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「人文研探検―新京都学派の履歴書」(菊地 暁 著)
「人文研探検―新京都学派の履歴書」(菊地 暁 著) 第2回【1968年=新京都学派の「終焉」?―あるいは、新京都学派を「再領有」するために―】を掲載しました。

・・・1968年3月21日、京大文学部の大講義室は超満員の大盛況となった。桑原武夫(1904-88)の退官記念講演「人文科学における共同研究」を聴くために、である。「共同研究」を京大人文研の代名詞とした最大の功労者といえば間違いなく桑原だが、その彼が、この日、『ルソー研究』(1951)から『文学理論の研究』(1967)へと至る6つの主催共同研究の成果を披露、「サロン的」「お遊び」「耳学問」といった数々の批判を受け止めつつ・・・ (続きはコチラ)
 本の刊行情報や、特別寄稿などの情報をお届けします。
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「人文研探検―新京都学派の履歴書」(菊地 暁 著)
「人文研探検―新京都学派の履歴書」(菊地 暁 著) 第2回【1968年=新京都学派の「終焉」?―あるいは、新京都学派を「再領有」するために―】を掲載しました。
 菊地 暁 著
・・・1968年3月21日、京大文学部の大講義室は超満員の大盛況となった。桑原武夫(1904-88)の退官記念講演「人文科学における共同研究」を聴くために、である。「共同研究」を京大人文研の代名詞とした最大の功労者といえば間違いなく桑原だが、その彼が、この日、『ルソー研究』(1951)から『文学理論の研究』(1967)へと至る6つの主催共同研究の成果を披露、「サロン的」「お遊び」「耳学問」といった数々の批判を受け止めつつ・・・ (続きはコチラ)
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「わざ」の伝承を支える「ことば」に迫る。
誘う言葉、しむける言葉……『わざ言語――感覚の共有を通しての「学び」へ』「おわりに」公開中!
 生田久美子、北村勝朗編著
・・・さらに,大切なレースの直前や助産の場に,共に同じ目標を目指してそこにいることで,互いの思考,情緒,意識,雰囲気,価値観,そして感覚を共有することもあった。このように「わざ言語」は,多様な文脈の中で,多様な学びの様態となって現れ,多様な作用を生み出し,その中で,教え学ぶ両者に大きな変化をもたらす,実に学びの契機を大量に含んだ「学びの触媒」のようなものなのである・・・ (続きはコチラ)
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「シモーヌ・ヴェイユ――映像と芸術をめぐって」
青山ブックセンター六本木店で開催された、今村純子氏(思想史・芸術倫理学者) と 港 千尋氏(写真家・批評家) によるトークショーの映像を公開しました。
映像はこちら ◆特別寄稿◆「発光する希望の結晶体」 港 千尋 (写真家、批評家、多摩美術大学教授) シモーヌ・ヴェイユは20世紀が生みだした思想の奇跡である。暗い時代の底へ降りたひとりの女性が、その手でつかみだした稀有の言葉の数々はいまもわたしたちを刺激してやむところがない・・・ (続きはコチラ)
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「井筒俊彦入門」
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「井筒俊彦入門」
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「井筒俊彦入門」
当コーナーは、哲学者、言語学者、イスラーム学者として知られる「井筒俊彦」の入門ページです。毎週1回、若松英輔氏による多角的な視点から井筒俊彦に関するエッセイをお届けします。 第22回 青山学院中学時代、井筒俊彦は青山学院中等部に通った。入口には大きなジョン・ウェスレーの銅像がある。この学校はキリスト教プロテスタント・メソジスト派教育理念に基づく。朝の礼拝がある。いつもと変わらず教師による聖書朗読、祈祷と進んでいったが、その日に限って、「特別に偽善的な感じがした」。すると「何とも言えない不快感におそわれて、とうとう胸が悪くなって吐いて」しまう。 【続きを読む】
 『読むと書く ――井筒俊彦エッセイ集』 井筒俊彦 著、若松英輔 編
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「井筒俊彦入門」
当コーナーは、哲学者、言語学者、イスラーム学者として知られる「井筒俊彦」の入門ページです。毎週1回、若松英輔氏による多角的な視点から井筒俊彦に関するエッセイをお届けします。 第21回 神秘哲学1949(昭和24)年、光の書房から刊行された井筒俊彦2冊目の著作。慶應義塾大学にて戦前から行われていた講義「ギリシア神秘思想史」をもとに書き下ろされた。後年、著者自ら「思想的原点」と述懐したように、思想的種子となる問題群、鍵概念を含む井筒俊彦初期の代表作。 『井筒俊彦著作集』第一巻は『神秘哲学』である。刊行時期において、先んじたのは『アラビア思想史』(1941年)、『アラビア哲学』(1948年)である(この2冊はのちに『イスラーム思想史』として・・・ 【続きを読む】
