吉増 剛造『GOZOノート』:言語のアヴァンギャルドをひた走る吉増剛造 自選エッセイ・コレクション

吉増 剛造『GOZOノート』

刊行記念フェア、特製函のお知らせ

各地で『GOZOノート』フェア開催中!  ※発売日は地域により若干異なります。

毎日新聞2016年8月14日で持田叙子さんが紹介してくださりました!「私たちの習慣や惰性に鮮やかに傷をつけ、美しい牙で噛みつくことば」。
■東京堂書店神田神保町店では『GOZOノート』(全3巻)の刊行を記念した大規模フェア「吉増剛造 生命ノ詩業 ――Eternal Echoes」を開催中です。
■『GOZOノート』(全3巻)刊行記念フェア  「生成するエコー ――光 音 別の声」を全国の書店で開催中です。

 

言語のアヴァンギャルドをひた走る吉増剛造 自選エッセイ・コレクション
『GOZOノート』(全3巻)刊行記念フェア 続々展開中!

言語のアヴァンギャルドをひた走る吉増剛造 自選エッセイ・コレクション
『GOZOノート』(全3巻)刊行記念フェア 続々展開中!

現代日本を代表する先鋭的な詩人、吉増剛造。
東京国立近代美術館で開催中の「声ノマ 全身詩人、吉増剛造展」に併せ、堂々開催する本の展覧会!
複雑で迷いのない、自由で新しい感覚を磨くために――。

 

この6月より全国の書店で、吉増剛造 自選エッセイ・コレクション『GOZOノート』の世界をお楽しみいただけるフェアを展開中です。

本フェアでは、『GOZOノート』各巻のテーマ(詩/旅/イメージ)に併せ、その世界観をより魅力的に拡げていくため、選書を厳選。そこに吉増氏の著作(=熱量)を加えることで、詩人の濃密な空間を演出しています。一人でも多くの方に、新しいコトバのかたち、新しい表現のかたちに触れてもらいたい――。各書店での短くも鮮烈なフェアを、どうぞお楽しみください。

また、フェア開催中の書店にて、『GOZOノート』を1~3巻同時購入いただけた方には、服部一成氏デザインによる特製函(スリーヴケース)をプレゼントします。ぜひ、この機会を逃さずにお買い求めください。

※フェアの実施期間は目安を記しております。また函等の在庫につきましては、各書店への事前確認をお願い申し上げます。

 

■フェアの世界観をご紹介します。

言語のアヴァンギャルドをひた走る吉増剛造。生み出された作品群は、ズレや軋みを常に内包しながらも、その歩みを止めることはない。音の蠢き、声の先見。

 

第1巻「コジキの思想」。

 本書に登場する、吉増剛造のポエジーの原点ともいえる本をピックアップ。今現在も、無限に広がり続ける吉増剛造ワールドへの甘美な招待。

○書籍詳細はこちら

 

第2巻「航海日誌」。

吉増剛造といえば「旅」。「未知の世界との出会い」をテーマに選んだ、数々の本。青春を走り抜くような色鮮やかな作品を、吉増剛造の旅と結び、開く。

○書籍詳細はこちら

 

第3巻「(わたしは映画だ)」。

同時代のアートとともに歩んできた吉増剛造。自らも写真や映像を撮りながら、あらゆる「イメージ」を詩想の源泉としてきた、思考の軌跡。

○書籍詳細はこちら

 

 

■テーマと開催地

 

 ○フェア「吉増剛造 生命ノ詩業 ――Eternal Echoes」 

  ・東京堂書店神田神保町店【終了】  【フェアの様子】

 

 ○フェア「吉増剛造ノ間」 

  ・東京堂書店神田神保町店  【フェアの様子】

 

 ○フェア「生成するエコー ――光 音 別の声」

  <6月上旬>

  ・ブックファースト新宿店【終了】

  <6月中旬>

  ・ジュンク堂書店池袋本店(8月15日まで) 【フェアの様子】
   ⇒吉増剛造(詩人) × 長野まゆみ(小説家)「旅する詩人と小説家」 7月12日開催!(満員御礼)
  ・青山ブックセンター六本木店  【フェアの様子】

  ・ちくさ正文館書店
  ・ブックデポ書楽
  ・丸善名古屋本店 【フェアの様子】

  ・らくだ書店本店

  <6月下旬>

   ・ジュンク堂書店新潟店  【フェアの様子】

  ・青山ブックセンター本店

  ・ACADEMIAくまざわ書店 橋本店

  <7月上旬>

  ・三省堂書店神保町本店 【フェアの様子】

  ・八重洲ブックセンター本店  【フェアの様子】

 

      

    

●ご近所にフェア開催書店がない場合には、こちらの慶應義塾大学出版会WEBサイトからも「『GOZOノート』全3巻&特製函(スリーヴケース)付き」をご購入いただけます。ご利用ください。

※特製函(スリーヴケース)のプレゼント対象につきましては、原則、フェア開催書店あるいは慶應義塾大学出版会WEBサイトで1~3巻を同時にご購入いただけた方のみとなります。ご了承ください。

 

 

(営業部)


  

 

