慶應義塾機関誌
明治31年3月創刊(毎月1回1日発行) 発行:慶應義塾 編集人:慶應義塾広報室長 編集・制作:慶應義塾大学出版会
No.1160 2012年10月号
KBS創立50年
1962年に創立された慶應義塾大学ビジネス・スクール(KBS)はその後大学院経営管理研究科へと発展を遂げ、ビジネス世界に有為な人材を供給し続けてきました。今号の特集ではその創立50年を記念し、アジアの間でビジネススクールの競争が激化するなか、これからの時代に向けて「ビジネススクールはグローバル人材をどのように育成するか」に焦点を当てて、未来志向のビジネススクール像を描いています。
KBSのグローバル・アライアンス 大林厚臣(慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授)
KBSの国際戦略 ―― 交換留学制度とダブル・ディグリー制度 太田康広(慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授) 井上哲浩(慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授)
アジアとビジネススクールの未来とKBS 小幡 績(慶應義塾大学大学院経営管理研究科准教授)
KBSで学んだこと 嶋民仁(株式会社ウインローダー代表取締役社長・塾員)
ネットワークハブとしてのKBS 高田朝子(法政大学経営大学院イノベーション・マネジメント研究科教授・塾員)
「メスを二年間捨てる勇気はあるか?」 「 英洙(メディファーム株式会社代表取締役社長・塾員)
KBSと出会って 矢澤伽那((株)フジワラテクノアート取締役・塾員)
KBS創立五十年と同窓会のあるべき姿 安部良一(東レバッテリーセパレータフィルム株式会社情報システム部部長代理・ 平成二十四年度KBS同窓会会長)
福澤先生が、最初に米国を訪れたのは、万延元(一八六○)年のことであった。この時は、正使新見豊前守正興ら一行はポーハタン号で太平洋を渡り、サンフランシスコから更にパナマ地峡を超えて東海岸に廻り、ワシントン、ニューヨーク等を訪れた。・・・
◆特集◆ 新しい日本の農業のかたち
◆特集◆ "文化と外交"を考える
塾員専用の読書クラブ「KEIO BOOK CLUB」が オープン! 読書に嬉しい特典を揃えましたので 慶應義塾大学卒業生は、ぜひご登録ください。 運営:慶應義塾大学出版会
奥澤武治(結城紬染織資料館「手緒里」館長・塾員) 坂本 勉(慶應義塾大学名誉教授) 本谷裕子(慶應義塾大学法学部准教授)
解説 都倉武之
槇 文彦
荻野 誠、冨田 章、山口昭男
大統領選挙後のエジプト 富田広士
川内由美子、工藤義信
平井俊行、森 さち子
『命のビザ、遙かなる旅路 ── 杉原千畝を陰で支えた日本人たち』 北出 明
『現代中国の政治 ── 「開発独裁」とそのゆくえ』 唐 亮
『ドクトルたちの奮闘記 ── ゲーテが導く日独医学交流』 石原あえか
渕田隆義、明里千章、桃井恒浩、田中康一
慶應義塾幼稚舎の体験した戦争の記録
慶應義塾幼稚舎の体験した戦争の記録。幼稚舎に残る史料を再構成して上下2巻にまとめる。
「善を行うに勇なれ」
塾長として戦時の慶應義塾を守り、戦後は文筆家として日本の幅広い層に影響与え、今上天皇の皇太子時代の御教育常時参与として世に知られる小泉信三。その生涯を、平易な文体で描いた待望の伝記。
元幼稚舎長にして 稀代の教育者 吉田小五郎が綴る 珠玉の随筆選
元慶應義塾幼稚舎長吉田小五郎の名随筆を新編集で3巻に収める。多くの教え子に慕われた教育者として、日本を代表するキリシタン史研究者として、「民藝運動」に関わった美術品蒐集家として、培った観察眼とその描写は、時代を超えて読む者を惹きつける。没後30年を期に刊行!
元慶應義塾長が紐解く 歴代塾長の足跡
世紀の転換期に慶應義塾長を務め、その後も文部科学省中央教育審議会の初代会長を務めるなど、教育行政に長年関わってきた鳥居泰彦氏による慶應義塾の歴史叙述!
「三田評論」連載の「慶應義塾 史跡めぐり」が、福澤先生の史跡をまとめて1冊の本になりました!
『福翁自伝』に沿いながら、中津・大阪・東京・ロンドン・パリなどの福澤先生ゆかりの地を辿り、彼が生きた時代の背景を知ることができる一冊。
あの、名講義・名講演が いまCDで甦る!
昭和33年〜40年の「福澤先生と近代日本」「福澤諭吉と北里柴三郎」「私の読書歴」「スポーツが与える三つの宝」の小泉信三の4つの講演を3巻組のCDに収録。その声を初めて聞く方にも最適な小泉信三入門。