Detail
 
米欧回覧実記
四六判/上製/408〜480頁
初版年月日:2005/05/10
ISBN:978-4-7664-1127-0
(4-7664-1127-7)
Cコード:C1026
定価 27,500円(本体 25,000円)

現代語訳 特命全権大使
米欧回覧実記
全5巻
書評 目次 著者略歴

いま再評価される「岩倉使節団」。その公式記録。19世紀の世界情勢を生き生きと伝える、わが国はじめての世界一周旅行記、大エンサイクロペディア、待望の現代語化。
明治初期の日本人はこんなスゴイ旅をし、こんな見事な記録を残したのか!政治、経済、社会、技術、風俗など幅広い分野から見る近代史、比較文明論の一級資料。

 →分売可の普及版については詳しくはこちらから

書評

読売新聞 2005年12月25日「読書 よみうり堂 本(12面)」欄で紹介されました。
博物館研究 2005年Vol.40 No.12(No.451) 巻頭言で紹介されました。
日本経済新聞 2005年8月13日朝刊「文化」欄で紹介されました。
図書新聞 2005年8月13日「書評」欄で紹介されました。
毎日新聞 2005年7月31日朝刊「書評」欄で紹介されました。
信濃毎日新聞 2005年7月10日 朝刊「読書」欄で紹介されました。
東京新聞 2005年7月7日 夕刊「文化」欄で紹介されました。
読売新聞 2005年6月12日朝刊「書評」欄で紹介されました。
岐阜新聞・愛媛新聞・徳島新報・佐賀新聞・熊本日日新聞 2005年6月12日 朝刊「読書」欄で紹介されました。
高知新聞・中國新聞・宮崎日日新聞・山陰中央新報・山陽新聞・福島民友・山梨日日新聞 2005年6月5日 朝刊「読書」欄で紹介されました。
公明新聞 2005年6月5日 日曜版「文化」欄で紹介されました。
下野新聞 2005年6月4日 朝刊「読書」欄で紹介されました。
朝日新聞 2005年5月29日朝刊「読書」欄で紹介されました。
毎日新聞 2005年5月22日朝刊「書評」欄で紹介されました。
読売新聞 2005年5月15日朝刊「五郎の政治ワールド」で紹介されました。
読売新聞 2005年5月11日夕刊「文化」欄で紹介されました。

目次

第1巻 アメリカ編

第一章 太平洋の旅 明治四年辛未一一年から一二月五日
第二章 アメリカ合衆国総説
第三章 サンフランシスコ市の記 上 一二月六日から一五日
第四章 サンフランシスコ市の記 下 一二月一六日から二一日
第五章 カリフォルニア鉄道の旅  一二月二一から二四日
第六章 ネヴァダとユタの記    一二月二五日から晦日
第七章 ロッキー鉄道の旅 明治五年壬辰正月から一七日
第八章 シカゴ鉄道の旅 一月一七日から一九日

著者略歴 著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。

[「米欧亜回覧の会」について]
「岩倉使節団」ならびにその旅の記録である『米欧回覧実記』に関心を抱く人々のサロンとして、「岩倉使節団」の研究家でノンフィクション作家である泉三郎氏を中心に約80名の同好の士によって1996年4月に設立。「岩倉使節団」および『実記』の研究とその啓発を試み、年4回の例会のほか、「実記を読む会」を中心に「歴史部会」「現未来部会」と各分科会に展開して、『実記』そのものについてや岩倉使節団に始まる「日本近代史の研究」や日本の抱える「現代の諸問題、未来の問題」について互いに学び、意見交換を行うなど、活発に活動を続けている。現在会員は200余名。ビジネスマン、官僚、学者、ジャーナリスト、医師、弁護士、主婦など多彩なキャリアをもつ好奇心の盛んな人たちの集まりである。
設立満5周年を迎えた2001年には、その記念事業として「岩倉使節団」についての日本で初の国際シンポジウムを開催。内外の学者、研究者を招いて三日間にわたり行われ、その成果は『岩倉使節団の再発見―その今日的意義』(思文閣出版、2003)として刊行された。
また、2004年9月には特定非営利活動法人(NPO法人)としての認可を受け、あらたにNPO法人として発足した。

[訳注者略歴]
水澤 周(みずさわ しゅう)
1930年東京生まれ。1954年早稲田大学文学部卒。NHK、国際文化振興会、日本読書新聞等を経てフリー編集者兼ライター。
主な著作に、『八千代の三年―昭和十九年秋〜二十二年秋へ』(風媒社、2002)、『青木周蔵―日本をプロシャにしたかった男』上・中・下(中公文庫、1997)、『連句で遊ぼう』(新曜社、1995)などがある。
発足当時より「米欧亜回覧の会」に参加し、「実記を読む会」のチューター役として現代語への試訳を牽引。原テキストが久米邦武個人の労作であることの意義を尊重し、今回、単独で現代語化作業を行った。

定価27,500円 (本体:25,000円)
品切・重版未定
【次の書店でも購入可能です。】
紀伊国屋 楽天ブックス
セブンネットショッピング 本屋クラブ
e-hon TSUTAYA
amazon HMV&Books
ページトップへ
Copyright (C)2004-2024 Keio University Press Inc. All rights reserved.