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「井筒俊彦入門」
当コーナーは、哲学者、言語学者、イスラーム学者として知られる「井筒俊彦」の入門ページです。毎週1回、若松英輔氏による多角的な視点から井筒俊彦に関するエッセイをお届けします。 第20回 上田光雄書肆光の書房の経営者。雑誌「科学と哲学」を刊行。光の書房とは別に、「哲学道教団・神秘道附属哲学修道院 ロゴス自由大学」という事業体の代表でもあった。書籍の奥付によると、「光の書房」は、書籍の販売、「哲学修道院 ロゴス自由大学」は、出版の「企画と刊行」を担うと記されている。生年、没年、出身地など、出版活動以外の情報で上田光雄について分かっていることは、ほとんどない・・・ 【続きを読む】
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「井筒俊彦入門」
当コーナーは、哲学者、言語学者、イスラーム学者として知られる「井筒俊彦」の入門ページです。毎週1回、若松英輔氏による多角的な視点から井筒俊彦に関するエッセイをお届けします。 第19回 神秘主義と神秘道井筒俊彦の文章は決して難解ではない。論旨は明快である。私たちが踏み留まることを強いられるのは、文脈ではなく、彼独自の術語の前なのである。術語の表記が難しいのではない。コトバ、意識、文化、意味など彼が選ぶ表現もむしろ平易だといっていい。問題は意味の広がりと深さ、あるいは多層的次元に波及する力動性にある・・・ 【続きを読む】
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「井筒俊彦入門」
当コーナーは、哲学者、言語学者、イスラーム学者として知られる「井筒俊彦」の入門ページです。毎週1回、若松英輔氏による多角的な視点から井筒俊彦に関するエッセイをお届けします。 第18回 二人のタタール人井筒俊彦に、アラビア語の師は二人いる。一人はアブデュルレシト・イブラヒム、もう一人は、ムーサ・ビギエフ、ともにトルコ語を母国語とする韃靼(タタール)人だった。イブラヒムがはじめて来日したのは1909(明治42)年。このときは数か月の滞在に留まったが、1933(昭和8)年に再来日し・・・ 【続きを読む】
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「井筒俊彦入門」
当コーナーは、哲学者、言語学者、イスラーム学者として知られる「井筒俊彦」の入門ページです。毎週1回、若松英輔氏による多角的な視点から井筒俊彦に関するエッセイをお届けします。 第17回 詩について池田彌三郎は、銀座4丁目、和光の近くにあった天麩羅屋の老舗、「天金」の息子だった。彼は慶應義塾大学文学部に在籍中、店のPR誌という名目で文芸同人誌「ひと」を主宰していた。「親父は学歴も何もない天ぷら屋の親父だけれど」書棚には柳田國男、折口信夫の本が数多く並んでいたと池田彌三郎がいうように、父親も文学に理解があったのだろう。家業の宣伝というのは題目に過ぎない。・・・ 【続きを読む】
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「井筒俊彦入門」
当コーナーは、哲学者、言語学者、イスラーム学者として知られる「井筒俊彦」の入門ページです。毎週1回、若松英輔氏による多角的な視点から井筒俊彦に関するエッセイをお届けします。 第16回 『ロシア的人間』1953 年弘文堂から刊行。『アラビア思想史』『神秘哲学』につづく井筒俊彦第三の単著。「永遠のロシア」からはじまるロシア精神論4章と、プーシキンからチェホフまで10人の作家論からなる。本書は井筒俊彦の思想遍歴を考える分岐点としても重要な作品だが、原典を駆使したロシア文学論であり、作者の実存的経験に強く裏打ちされた・・・ 【続きを読む】
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「井筒俊彦入門」
当コーナーは、哲学者、言語学者、イスラーム学者として知られる「井筒俊彦」の入門ページです。毎週1回、若松英輔氏による多角的な視点から井筒俊彦に関するエッセイをお届けします。 第15回 「愛のロゴスとパトス」1957(昭和32)年に刊行された井筒俊彦訳(三辺文子との共訳)の思想書。原題はThe Mind and Heart of Love、1946(昭和21)年に出版された。原著者はマルティン・ダーシー。二十世紀イギリスを代表する思想家であり、公職においてはカトリック教会のなかで、最大規模の修道会のひとつイエズス会のイギリス管区長の重責にあった・・・ 【続きを読む】
