言語のアヴァンギャルドをひた走る吉増剛造 自選エッセイ・コレクション第1巻 〈詩論〉
毎日新聞 2016年8月14日読書面(12面)に書評が掲載されました。評者はで持田叙子さんです! 「私たちの習慣や惰性に鮮やかに傷をつけ、美しい牙で噛みつくことば」。
文芸誌「群像」(GUNZO) 2016年9月号に書評を掲載いただきました。評者は諏訪哲史氏です。
現代詩手帖 2016年7月号、「特集 吉増剛造、未知の表現へ」に「詩のポイエーシス論を「建築論」三書として読む 『GOZOノート』(全三巻)」として前田富士男氏に書評いただきました。
(一瞬、オトタテテ) 「しろい一枚の皿」 ―― 田中冬二 アイヘイチューで終らない ―― 岡田隆彦 秋日帰郷 ―― 萩原朔太郎 朝日がゆがんでみえる 一語の魅力 内側から個を動かし規制するもの ―― 石川啄木『ローマ字日記』 王国ノート 大岡信への手紙 オートバイあるいは走る馬 ―― 吉岡実「孤独なオートバイ」 かがやく銀 巨人伝説 くろがねの秋の風鈴 コジキの思想 古武士のような名の ―― 武満徹 小息なき声を振り立つるが如く ―― 透谷ノート 三千行の「歩行」 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
吉増剛造(YOSHIMASU Gozo) 1939年生まれ。詩人。慶應義塾大学文学部国文科卒業。 1964年に第一詩集『出発』(新芸術社)を刊行。以降、絶えず現代詩の最前線を切り拓く詩作品を発表するとともに、詩の朗読を伴うパフォーマンスを世界各地で行う。主な詩集に『黄金詩篇』(思潮社)、『熱風 a thousand steps』(中央公論社)、『オシリス、石ノ神』(思潮社)、『螺旋歌』(河出書房新社)、『花火の家の入口で』(青土社)、『表紙 omote-gami』(思潮社)、『怪物君』(みすず書房)など。他に、映像作品『キセキ―gozoCiné 』(オシリス)、『詩学講義 無限のエコー』(慶應義塾大学出版会)、『我が詩的自伝』(講談社現代新書)がある。2015年日本芸術院賞・恩賜賞。
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