新着情報

 

「ティモシー・スナイダーが
私たちに投げたブイ」

『ブラックアース―― ホロコーストの歴史と警告』(ティモシー・スナイダー 著、池田 年穂 訳)


訳者 池田年穂 氏による特別寄稿「ティモシー・スナイダーが私たちに投げたブイ」や推薦文、ティモシー・スナイダーに聞く『ブラックアース』についての11の質問や書店フェアの様子を掲載しました。

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吉増剛造 自選エッセイ・コレクション
『GOZOノート』刊行記念フェア

自選エッセイ・コレクション『GOZOノート』(全3巻)
(吉増剛造 著)


『GOZOノート』各巻のテーマ(詩/旅/イメージ)に併せ、その世界観をより魅力的に拡げていくため、選書を厳選。そこに吉増氏の著作(=熱量)を加えることで、詩人の濃密な空間を演出しています。一人でも多くの方に、新しいコトバのかたち、新しい表現のかたちに触れてもらいたい――。各書店での短くも鮮烈なフェアを、どうぞお楽しみください。

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『擬制の論理』(松田 宏一郎 著)
「序」を公開

『擬制の論理 自由の不安――近代日本政治思想論』
(松田 宏一郎 著)


「擬制fiction」という思考の技術は、近代日本の政治思想の担い手たちに、自由、平等、あるいは自治を権利として主張し守る主体を理論的に構成する新たな途を開いた。日本における、擬制の論理の達成と隘路とをともに描き出す、待望の論文集。本書の「序」を抜粋して公開しました。

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カール・クラウスとは誰か?
連載 全4回

『カール・クラウスと危機のオーストリア――世紀末・世界大戦・ファシズム』(高橋 義彦 著)


オーストリア/ハプルブルク帝国の危機~ナチスの脅威に向き合い、それを乗り越えようとした孤高の言論人、カール・クラウスの思想と行動を読み解くとともに、彼と関わり深い人物や時代背景に迫る。

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「フランス・ユダヤの歴史」
著者特別連載

『フランス・ユダヤの歴史』上・下
(菅野 賢治 著)
 


追放、居住許可、移民、難民・・・絶えざる人の流れに彩られた「フランス・ユダヤ」の道程を語り下ろす、2000年の歴史絵巻、全2巻。著者による本書の世界観を伝える特別連載です。

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『迷走するイギリス』
序章―イギリスはどこに向かうのか

『迷走するイギリス―― EU離脱と欧州の危機』
(細谷 雄一 著)


【序章―イギリスはどこに向かうのか(抜粋)】「EUとの離別」二〇一六年六月二四日のダウニング・ストリートの首相官邸には、大勢の記者が集まっていた。首相官邸の扉が開いて、この建物の主であるデイヴィッド・キャメロン首相がサマンサ夫人と手をつないで記者たちの前に現れた・・・

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特別寄稿「スュランとは何者か」
 

『ジャン=ジョゼフ・スュラン --一七世紀フランス神秘主義の光芒』
(渡辺 優 著)


著者の渡辺優氏による特別寄稿「スュランとは何者か」を公開しました。 特別寄稿、著者からのメッセ―ジ、関連情報、関連書籍のご紹介など掲載しています。ぜひご覧ください。

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文学的人間の生存戦略
 

『意志薄弱の文学史――日本現代文学の起源』
(坂口 周 著)


どんなに硬派を気取っても、文学にたずさわる者は皆、ロマンチストです。ダメ人間です。ロマンチックな心は、断念から生まれます。広くは政治活動の挫折から、狭くは恋愛の失敗から、つまり無力感が人を文学的にするのです・・・

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「鼬の話」土方巽、鎌鼬美術館名誉館長 細江英公氏による序文

『鎌鼬――田代の土方巽』
(細江 英公 写真、鎌鼬美術館 編)


鼬というのは真っすぐに鶏のほうに走っていって、首、羽、足そういうものを?み切ってしまう。そんなところに意味もくそもなにもないわけです。その鼬のすさまじさ、あのすばやさ、そういうところに意味なんか探したって何の役にもたたないわけです・・・

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『ユリアヌスの信仰世界 万華鏡のなかの哲人皇帝』によせて

『ユリアヌスの信仰世界』
(中西恭子 著)


本書は、紀元後4世紀のローマ皇帝ユリアヌスの知的遍歴と信仰世界を論じたモノグラフである。「知の歴史」と宗教史を架橋しつつユリアヌスの思索を扱った日本人研究者初の試みでもある。  日本ではユリアヌスの事績とひととなりは主に史伝的創作を通して知られてきた・・・

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