慶應義塾機関誌
明治31年3月創刊(毎月1回1日発行)
発行:慶應義塾 編集人:慶應義塾広報室長 編集・制作:慶應義塾大学出版会
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2018年6月号表紙 |
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毎月1回1日発行 |
税込価格:451円(本体 410円) |
定期購読:4,700円(税・送料込) |
在庫あり |
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◆特集 |
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若年層の購読者数激減、デジタルメディアの隆盛などにより、膨大な発行部数を誇っていた日本の「新聞」も危機が囁かれています。「新聞」が生き残る道はどこにあるか? ジャーナリズムの今後はどのようになるのか? 民主主義を支える重要な基本インフラとして発達してきた新聞のいまを考えることは、そのままジャーナリズムのこれからを考えることです。白熱した座談会と関連の記事で、新聞の現在、そして未来に迫ります。 |
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〈座談会〉新聞の危機とジャーナリズムの可能性 |
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尾 泉(日本新聞協会新聞教育文化部長兼企画開発部長兼企画開発担当主管・塾員)
青木 理(ジャーナリスト・塾員)
石川智也(朝日新聞東京本社報道局社会部記者・塾員)
堀 茂樹(慶應義塾大学総合政策学部教授)
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〈関連記事〉 |
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地方紙の現在とこれから
中村賢二(信濃毎日新聞社総務局総務部長・塾員)
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甦れ、『時事新報』の精神
手嶋龍一(慶應義塾大学大学院SDM研究科教授、外交ジャーナリスト・作家)
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慶應義塾維持会 |
母校を思う塾員と篤志家の皆様により、義塾の教育研究活動を財政支援する目的で設立された一世紀余の歴史を有する組織です。
会員の皆様にはご加入期間『三田評論』を贈呈いたします。 |
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第90回
平和来
──卒業二十五年塾員招待事始 |
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山内慶太 |
慶應義塾横浜初等部長・大学看護医療学部教授 |
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三田山上の、塾監局前の植え込みの広場に、「平和来」と名付けられた青年像の彫刻が立っている。春には、青年像に重なる桜の枝々を透かして図書館が見える様が、殊の外美しい。また、冬には、葉を落とした木々の間にすっと屹立する青年像は、寒さも相まって、緊張感のある表情を示す。第二次世界大戦の際に出征して行った塾生達は、この脇の坂を下り、幻の門を出て、戦地に向かったのであった。…
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◆その他の企画 |
<話題の人> |
経営者と指揮者の二刀流を目指して |
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森田宏樹さん
(株式会社オプティマ代表取締役社長・塾員) |
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インタビュアー
斎藤慶典(慶應義塾大学文学部教授) |
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昨秋、ルーマニアで開催された「第2回 Black Sea Conducting Competition」で見事2位入賞を果たされた森田さん。システム開発企業の社長を務めるかたわら、オーケストラの指揮者という夢に向かって日々奮闘されています。決して順風満帆ではなかったその歩みから、小さい頃から常に身近な存在だった音楽への想い、そして「組織を率いる」とはどんなことか、力強く語っていただきました。
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<三人閑談> |
アイビーから始まった |
くろすとしゆき(服飾評論家・塾員)
清水啓司(チキュウグリーティングス株式会社代表取締役社長・塾員)
ホルヘ・アルマザン(慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科専任講師)
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日本のファッション誌に「アイビースタイル」が紹介されて今年で60年。若者向けの服がまだ存在しない時代に突如として登場したこのスタイルは、今日まで多大な影響を与え続けています。これまで日本のメンズファッションは海外のモードをどのように受容し、変化してきたのか。そして、その独自の発展を遂げてきたファッションを、海外から見てみると……? 改めて、「男のオシャレ」についてじっくり考えてみました。
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<連載> |
KEIO MONO MUSEUM60 |
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第一回バスケットボール全日本学生選手権 名古屋市長楯 |
解説 大谷俊郎 |
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大久保忠宗 |
慶應義塾史跡めぐり 第90回 |
山内慶太 |
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<演説館> |
ウクライナ危機と新政権の課題 |
藤森信吉 |
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<その他> |
丘の上 |
石丸重尚、片山 洋、黒川恒男、野村龍太 |
塾員クロスロード |
広瀬容子、小林雄介 |
Researcher's Eye |
細矢祐誉、杉田貴洋
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KEIO Report |
増え続ける蔵書に大学図書館はどう向き合うか
──KEIO大学図書館国際フォーラム報告
関 秀行
大学院健康マネジメント研究科
桜井祐二助産学研究奨励金」について
近藤好枝
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執筆ノート |
『根来寺を解く──密教文化伝承の実像』
中川委紀子
『庭園のコスモロジー──描かれたイメージと記憶』
小林ョ子
『ヤンキー経済──消費の主役・新保守層の正体』
原田曜平
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社中交歓(ゴム)
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麻生 俊、小川晃弘、黒田雄三、武井美和
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慶應義塾第三十四期卒業生評議員選挙公告
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