『GOZOノート』(全3巻)同時購入者には服部一成氏デザインの特製函(スリーヴケース)をプレゼント。

『GOZOノート』(全3巻)同時購入者には装丁をデザインされた服部一成氏による特製函をプレゼント。

日本を代表する先鋭的な詩人として、国内外で高い評価を受けている吉増剛造(1939年~)。長らく絶版になっていた、吉増氏の名エッセイを集めた『GOZOノート』全三巻を刊行します。
『GOZOノート 1 コジキの思想』は、詩の本質について、あるいは芭蕉や萩原朔太郎や中原中也といった詩人について語った純度の高い詩論集。『2 航海日誌』では、北海道から沖縄、アメリカやブラジルやインドなど世界中を旅したヴィヴィッドな記憶/記録が語られます。そして『3(わたしは映画だ)』は、写真、映画、絵画、舞踏、マンガをめぐる自由な思考が全方位に拡がる魅力的な一冊です。
この吉増剛造の広大無辺な世界を、圧倒的な存在感をもつ造本で表現したのはデザイナーの服部一成氏です。「GOZOノート」のロゴが印象的な、ノスタルジックかつモダンなたたずまいとなっています。各巻、異なった材質を用い、最新詩を投げ込むなど、こだわりぬいた造本です。
今回、三巻ご購入の方に進呈するのは、ロゴを全面に入れた迫力の特製函(オリジナルスリーヴケース)です。このケースに三冊をそっと挿入すると、詩魂の炸裂するGOZOの世界が完成します。数に限りがあるため、お早めにお買い求めください。(担当編集者より)

■写真をクリックすると函の拡大画像をご覧いただけます。

  

 

吉増剛造『GOZOノート』(全3巻)のご紹介

『GOZOノート』(全3巻)同時購入者には装丁をデザインされた○○氏による特製函をプレゼント。

言語のアヴァンギャルドをひた走る吉増剛造  自選エッセイ・コレクション

東京国立近代美術館の〈吉増剛造展〉にあわせて記念出版
特別付録として、投げ込み詩付き
デザイン=服部一成

 

 

第1巻「コジキの思想」。

  怒涛の1960~80年代に、詩をめぐって書きつづられた、過激にして優美なベスト・エッセイ集!
  解説=平野啓一郎

  萩原朔太郎、中原中也、芭蕉、石川啄木、北村透谷、田中冬二、武満徹、吉岡実、鮎川信夫、岡田隆彦、大岡信などの詩論のほか、「なぜ詩を書くのか」「詩とは、世界とはいったいなんなのか」……詩人の激しい思想をあますところなく伝える、赤裸の言葉たち。
  単行本未収録のマボロシの作品も掲載

  ○詳細はこちら

 

第2巻「航海日誌」。

  北海道、東北、沖縄、世田谷、月島、アメリカ、ブラジル、フランス、アイルランド、インド……1960~80年代の混沌とした世界を、夢のようにかけまわった、旅の記録/記憶。
  〈GOZO〉とともに、日本を、世界を旅する一冊。
  解説:長野まゆみ 。

  ○詳細はこちら

 

第3巻「(わたしは映画だ)」。

  映画・写真・絵画・舞踏・マンガ、あらゆるイメージをめぐる思考の軌跡!
  対談=荒木経惟

  ベルイマン、ヘルツォーク、キューブリック、ゴダール、ブラッサイ、大島渚、加藤泰、寺山修二、土方巽、森山大道、若林奮、中西夏之――野蛮なヴィジョンが炸裂する……、GOZOノート第3巻、イメージ!

  ○詳細はこちら

 

  

書籍詳細

  第1巻 第2巻 第3巻
分野 芸術・文学
初版年月日 2016/06/15
本体価格 各3,500円(+税)
判型等 四六判/上製
320頁 304頁 304頁

  

 

東京国立近代美術館「声ノマ 全身詩人、吉増剛造展」(6月7日-8月7日)

「吉増を体験すれば、もっと自由になれる。」

 

本展は日本を代表する詩 本展は日本を代表する詩人、吉増剛造(1939-)の約50年におよぶ止まらぬ創作活動を美術館で 年におよぶ止まらぬ創作活動を美術館で紹介する意欲的な試みで 紹介する意欲的な試みです。ドローイング作品(生原稿)のほか、映像、写真、オブジェ、録音した自らの声など様々な作品や資料を一挙公開します。パフォーマンス、映画上映などイベントも多 など様々な作品や資料を一挙公開します。パフォーマンス、映画上映などイベントも多く開催する本展は く開催する本展は、「詩人」の枠を飛び越えた の枠を飛び越えた、吉増ならではの多様性あふれる形態で、聴覚・触覚 吉増ならではの多様性あふれる形態で、聴覚・触覚をも刺激する、体感する展覧会です。「言葉」の持つ力、豊かさを体験してください。(写真は《わたしたちはだれもが優れた楽器なのだ》 制作年不詳 (c)Gozo Yoshimasu)

 

○東京国立近代美術館「声ノマ 全身詩人、吉増剛造展」

○インタビュー:「全身詩人」とは何者か? 吉増剛造展を知るための入門ガイド(東京国立近代美術館)


  

 

著者 吉増剛造(YOSHIMASU Gozo)

1939年生まれ。詩人。慶應義塾大学文学部国文科卒業。
1964年に第一詩集『出発』(新芸術社)を刊行。以降、絶えず現代詩の最前線を切り拓く詩作品を発表するとともに、詩の朗読を伴うパフォーマンスを世界各地で行う。主な詩集に『黄金詩篇』(思潮社)、『熱風 a thousand steps』(中央公論社)、『オシリス、石ノ神』(思潮社)、『螺旋歌』(河出書房新社)、『花火の家の入口で』(青土社)、『表紙 omote-gami』(思潮社)、『怪物君』(みすず書房)など。他に、映像作品『キセキ―gozoCine 』(オシリス)、『詩学講義 無限のエコー』(慶應義塾大学出版会)、『我が詩的自伝』(講談社現代新書)がある。2015年日本芸術院賞・恩賜賞。(写真は、朗読パフォーマンスをする吉増剛造 Photo: Sayuri Okamoto)


  

 

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