さあ、「お教室」のはじまりです――
▼詩人・吉増剛造が慶應義塾大学で教鞭をとった――。 その唯一無二の「詩学講義」がいまここであざやかによみがえる。
▼映像(Ciné)と色とりどりの授業譜を駆使しておこなわれた2009年度の「詩学講義」の完全書籍化。 中原中也、石川啄木、柳田國男、田村隆一、武満徹、ラフカディオ・ハーン、萬鐵五郎、深沢七郎、瀧口修造、エミリー・ディキンスン、ニーチェ、芭蕉、宮沢賢治、そして萩原朔太郎……。 詩人たちの「声」と「音楽」がこだまする、キセキの講義録。
「映像と詩のキセキ」 吉増剛造×佐々木敦 『詩学講義 無限のエコー』×『批評時空間』トークイベントを開催しました。★ 2013年2月27日(水) / 蔦屋書店1号館 1階 総合インフォメーションにて
当日の様子はコチラ
★『詩学講義 無限のエコー』刊行記念「吉増剛造さんトーク&サイン会」を東京堂書店にて開催しました。(2012.12.7)
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(一) 中原中也からはじめて
補習(一)Conférence à Strasbourg
(二) 石川啄木へ
(三) 柳田國男の声の方へ
(四) 裸の異語へ
補習(二)Exceptional Poet―Ryuichi Tamura
(五) 歌の足音の方へ
(六) 瀧口修造ノート、道路へ
(七) 耳なし芳一の方へ
(八) 一(ひと)ふき風の木(こ)の葉(は) ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
吉増 剛造(よします ごうぞう) 1939年東京生まれ。詩人。1963年慶應義塾大学文学部国文科卒業。在学中から「三田詩人」「ドラムカン」を中心に詩作を試みる。60年代末より詩の朗読を始め、世界各地で先鋭的なパフォーマンスをおこなう。近年は銅板オブジェや写真、映像作品も手掛ける。主な作品に『黄金詩篇』(1970年、高見順賞)、『オシリス、石ノ神』(1984年、現代詩花椿賞)。『螺旋歌』(1990年、詩歌文学館賞)、『「雪の島」あるいは「エミリーの幽霊」』(1998年、芸術選奨文部大臣賞受賞)、『表紙 omote-gami』(2009年、毎日芸術賞)、『キセキ gozoCiné』(2009年)など。
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