慶應義塾機関誌

 三田評論
  明治31年3月創刊(毎月1回1日発行)
   発行:慶應義塾 編集人:慶應義塾広報室長 編集・制作:慶應義塾大学出版会

 
今月の表紙
2018年6月号表紙
space今月の特集spaceKEIO PHOTO REPORTspace立ち読みspace三田評論とはspace次号予告space前号紹介spaceバックナンバーspace講読方法space
バックナンバーのご紹介
2009年10月号
 

No.1127 2009年10月

  特集
介護保険導入10年
2009年10月号の目次を見る
 
毎月1回1日発行
税込価格:451円(本体 410円)
定期購読:4,700円(税・送料込)
在庫あり
在庫について
配送料について
定期購読のお申し込み
 
ご注文方法はこちら
    
 
◆特集
介護保険導入10年
 

 2000年に介護保険制度が導入されてから10年目となる本年、その歩みを検証し、これからよりよい高齢社会を築くために何が必要かを考える特集です。介護を必要とする人々が急速に増えている現在、かつての「子どもが親の面倒をみる」という日本人の意識の変化や、財政的な負担を誰が負うのかといった問題などについて様々な角度から討議します。

 
◆座談会
将来を見据えて介護保険を検証する
<出席者>
ジョン・C・キャンベル
  ミシガン大学名誉教授、東京大学高齢社会総合研究機構客員研究員
高野龍昭
  東洋大学ライフデザイン学部生活支援学科専任講師
大塚宣夫
  医療法人社団慶成会理事長
鈴木康裕
  厚生労働省老健局老人保健課長
池上直己
  慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室教授
 
   
<関連記事>
介護保険と介護市場――これまで・現状・未来 田中 滋
慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授
 

 
『慶應義塾史事典』を読んで
 

 大学史研究の金字塔(佐藤能丸)
 塾史の精髄を一冊に(紀田順一郎)
 日本近代医学史も息づく事典(比企能樹)


 
 
 慶應義塾維持会
母校を思う塾員と篤志家の皆様により、義塾の教育研究活動を財政支援する目的で設立された一世紀余の歴史を有する組織です。
会員の皆様にはご加入期間『三田評論』を贈呈いたします。
→詳細はこちら
 
慶應義塾史跡めぐり
第39回
史跡めぐり

 文久2(1862)年の遣欧使節団の一員として福澤先生がサンクトペテルブルクに滞在したのは、陽暦では8月から9月にかけての気候も穏やかな時期であった。今号では、日本人も良く訪れるエルミタージュ美術館周辺の史跡を巡ってみたい・・・  
続きを読む
 
 次号予告
三田評論11月号 No.1128

◆特集◆
中東イスラム世界のゆくえ

 
 前号紹介
三田評論8-9月合併号 No.1126

◆特集◆
現代塾生事情

◆寸描 前号について
 昭和20年8月の長崎で最も多感な時季を迎えようとしていた三浦冨美子君は、「64年を経て、蝉しぐれはなお私にとり、苛酷な体験の暗喩である。」と書き、《少女われ夢のノートを捨ておきて逃げまどいたり炎(ひ)の渦のなか》と歌う。米沢富美子君は、新著『猿橋勝子という生き方』の執筆ノートを、「諸刃の剣である科学の功と罪を科学者こそが語り続けなければならない・・・
続きを読む
前号表紙
 
バックナンバー
◆その他の企画
<三人閑談>
浮世絵の魅力
  渡辺保(演劇評論家)
  渡邊章一郎(渡邊木版美術画舗代表取締役)
  内藤正人(慶應義塾大学文学部准教授)

 世界でも有数の質を誇る慶應義塾蔵「高橋誠一郎浮世絵コレクション」。この秋に展覧会が開かれるのを期に、浮世絵の魅力に迫ります。もともと女性が少ない江戸という街であったからこそ「美人画」が流行り、そのうち女性のあいだでブロマイドとしての「役者絵」が大ブームとなった……。そんな背景を知ると一層鑑賞が楽しくなること請け合いです。
space 
 