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「井筒俊彦入門」
当コーナーは、哲学者、言語学者、イスラーム学者として知られる「井筒俊彦」の入門ページです。毎週1回、若松英輔氏による多角的な視点から井筒俊彦に関するエッセイをお届けします。 第14回 「吉満義彦」1904(明治37)年、鹿児島県徳之島生まれ。戦前を代表する哲学者の一人であり、日本における最初のキリスト教哲学者。今も彼を凌駕することは容易ではない。キリスト教に出会ったのは相次ぐ親族の死が切掛けだった。内村鑑三の門を叩き、のちに岩下壮一に出会いカトリックへの入信を決意する。岩下壮一の仲立ちがあってフランスへ留学、ジャック・マリタンに師事する・・・ 【続きを読む】
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「井筒俊彦入門」
当コーナーは、哲学者、言語学者、イスラーム学者として知られる「井筒俊彦」の入門ページです。毎週1回、若松英輔氏による多角的な視点から井筒俊彦に関するエッセイをお届けします。 第13回 「意識と本質」1983(昭和55)年に刊行された井筒俊彦の代表的著作である。それは英文著作を含めても変わらないと思われる。井筒俊彦の半生を貫く命題群の数々は、この一冊に凝縮されている。雑誌「思想」に断続的に8回、2年あまり連載された。上田閑照、新田義弘、河合隼雄、山内昌之のような哲学、心理学、歴史学の分野で独自の業績を残した人物だけではない・・・ 【続きを読む】
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「井筒俊彦入門」
当コーナーは、哲学者、言語学者、イスラーム学者として知られる「井筒俊彦」の入門ページです。毎週1回、若松英輔氏による多角的な視点から井筒俊彦に関するエッセイをお届けします。 第12回 越知保夫1911(明治44年)〜1961(昭和36)年。詩人、批評家。関西から越境して、暁星小学校に学んだとき、カトリックの洗礼をうけ、高校時代には吉満義彦の薫陶を受けた。学生時代、左翼運動に参加。投獄され、このころから宿痾となる結核に苦しむことになる。獄を出た後、吉田健一が発行人となり、中村光夫、山本健吉らが同人だった雑誌「批評」に詩を寄稿し、後年、関西を拠点とする同人誌「くろおぺす」に参加・・・ 【続きを読む】
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「井筒俊彦入門」
当コーナーは、哲学者、言語学者、イスラーム学者として知られる「井筒俊彦」の入門ページです。毎週1回、若松英輔氏による多角的な視点から井筒俊彦に関するエッセイをお届けします。 第11回 諸井慶徳1914(大正3)〜1961(昭和36)年。宗教学者、宗教哲学者。天理教神学の歴史は諸井慶徳の『天理教神学序章』『天理教教義学試論』に始まるといっていい。主著は博士論文『宗教神秘主義発生の研究――特にセム系超越神教を中心とする宗教学的考察』、と『宗教的主体性の論理』である。彼は井筒俊彦と同じく、30を超える言語に通じていた・・・ 【続きを読む】
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「井筒俊彦入門」
当コーナーは、哲学者、言語学者、イスラーム学者として知られる「井筒俊彦」の入門ページです。毎週1回、若松英輔氏による多角的な視点から井筒俊彦に関するエッセイをお届けします。 第10回 ギリシア哲学かつて、井筒俊彦は、「アラビア哲学とは回教諸民族が自己の思想活動より創り出せる一の新しい思想体系、新しい哲学思潮ではなくして、アラビア語の衣を被ったギリシア哲学そのものである」(『アラビア哲学』)といったことがある。彼のいう「ギリシア哲学」とは、通常の哲学史が教えるそれと、少なからず様相を異にし、ギリシア-ローマ時代では完結しない。起源は神話時代にさかのぼり、密儀宗教時代を経て、イオニアの自然哲学者、プラトン、アリストテレスを経て・・・ 【続きを読む】
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「井筒俊彦入門」
当コーナーは、哲学者、言語学者、イスラーム学者として知られる「井筒俊彦」の入門ページです。毎週1回、若松英輔氏による多角的な視点から井筒俊彦に関するエッセイをお届けします。 第9回 ルイ・マシニョン1883(明治25)年〜1962(昭和37)年。フランス、ヴァル=ド=マルヌに生まれる。イスラーム神秘主義、ことに神秘家アル・ハッラージュ研究の先駆的泰斗。若き日に父親の知人だった作家J・K・ユイスマンス、沙漠の修道士シャルル・ド・フーコーに出会い、強く影響を受けた。四巻の大著『アル・ハッラージュの受難――イスラームの神秘家と殉教』は近代イスラーム思想研究を代表する大著。直観と洞察の知見を実証的に論じる彼の研究態度は、井筒俊彦に大きな影響を与えた・・・ 【続きを読む】
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