慶應義塾機関誌

明治31年3月創刊(毎月1回1日発行)
発行:慶應義塾 編集人:慶應義塾広報室長 編集・制作:慶應義塾大学出版会
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2018年6月号表紙 |
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毎月1回1日発行 |
税込価格:451円(本体 410円) |
定期購読:4,700円(税・送料込) |
在庫あり |
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◆特集 |
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ミュージアム(美術館・博物館)は気軽に利用していますか? 美術館で言えば、1970年代頃から急増し、市民生活の間にある「普通」の風景となっていきましたが、社会とミュージアムは果たして成熟したよい関係へと向かっているのでしょうか。2020年のオリンピックに合わせて文化プログラムというものも多数予定されるなか、ミュージアムの価値を問い直す特集です。 |
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〈座談会〉個性で輝く美術館 |
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住友文彦(アーツ前橋館長)
水沢 勉(神奈川県立近代美術館館長・塾員)
太下義之(三菱UFJリサーチ&コンサルティング芸術文化政策センター長・塾員)
渡部葉子(慶應義塾大学アート・センター教授・司会)
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〈関連記事〉 |
日本の美術館・博物館がめざす将来──欧米のミュージアムから学ぶこと
白原由起子(根津美術館特別学芸員、慶應義塾大学国際センター講師・塾員)
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OPAM、ヴィーナスの誕生
──「大分世界美術館」、日本のミュゼオロジーに向けて
新見 隆(大分県立美術館長、武蔵野美術大学芸術文化学科教授・塾員)
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慶應義塾維持会 |
母校を思う塾員と篤志家の皆様により、義塾の教育研究活動を財政支援する目的で設立された一世紀余の歴史を有する組織です。
会員の皆様にはご加入期間『三田評論』を贈呈いたします。 |
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慶應義塾が三田に移転したのは明治四(一八七一)年のことである。前年チフスにかかった福澤先生は、病後芝新銭座の土地が「何か臭い様に鼻に感じる」ようになり、また塾舎も狭隘になっていたことから、適当な土地を探したのであった。そして、島原藩の中屋敷を見出し、入手に至ったのである。…
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◆その他の企画 |
<話題の人> |
伝統企業でイノベーションを起こす |
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駒村純一さん
(森下仁丹株式会社代表取締役社長・塾員) |
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インタビュアー
鈴木敏久(十全化学株式会社取締役・塾員) |
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現在、ヘルスケア事業やカプセル事業で業績を大きく回復している森下仁丹。かつての「銀粒の仁丹」のイメージを脱するべく奮闘する駒村さんに、組織を改革するとはどういうことか、そこで求められる人づくり、そしてイノベーションへの熱い思いをうかがいました。 |
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<三人閑談> |
魅惑のキューバ |
小田敏文(キーボーディスト、作曲家、アレンジャー・塾員)
工藤多香子(慶應義塾大学経済学部准教授)
SHEILA(タレント、スポーツキャスター) |
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54年振りのアメリカ・キューバ国交回復を受け、日本からキューバを訪れる人も急増しているそうです。社会主義革命の国? 音楽の国? 青い海と豊かな自然の国? そこに暮らす人々の表情はどのようなものでしょう。キューバに精通した3人による楽しい閑談です。
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<連載> |
KEIO MONO MUSEUM74 |
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ナイチンゲール像 |
解説 山下香枝子 |
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大久保忠宗 |
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山内慶太 |
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<慶應義塾は戦争の歴史を語りうるか?
──「慶應義塾と戦争」アーカイブ・プロジェクトの試み> |
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都倉武之 |
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<その他> |
丘の上 |
鬢櫛一夫、矢部美智代、渡邉泰輔 |
塾員クロスロード |
落合邦子、武内太一 |
Researcher's Eye |
工藤敏隆、宮代康丈、添田英津子 |
執筆ノート |
『命の響
──左手のピアニスト、生きる勇気をくれる23の言葉』
舘野 泉
『死者の軍隊──連合赤軍の彼方に』
金井広秋
『多数決を疑う──社会的選択理論とは何か』
坂井豊貴
『死別の社会学』
有末 賢(共編)
『風はなぜ吹くのか、どこからやってくるのか』
杉本憲彦
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社中交歓(終戦の日) |
高橋よし子、芹澤 宏、田中稀一郎、大塚 忠
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<時は過ぎゆく> |
三昧場の思想、あるいは、詩が小説をつつむこと
──追悼・車谷長吉 |
前田富士男 |
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<ヒサクニヒコのマンガ何でも劇場〈特別編〉> |
鳥がいなかったら人類は猿のままだった? |
ヒサ クニヒコ |
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<KEIO Report> |
信濃町新病院棟建設プロジェクトの進捗について |
渡辺真純 |
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口永良部島ふるさと支援プロジェクトの活動
──大噴火を乗り越えて |
長谷部葉子 |
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<追想> |
塚田裕三先生を偲んで |
岡野栄之 |
寺尾誠君を偲ぶ |
大島通義 |
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