慶應義塾機関誌

 三田評論
  明治31年3月創刊(毎月1回1日発行)
   発行:慶應義塾 編集人:慶應義塾広報室長 編集・制作:慶應義塾大学出版会

 
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2010年5月号
 

No.1136 2010年7月

  大学で学ぶ「教養」
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毎月1回1日発行
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◆特集

大学で学ぶ「教養」

 

 「教養崩壊」が話題に上る現在、「教養」とは一体なにか、大学は「教養」を教えられるのか、との問いは重要なことであるように思います。教養形成のあり方、進化するメディアとの関わり、専門教育との関係をめぐる議論とともに、明治期の慶應義塾の学問の独自性についての記事などが並び、多くの切り口から「教養」について考えていきます。

 
◆座談会
大学は「教養」を教えられるのか
<出席者>
日比谷潤子
  国際基督教大学学務副学長・教養学部教授
苅部  直
  東京大学法学部教授
鷲尾 賢也
  元編集者・塾員
横山 千晶
  慶應義塾大学法学部教授・教養研究センター所長
松浦 良充
  慶應義塾大学文学部教授
<関連記事>
アメリカの大学教育のなかの「教養」
坂本辰朗(創価大学教育学部長・塾員)
慶應義塾は「洋学」の何を継承したか--福澤諭吉の学問観と「文明」

米山光儀(慶應義塾福澤研究センター所長、慶應義塾大学教職課程センター教授)

教養、「教養」、何が教養

戸瀬信之(慶應義塾大学経済学部教授)


 
 
 慶應義塾維持会
母校を思う塾員と篤志家の皆様により、義塾の教育研究活動を財政支援する目的で設立された一世紀余の歴史を有する組織です。
会員の皆様にはご加入期間『三田評論』を贈呈いたします。
→詳細はこちら
 
慶應義塾史跡めぐり
 

『西洋事情』の「博覧会」
今年は、5月から10月まで上海で万国博覧会が開かれている。世界最初の万国博覧会は1851年にロンドンで開催された「グレート・エキシビション」であるが、1862年に再びロンドンで開かれた「インターナショナル・エキシビション」には文久2年の遣欧使節、従ってその一員の福澤先生も訪れていた・・・ 
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 次号予告
2010年8・9月合併号 No.1137

◆特集◆
ヒューマン・エラーを考える

 
 前号紹介
三田評論6月号 No.1135

◆特集◆
SFC20周年

前号表紙
 
バックナンバー
 
KEIO BOOK CLUB

塾員専用の読書クラブ「KEIO BOOK CLUB」
オープン! 読書に嬉しい特典を揃えましたので
慶應義塾大学卒業生は、ぜひご登録ください。
運営:慶應義塾大学出版会

◆その他の企画
<最高裁判所判事に就任>
 「岡部喜代子さんの横顔」
 佐貫葉子
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<三人閑談>
上海 今昔
  榎本泰子(中央大学文学部教授)
  福澤真由美(日本テレビ報道局記者・塾員)

  田島英一(慶應義塾大学総合政策学部教授)


 今年は5月から上海で万博が始まり、多くの日本人も彼の地を訪れています。かつては租界があり、日本との関係も深かった大都市・上海の歴史は、他の中国の都市と比べ格段に変化に富み、波乱の中で現在も独自の変化を遂げているようです。上海にゆかりの深い方々が、活気に満ちたその街の「今」と「昔」の空気を伝えます。
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<巻頭随筆 丘の上>
 中村 達、中村時広、林 望、吉武泰俊
 

<講演録>
 『福翁自伝』の成り立ちについて--晩年の福澤諭吉
松崎欣一
 

<連載>
 KEIO MONO MUSEUM18
 泉鏡花の水晶の兎 (解説  都倉武之)
  
山内慶太
 現代に生きる福澤諭吉のことば その48
大久保忠宗
 

<その他>
 塾員クロスロード
藤本裕子、森田貴英
 Researcher's Eye

土居信英、池田年穂

 執筆ノート

『ローマが風景になったとき--西欧近代風景画の誕生』
/小針由紀隆

『台湾人生』
/酒井充子

『鳥脳力--小さな頭に秘められた驚異の能力』
/渡辺 茂

 社中交歓(瓜)

野並直文、木佐貫幸伸、安藤寿康、相場博明

 練習は不可能を可能にす--塾野球部優勝報告( 前島 信)

<追想>
 大西祥平先生の思い出

勝川史憲

 中川純男君を悼んで西脇与作
 

 
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読者の皆様へご案内します。

慶應義塾幼稚舎の体験した戦争の記録


慶應義塾幼稚舎疎開学園の記録 上
慶應義塾幼稚舎疎開学園の記録 上
慶應義塾幼稚舎「疎開学園の記録」編集委員会 編

慶應義塾幼稚舎の体験した戦争の記録。幼稚舎に残る史料を再構成して上下2巻にまとめる。

 

「善を行うに勇なれ」


回想 慶應義塾 鳥居 泰彦 著
伝記 小泉信三
神吉 創二 著

塾長として戦時の慶應義塾を守り、戦後は文筆家として日本の幅広い層に影響与え、今上天皇の皇太子時代の御教育常時参与として世に知られる小泉信三。その生涯を、平易な文体で描いた待望の伝記。

詳細はこちら
 

元幼稚舎長にして
稀代の教育者
吉田小五郎が綴る
珠玉の随筆選


回想 慶應義塾 鳥居 泰彦 著
吉田小五郎随筆選
(全3巻+別冊)
吉田 小五郎 著

 元慶應義塾幼稚舎長吉田小五郎の名随筆を新編集で3巻に収める。多くの教え子に慕われた教育者として、日本を代表するキリシタン史研究者として、「民藝運動」に関わった美術品蒐集家として、培った観察眼とその描写は、時代を超えて読む者を惹きつける。没後30年を期に刊行!

詳細はこちら
 

元慶應義塾長が紐解く
歴代塾長の足跡


回想 慶應義塾 鳥居 泰彦 著
回想 慶應義塾
鳥居 泰彦 著

世紀の転換期に慶應義塾長を務め、その後も文部科学省中央教育審議会の初代会長を務めるなど、教育行政に長年関わってきた鳥居泰彦氏による慶應義塾の歴史叙述!

詳細はこちら
 

「三田評論」連載の「慶應義塾 史跡めぐり」が、
福澤先生の史跡をまとめて1冊の本になりました!

 

福澤諭吉 歴史散歩 加藤 三明 著 山内 慶太 著 大澤 輝嘉 著
福澤諭吉 歴史散歩
加藤三明 著
山内慶太 著
大澤輝嘉 著

『福翁自伝』に沿いながら、中津・大阪・東京・ロンドン・パリなどの福澤先生ゆかりの地を辿り、彼が生きた時代の背景を知ることができる一冊。

詳細はこちら
 

あの、名講義・名講演が
いまCDで甦る!


小泉信三「福澤諭吉を語る」 小泉 信三 講演
小泉信三「福澤諭吉を語る」
小泉 信三 講演より

昭和33年〜40年の「福澤先生と近代日本」「福澤諭吉と北里柴三郎」「私の読書歴」「スポーツが与える三つの宝」の小泉信三の4つの講演を3巻組のCDに収録。その声を初めて聞く方にも最適な小泉信三入門。

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CDシリーズ 慶應義塾の名講義・名講演として、西脇順三郎「最終講義」も発売中です。
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