慶應義塾機関誌

 三田評論
  明治31年3月創刊(毎月1回1日発行)
   発行:慶應義塾 編集人:慶應義塾広報室長 編集・制作:慶應義塾大学出版会

 
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2011年3月号
 

No.1143 2011年3月

  特集 日本社会のダイバーシティー
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毎月1回1日発行
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◆特集

日本社会のダイバーシティー

 

「ダイバーシティー(多様性)」という言葉が職場のなかで、また社会のなかで使われるようになってきました。ともすれば日本人男性の若・中年層が中心であった働く場を、女性・外国人・高齢者・障害のある方など、様々な人材を活用し活性化していこうという取り組みです。いま、日本社会におけるダイバーシティーへの取り組みはどのような状況で、何が課題なのか。多彩な顔ぶれの参加者による議論に注目です。

 

[座談会] 多様な人たちが活躍できる社会へ向けて
 
江上節子(武蔵大学社会学部メディア社会学科教授)
村木厚子(内閣府政策統括官(共生社会政策担当))
ロバート・エム・ベラーディ
    (株式会社東京スター銀行取締役兼代表執行役頭取・最高経営責任者)
藤重貞慶(ライオン株式会社代表取締役社長・塾員)
樋口美雄(慶應義塾大学商学部長、商学部教授)

[関連記事]

 男女が共に働くということ――「働き方改革」を推進するために
      武石恵美子(法政大学キャリアデザイン学部教授)

 

 ダイバーシティーが重要となる時代の女性のキャリア
      牛尾奈緒美(明治大学情報コミュニケーション学部教授・塾員)

 

 高齢者の本格雇用をめざすには
      阿部正浩(獨協大学経済学部教授・塾員)

 

◆講演録
 
 福澤諭吉の提言
寺崎 修
 

 
 慶應義塾維持会
母校を思う塾員と篤志家の皆様により、義塾の教育研究活動を財政支援する目的で設立された一世紀余の歴史を有する組織です。
会員の皆様にはご加入期間『三田評論』を贈呈いたします。
→詳細はこちら
 
慶應義塾史跡めぐり
 

犬養毅(木堂)

 木堂(ぼくどう)は、安政二(一八五五)年備中国庭瀬村字川入(現岡山市北区川入一〇二の一)で代々大庄屋や郡奉行を務めていた犬養家に生まれる。
 現在この地には、昭和五十一年に犬養家から岡山県に寄贈され、解体復元修理が行われた犬養の生家があり、用水路を隔てた隣地に平成五年十月に開館した犬養木堂記念館がある……

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 次号予告
2011年3月号 No.1144

◆特集◆
海外留学は、いま

 
 前号紹介
三田評論2月号 No.1142

◆特集◆
最低所得保障を考える

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KEIO BOOK CLUB

塾員専用の読書クラブ「KEIO BOOK CLUB」
オープン! 読書に嬉しい特典を揃えましたので
慶應義塾大学卒業生は、ぜひご登録ください。
運営:慶應義塾大学出版会

◆その他の企画
<三人閑談>
チェスを楽しむ
  羽生善治(日本将棋連盟棋士)
  権田源太郎(権田金属工業(株)代表取締役社長・塾員)
  小澤太郎(慶應義塾大学総合政策学部教授)

 チェスと将棋はともにインド発祥の「チャトランガ」というゲームから派生したと言われているとのこと。西洋、東洋にそれぞれ分かれて発展した二つのゲームの類似点と相違点、コンピュータと人間の思考方法の違いなど、将棋界の第一人者でチェスでも強豪の羽生善治さんと元チェス全日本チャンピオンの権田源太郎さんをお招きし、楽しく語り合います。
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<巻頭随筆 丘の上>
 朝吹亮二、岸井成格、田中真一、中川ヨウ
 

<連載>
 KEIO MONO MUSEUM25
 ニューアイルランド島の木製ウリ像(解説 山口 徹)
  
 現代に生きる福澤諭吉のことば その55
大久保忠宗
加藤三明
 

<その他>
 演説館
望月要子
 塾員クロスロード
西川勝人、石毛貴子
 Researcher's Eye

大平浩二、大谷壽一、三義英一

 執筆ノート

『過激派で読む世界地図』
宮田 律

『書誌学のすすめ――中国の愛書文化に学ぶ』
高橋 智

 社中交歓(砂糖)

長場 紘、高村善雄、重田みち、平野 隆

<追想>
 恩師佐藤豪先生を偲んで

川口 修

 

 
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読者の皆様へご案内します。

慶應義塾幼稚舎の体験した戦争の記録


慶應義塾幼稚舎疎開学園の記録 上
慶應義塾幼稚舎疎開学園の記録 上
慶應義塾幼稚舎「疎開学園の記録」編集委員会 編

慶應義塾幼稚舎の体験した戦争の記録。幼稚舎に残る史料を再構成して上下2巻にまとめる。

 

「善を行うに勇なれ」


回想 慶應義塾 鳥居 泰彦 著
伝記 小泉信三
神吉 創二 著

塾長として戦時の慶應義塾を守り、戦後は文筆家として日本の幅広い層に影響与え、今上天皇の皇太子時代の御教育常時参与として世に知られる小泉信三。その生涯を、平易な文体で描いた待望の伝記。

詳細はこちら
 

元幼稚舎長にして
稀代の教育者
吉田小五郎が綴る
珠玉の随筆選


回想 慶應義塾 鳥居 泰彦 著
吉田小五郎随筆選
(全3巻+別冊)
吉田 小五郎 著

 元慶應義塾幼稚舎長吉田小五郎の名随筆を新編集で3巻に収める。多くの教え子に慕われた教育者として、日本を代表するキリシタン史研究者として、「民藝運動」に関わった美術品蒐集家として、培った観察眼とその描写は、時代を超えて読む者を惹きつける。没後30年を期に刊行!

詳細はこちら
 

元慶應義塾長が紐解く
歴代塾長の足跡


回想 慶應義塾 鳥居 泰彦 著
回想 慶應義塾
鳥居 泰彦 著

世紀の転換期に慶應義塾長を務め、その後も文部科学省中央教育審議会の初代会長を務めるなど、教育行政に長年関わってきた鳥居泰彦氏による慶應義塾の歴史叙述!

詳細はこちら
 

「三田評論」連載の「慶應義塾 史跡めぐり」が、
福澤先生の史跡をまとめて1冊の本になりました!

 

福澤諭吉 歴史散歩 加藤 三明 著 山内 慶太 著 大澤 輝嘉 著
福澤諭吉 歴史散歩
加藤三明 著
山内慶太 著
大澤輝嘉 著

『福翁自伝』に沿いながら、中津・大阪・東京・ロンドン・パリなどの福澤先生ゆかりの地を辿り、彼が生きた時代の背景を知ることができる一冊。

詳細はこちら
 

あの、名講義・名講演が
いまCDで甦る!


小泉信三「福澤諭吉を語る」 小泉 信三 講演
小泉信三「福澤諭吉を語る」
小泉 信三 講演より

昭和33年〜40年の「福澤先生と近代日本」「福澤諭吉と北里柴三郎」「私の読書歴」「スポーツが与える三つの宝」の小泉信三の4つの講演を3巻組のCDに収録。その声を初めて聞く方にも最適な小泉信三入門。

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CDシリーズ 慶應義塾の名講義・名講演として、西脇順三郎「最終講義」も発売中です。
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