慶應義塾機関誌

 三田評論
  明治31年3月創刊(毎月1回1日発行)
   発行:慶應義塾 編集人:慶應義塾広報室長 編集・制作:慶應義塾大学出版会

 
今月の表紙
2018年6月号表紙
space今月の特集spaceKEIO PHOTO REPORTspace立ち読みspace三田評論とはspace次号予告space前号紹介spaceバックナンバーspace講読方法space
バックナンバーのご紹介
2012年3月号
 

No.1154 2012年3月

  特集
3・11後の技術者倫理
2012年3月号の目次を見る
 
毎月1回1日発行
税込価格:451円(本体 410円)
定期購読:4,700円(税・送料込)
在庫あり
在庫について
配送料について
定期購読のお申し込み
 
ご注文方法はこちら
    
 
◆特集

3・11後の技術者倫理

 
〈座談会〉技術を支える倫理観を育てるために
大輪武司(金沢工業大学客員教授、元東芝首席技監)
高嶋哲夫(小説家、東京工業大学非常勤講師)
大場恭子(金沢工業大学科学技術応用倫理研究所研究員)
梅津光弘(慶應義塾大学商学部准教授)
前野隆司(慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科委員長)
 

「3・11」から一年――日本を襲った震災、とりわけ原発事故災害は、われわれの社会に様々な問いを投げかけています。巨大エネルギーシステムを動かしてきた技術にはどのような倫理的な視点/議論が欠けていたのか。原発についての国民的な議論が必要とされるなか、技術者だけではなく国民一人ひとりのなかに、技術を使うための倫理観を育てる必要性を問う特集です。

 
〈関連記事〉
「技術者倫理教育における哲学の役割」
瀬口昌久(名古屋工業大学大学院工学研究科教授)
 

 
 慶應義塾維持会
母校を思う塾員と篤志家の皆様により、義塾の教育研究活動を財政支援する目的で設立された一世紀余の歴史を有する組織です。
会員の皆様にはご加入期間『三田評論』を贈呈いたします。
→詳細はこちら
 
慶應義塾史跡めぐり
 

福澤先生は、蘭学修業のため安政元(一八五四)年二月、数え十九歳の時から長崎に留学していた。先生は、やはり長崎に蘭学の勉強に来ていた中津藩家老の息子奥平壱岐の世話になっていたが、先生の蘭学の上達があまりにも早いため、壱岐の妬みを受け、壱岐の奸計によって先生は中津に帰ることになってしまった・・・

続きを読む
 
 次号予告
2012年3月号 No.1155

◆特集◆
いま読み直す『学問のすゝめ』

 
 前号紹介
2012年2月号 No.1153

◆特集◆
中国とどう向き合うか

前号表紙
 
バックナンバー
 
KEIO BOOK CLUB

塾員専用の読書クラブ「KEIO BOOK CLUB」
オープン! 読書に嬉しい特典を揃えましたので
慶應義塾大学卒業生は、ぜひご登録ください。
運営:慶應義塾大学出版会

巻頭随筆 丘の上――震災から一年
 

「大震災と慶應義塾の貢献」(佐藤久一郎)
「原発対処に誓った独立自尊」(長島昭久)
「社中の年中行事」(服部禮次郎)
「聞き書き」(吉増剛造)

 
 

講演録

福澤諭吉における国法と道徳

 
猪木武徳
 
 

◆その他の企画
<話題の人
パリ・コレ進出30年の軌跡
   
堀井哲也さん  山本耀司さん
 (ファッションデザイナー・塾員)
 
 インタビュアー
 熊倉敬聡(慶應義塾大学理工学部教授)
   
 世界に衝撃を与えたパリ・コレクションでのデビューから30年を迎え、昨年フランス芸術文化勲章の最高位コマンドールを受章されたデザイナー・山本耀司さん。今なお最前線で活躍する巨匠を突き動かしているものは何なのか。これまでの「反逆」のキャリアを振り返るとともに、これからをどう生きるか、震災後の日本への思いなど、率直な言葉で語って下さいました。
   
   
<三人閑談>
躍動する理系女子(リケジョ)たち

井上裕美(日本アイ・ビー・エム(株)・塾員)
岩崎由香(慶應義塾大学医学部分子生物学教室特任助教・塾員)
松尾亜紀子(慶應義塾大学理工学部教授)


