慶應義塾機関誌

明治31年3月創刊(毎月1回1日発行)
発行:慶應義塾 編集人:慶應義塾広報室長 編集・制作:慶應義塾大学出版会
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2018年6月号表紙 |
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毎月1回1日発行 |
税込価格:451円(本体 410円) |
定期購読:4,700円(税・送料込) |
在庫あり |
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◆特集 |
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ビッグデータ、オープンデータの時代になり、「統計」に対するイメージが大きく変わろうとしています。膨大に取得できるようになったデータをどのように取扱い、分析して問題解決に結びつけるのか。今、あらゆる場で、この「データサイエンス」の力が求められ、学校教育や社会のなかで、いかに身に付けていくかが大きな課題となってきています。新しい統計の力とは何か。実学としての統計学の必要性をあらためて考える特集です。
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〈座談会〉データサイエンス時代の統計教育 |
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須江雅彦(総務省統計研修所所長兼大臣官房統計情報戦略推進官)
丸山優二(NHK制作局科学・環境番組ディレクター)
椿 広計(情報・システム研究機構 統計数理研究所副所長・特選塾員)
村井 純(慶應義塾大学環境情報学部長、同学部教授)
渡辺美智子(慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科教授(司会))
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〈関連記事〉 |
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新聞と統計リテラシー──数字の伝え方と受け取り方
福田昌史(読売新聞東京本社世論調査部)
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米国小学校の問題解決型の統計科学的思考力育成
南 美穂子(慶應義塾大学理工学部数理科学科教授)
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福澤諭吉と統計学──実学の文法
馬場国博(慶應義塾湘南藤沢中・高等部教諭、福澤研究センター所員)
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慶應義塾維持会 |
母校を思う塾員と篤志家の皆様により、義塾の教育研究活動を財政支援する目的で設立された一世紀余の歴史を有する組織です。
会員の皆様にはご加入期間『三田評論』を贈呈いたします。 |
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上信越道佐久インターチェンジから岩村田に向かい、県道四十四号線を走ること十五分で佐久市志賀の集落に至る。志賀には「神津」姓を名乗る家が多いが、藤原北家の後裔で南北朝時代に伊豆神津島よりこの地に移住したと伝えられる。…
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◆その他の企画 |
<話題の人> |
チーム力で取り組む「もっと良いクルマづくり」 |
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鈴木敏夫さん
(トヨタ自動車 製品企画本部 主査・塾員) |
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インタビュアー
大山かおる(元NHKキャスター、潟Pイツー社長・塾員) |
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話題のコンパクトカー「パッソ」の開発責任者である鈴木さんは、これまでも「女性に向けたクルマづくり」を手掛けてきました。技術や部品だけではなく、人をまとめる役割でもある主査=チーフエンジニアという仕事。その根底には、塾で培った「チーム力」がありました。
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<三人閑談> |
古墳探訪のすゝめ |
矢澤高太郎(古代史ジャーナリスト・塾員)
下島綾美(お菓子作り考古学者・塾員)
草野 厚(慶應義塾大学名誉教授) |
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近年、若い女性を中心に「古墳」への関心が高まっています。その独特の美しい姿形はもちろん、古代にこのような巨大な建造物をどのように造ったのか、なぜ全国に同じ形のものが多数あるのかなど、古墳をめぐるさまざまな謎も私たちを引きつけてやみません。古代へのロマンをかき立てられる閑談です。
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<連載> |
KEIO MONO MUSEUM65 |
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星亨遺品・旧蔵書 |
解説 小川原正道 |
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大久保忠宗 |
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加藤三明 |
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<演説館> |
休眠預金の社会的活用──「社会的投資市場」形成に向けて |
鵜尾雅隆 |
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<その他> |
「実学(サイエンス)」によって地球社会の持続可能性を高める
清家 篤(慶應義塾長) |
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メディアの公共性と越境性──RIPE二〇一四東京大会報告 |
山本信人(慶應義塾大学法学部教授、メディア・コミュニケーション研究所長) |
丘の上 |
小沼通二、高際伊都子、西村 亨、橋本大二郎 |
塾員クロスロード |
杉吉勇輝、鶴木由美子 |
Researcher's Eye |
安形麻理、中嶋 敦、本田賢也
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執筆ノート |
『犬も歩けば物理にあたる──解き明かされる日常の疑問』
下村 裕(訳)
『未承認国家と覇権なき世界』
廣瀬陽子
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社中交歓
(蠍 ) |
森川オサム、土田里香、長野慶太、山本英史
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