<巻頭随筆 丘の上>
 小田 豊、二宮 寛、二村徳子、吉松 隆
 

<講演録>
 演劇人・高橋誠一郎――観客として・先導者として
 犬丸 治
 

<演説館>
 秋以降の新型インフルエンザ
 齋藤智也
 

<連載>
 KEIO MONO MUSEUM9 「中等部の歌」楽譜  
山内慶太
 現代に生きる福澤諭吉のことば その39
大久保忠宗
 

<その他>
 塾員クロスロード

長田新太郎、矢崎順子

 Researcher's Eye 矢野恵美、衛藤憲人、堀田一吉
 執筆ノート 高橋潤二郎、鷲見誠一
清水 浩
 社中交歓(重(じゅう)) 別府 允、山本恒
菅野利郎、吉川嘉一郎
 

 
 
TOPへ戻る
 
     
     
   
読者の皆様へご案内します。

慶應義塾幼稚舎の体験した戦争の記録


慶應義塾幼稚舎疎開学園の記録 上
慶應義塾幼稚舎疎開学園の記録 上
慶應義塾幼稚舎「疎開学園の記録」編集委員会 編

慶應義塾幼稚舎の体験した戦争の記録。幼稚舎に残る史料を再構成して上下2巻にまとめる。

 

「善を行うに勇なれ」


回想 慶應義塾 鳥居 泰彦 著
伝記 小泉信三
神吉 創二 著

塾長として戦時の慶應義塾を守り、戦後は文筆家として日本の幅広い層に影響与え、今上天皇の皇太子時代の御教育常時参与として世に知られる小泉信三。その生涯を、平易な文体で描いた待望の伝記。

詳細はこちら
 

元幼稚舎長にして
稀代の教育者
吉田小五郎が綴る
珠玉の随筆選


回想 慶應義塾 鳥居 泰彦 著
吉田小五郎随筆選
(全3巻+別冊)
吉田 小五郎 著

 元慶應義塾幼稚舎長吉田小五郎の名随筆を新編集で3巻に収める。多くの教え子に慕われた教育者として、日本を代表するキリシタン史研究者として、「民藝運動」に関わった美術品蒐集家として、培った観察眼とその描写は、時代を超えて読む者を惹きつける。没後30年を期に刊行!

詳細はこちら
 

元慶應義塾長が紐解く
歴代塾長の足跡


回想 慶應義塾 鳥居 泰彦 著
回想 慶應義塾
鳥居 泰彦 著

世紀の転換期に慶應義塾長を務め、その後も文部科学省中央教育審議会の初代会長を務めるなど、教育行政に長年関わってきた鳥居泰彦氏による慶應義塾の歴史叙述!

詳細はこちら
 

「三田評論」連載の「慶應義塾 史跡めぐり」が、
福澤先生の史跡をまとめて1冊の本になりました!

 

福澤諭吉 歴史散歩 加藤 三明 著 山内 慶太 著 大澤 輝嘉 著
福澤諭吉 歴史散歩
加藤三明 著
山内慶太 著
大澤輝嘉 著

『福翁自伝』に沿いながら、中津・大阪・東京・ロンドン・パリなどの福澤先生ゆかりの地を辿り、彼が生きた時代の背景を知ることができる一冊。

詳細はこちら
 

あの、名講義・名講演が
いまCDで甦る!


小泉信三「福澤諭吉を語る」 小泉 信三 講演
小泉信三「福澤諭吉を語る」
小泉 信三 講演より

昭和33年〜40年の「福澤先生と近代日本」「福澤諭吉と北里柴三郎」「私の読書歴」「スポーツが与える三つの宝」の小泉信三の4つの講演を3巻組のCDに収録。その声を初めて聞く方にも最適な小泉信三入門。

詳細はこちら
 
CDシリーズ 慶應義塾の名講義・名講演として、西脇順三郎「最終講義」も発売中です。
詳細はこちら
     
Copyright (C)2004-2024 Keio University Press Inc. All rights reserved.