミストが経済・金融の視点からのみならず、政治学・歴史学・心理学などの知見も交えて現況を怜悧に分析し、迫り来る次代のグローバル経済を展望する、読み応え十分の一書! 目次・詳細はこちら |
noteにて本書「序」の試し読みができます。 |
2021年7月刊行 |
『地域金融の経済学――人口減少下の地方活性化と銀行業の役割』 |
小倉 義明 著 |
多様化する金融サービスへの適合、激化する融資競争、金融機関同士の経営統合など、地域金融機関が直面する喫緊の課題を丁寧に解説・分析。 成長のためにリスクを取りつつ、地域の暮らしと産業を支えるインフラとして、社会とともに生き抜く方途を提言する。 目次・詳細はこちら |
「第62回 エコノミスト賞」受賞! |
2021年3月刊行 |
『「副業」の研究――多様性がもたらす影響と可能性』 |
川上 淳之 著 |
時代は「サイドビジネス」から「マルチキャリア」へ。ワーキングプア問題から本業へのスキルアップ効果、非金銭的動機による副業まで、最新の労働経済学と統計データを駆使して実態と変化の潮流を多面的に解き明かす。 「新しい働き方」を理解するための指針となる一冊。 目次・詳細はこちら |
「第44回 労働関係図書優秀賞」受賞! |
2020年10月刊行 |
『医療保険制度の再構築――失われつつある「社会保険としての機能」を取り戻す』 |
西沢 和彦 著 |
国民の暮らしと健康を守れる公的医療保険制度を、どの ように次世代へとつないでいくか。データとエビデンス を精査・駆使してこれからの医療保険財政と医療提供体 制のあり得べき姿を模索する意欲作。 目次・詳細はこちら |
2020年2月刊行 |
『日本のセーフティーネット格差――労働市場の変容と社会保険』 |
酒井 正 著 |
「雇用が不安定な者ほどセーフティーネットも脆弱」という逆説的現状をどう改善すべきか。 社会保険をめぐる素朴なギモンから、細部に宿る制度のアヤまで、確かな知識とデータに基づき解説。気鋭の研究者が今後の制度改革に向けた指針を提示し、各界の高い評価を得た力作。 目次・詳細はこちら |
「第42回 サントリー学芸賞(政治・経済部門)」受賞! 「第63回 日経・経済図書文化賞」受賞! 「第43回 労働関係図書優秀賞」受賞! |
2019年2月刊行 |
『日本の水産資源管理――漁業衰退の真因と復活への道を探る』 |
片野 歩 著、阪口 功 著 |
かつて漁業大国といわれた日本は、いまやその漁獲量が60年前と同水準にまで後退した。本書はわが国の水産業に必要なことは科学的根拠に基づく資源管理の推進と幅広い情報の開示だと考え、漁業法改正を契機に再び漁業が勢いを取り戻すための方策を提示する。 目次・詳細はこちら |
2018年6月刊行 |
『アジア都市の成長戦略――「国の経済発展」の概念を変えるダイナミズム』 |
後藤 康浩 著 |
経済発展は国の牽引ではなく、都市間競争によって創出される時代へ。そして、いまや世界の大都市圏トップ10中の8都市がアジアに。日本の中核都市が学ぶべきモデルはここにある。都市地経学(ジオ・アーバノミクス)の視点でアジアのこれからを捉えたユニークな都市経済論。 目次・詳細はこちら |
「第6回 岡倉天心記念賞(国際アジア共同体学会)」受賞! |
2017年9月刊行 |
『国民視点の医療改革――超高齢社会に向けた技術革新と制度』 |
翁 百合 著 |
医師・薬局など医療サービス提供者からの視点だけでなく、利用者=患者側の便益にも、より配慮した制度設計を、具体的な事例を紹介しながら検討。また、超高齢社会に向けて大転換を迫られる日本の医療を幅広いテーマから論じ、提言を行う。 目次・詳細はこちら |
2016年7月刊行 |
『金融政策の「誤解」――“壮大な実験”の成果と限界』 |
早川 英男 著 |
黒田東彦日銀総裁が遂行する「異次元緩和」政策は目標に至らないまま「マイナス金利」という奥の手を導入した。日本の金融政策は今後どこに向かうのか? 日銀きっての論客と言われた筆者が、満を持して持論を開陳、金融界の話題をさらった書。 目次・詳細はこちら |
「第57回エコノミスト賞」受賞! |
2016年5月刊行 |
『失業なき雇用流動化――成長への新たな労働市場改革』 |
山田 久 著 |
働き方を変えれば、日本が変わる! 働く人々が職場や会社を安心して自由に移動できるよう、新たな雇用スタイルの導入や就労・再就職支援システムの構築などを提言。 成長につながる「働き方改革」の具体策がここにある。 目次・詳細はこちら |