最近、企業や研究機関でも理工系出身の女性=「理系女子(リケジョ)」への注目が高まり、大学も女子学生向けの獲得に躍起です。実際、理系女子たちはどのような日常を過ごしているのでしょうか。クラスの男子との関係は? 卒業後のキャリアは? ――なかなか聞けない「本音トーク」を、慶應義塾の誇る理系女子3人が繰り広げます。
 
<連載>
 KEIO MONO MUSEUM36  
  大ホールの銘板

解説 都倉武之

 現代に生きる福澤諭吉のことば その66
大久保忠宗
加藤三明
 

<その他>
 丘の上

佐藤久一郎、長島昭久、服部禮次郎、吉増剛造

 演説館

石橋 徹

 塾員クロスロード

田村明弘、齋藤貴臣

 Researcher's Eye

溝口哲郎、神崎 晶、飯盛義徳

 執筆ノート

『江戸の縁起物――浅草仲見世 助六物語』
木村吉隆

『福澤諭吉と女性』
西澤直子

『皇軍兵士とインドネシア独立戦争――ある残留日本人の生涯』
林 英一

 社中交歓(マスク)

吉村昭彦、堀内康雄、牛島利明、原田曜平

   
   
 
 

 
TOPへ戻る
 
     
     
   
読者の皆様へご案内します。

慶應義塾幼稚舎の体験した戦争の記録


慶應義塾幼稚舎疎開学園の記録 上
慶應義塾幼稚舎疎開学園の記録 上
慶應義塾幼稚舎「疎開学園の記録」編集委員会 編

慶應義塾幼稚舎の体験した戦争の記録。幼稚舎に残る史料を再構成して上下2巻にまとめる。

 

「善を行うに勇なれ」


回想 慶應義塾 鳥居 泰彦 著
伝記 小泉信三
神吉 創二 著

塾長として戦時の慶應義塾を守り、戦後は文筆家として日本の幅広い層に影響与え、今上天皇の皇太子時代の御教育常時参与として世に知られる小泉信三。その生涯を、平易な文体で描いた待望の伝記。

詳細はこちら
 

元幼稚舎長にして
稀代の教育者
吉田小五郎が綴る
珠玉の随筆選


回想 慶應義塾 鳥居 泰彦 著
吉田小五郎随筆選
(全3巻+別冊)
吉田 小五郎 著

 元慶應義塾幼稚舎長吉田小五郎の名随筆を新編集で3巻に収める。多くの教え子に慕われた教育者として、日本を代表するキリシタン史研究者として、「民藝運動」に関わった美術品蒐集家として、培った観察眼とその描写は、時代を超えて読む者を惹きつける。没後30年を期に刊行!

詳細はこちら
 

元慶應義塾長が紐解く
歴代塾長の足跡


回想 慶應義塾 鳥居 泰彦 著
回想 慶應義塾
鳥居 泰彦 著

世紀の転換期に慶應義塾長を務め、その後も文部科学省中央教育審議会の初代会長を務めるなど、教育行政に長年関わってきた鳥居泰彦氏による慶應義塾の歴史叙述!

詳細はこちら
 

「三田評論」連載の「慶應義塾 史跡めぐり」が、
福澤先生の史跡をまとめて1冊の本になりました!

 

福澤諭吉 歴史散歩 加藤 三明 著 山内 慶太 著 大澤 輝嘉 著
福澤諭吉 歴史散歩
加藤三明 著
山内慶太 著
大澤輝嘉 著

『福翁自伝』に沿いながら、中津・大阪・東京・ロンドン・パリなどの福澤先生ゆかりの地を辿り、彼が生きた時代の背景を知ることができる一冊。

詳細はこちら
 

あの、名講義・名講演が
いまCDで甦る!


小泉信三「福澤諭吉を語る」 小泉 信三 講演
小泉信三「福澤諭吉を語る」
小泉 信三 講演より

昭和33年〜40年の「福澤先生と近代日本」「福澤諭吉と北里柴三郎」「私の読書歴」「スポーツが与える三つの宝」の小泉信三の4つの講演を3巻組のCDに収録。その声を初めて聞く方にも最適な小泉信三入門。

詳細はこちら
 
CDシリーズ 慶應義塾の名講義・名講演として、西脇順三郎「最終講義」も発売中です。
詳細はこちら
     
Copyright (C)2004-2024 Keio University Press Inc. All rights reserved.