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							 支援から共生への道
							  
								 発達障害の臨床から日常の連携へ
							
							 
							
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   お待たせしました! 『教育と医学』の連載開始直後から「本にしてほしい」という声が多数寄せられていた、大好評の田中康雄先生の連載「生きること・支え合うこと」の全24回をまとめた本ができました。連載中、「電車の中では田中先生の連載は読みません。なぜなら、涙が出てしまうから。家に帰ってじっくり読みます」という声が複数寄せられていました。通して読むと、田中先生の思い、そしてその深い思いやりが伝わってきます。
  いま注目の児童精神科医の支援論。 ▼筆者は、いま、日本の児童精神科医師として最も注目されている医師の一人。発達障害という診断をもつ子ども、そして保護者に、医師として何ができるのか。診療室から出て、教育、福祉のさまざまな人たちとの連携を探り、その過程で出会った人々とのエピソード……。新米医師時代から今に至る道程を赤裸々に綴る、心の軌跡。心温まる書。
 
 本書は、日本図書館協会選定図書です。
					
						
					  
					
					
					
						 
						
					
					 
					  
						
						 
						
						
							
								児童青年精神医学とその近接領域 54巻4号(2010年8月)「書評」欄(95頁)で紹介されました。 
							
						
							
								児童心理 2010年1月号「今月の本棚」欄(126頁)で紹介されました。 
							
						
							
								東京新聞 2009年12月13日「読書」欄(9面)で紹介されました。 
							
						
							
						
							
						 
						
						
						
					
					
					
						 
						    序(村田豊久)
      前口上
  1 治療する側から支援する側へ    精神科医になりたてのころ    支援についてのささやかな学び    支援と支援が重なるとき    学び合い、育ち合う
  2 誰のための連携なのか(1)    「ネットワークを作りなさい」という先輩の助言    つなぐための積極性・能動性    誰のための連携か、を考える
  3 誰のための連携なのか(2)     孤立から連携へ    スペシャリストとプロフェッショナル    地平 …… 
						
							
						
					
					
					
						  著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
						田中康雄(たなか やすお) 北海道大学大学院教育学研究院附属子ども発達臨床研究センター教授。 児童精神科医師。臨床心理士。日本発達障害ネットワーク(JDDネット)会長。 1958年栃木県生まれ。獨協医科大学医学部卒業。市立士別総合病院精神科神経科医長、 北海道立緑ヶ丘病院医長、 国立精神・神経センター精神保健研究所児童・思春期精神保健部児童期精神保健研究室長などを経て、 2004年北海道大学大学院教育学研究科教授、 2006年北海道大学大学院教育学研究科附属子ども発達臨床研究センター教授、 2008年より現職。 著書 『軽度発達障害――繋がりあって生きる』(金剛出版、2008年)、 『軽度発達障害のある子のライフサイクルに合わせた理解と対応』(学研、2006年)、 『発達障害とその周辺の問題』(共編著、中山書店、2008年)、 『ADHDの明日に向かって』(星和書店、2001年)ほか翻訳書など多数。 
					
					
					 
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