[コンパクト版で読む福澤諭吉の本]
新字・新かなを使用した読みやすい表記、わかりやすい「語注」「解説」による編集。
畢生の大作達意の文章、豊富な事例、緻密な分析で、文明の本質を説き明かし、あらためて日本の近代化の歩みを問い直す。『学問のすゝめ』、『福翁自伝』と並ぶ、福澤諭吉の代表作。
※本書は、2002年7月、当社から福澤諭吉著作集(全12巻)の第4巻として刊行されたものです。 ▶福澤諭吉著作集全12巻についてはこちら


緒言
巻之一 第一章 議論の本位を定る事 第二章 西洋の文明を目的とする事 第三章 文明の本旨を論ず 巻之二 第四章 一国人民の智徳を論ず 第五章 前論の続 巻之三 第六章 智徳の弁 巻之四 第七章 智徳の行われるべき時代と場所とを論ず 第八章 西洋文明の由来 巻之五 第九章 日本文明の由来 巻之六 第十章 自国の独立を論ず
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【編者】 戸沢行夫(とざわ ゆきお) 1943年生まれ。1967年慶應義塾大学文学部卒業、1972年同大学大学院社会学研究科博士課程修了。1972年東京歯科大学教養学部専任講師、1975年同大学教養学部助教授。現在、亜細亜大学経済学部教授。 主な著作に『明六社の人びと』(築地書館、1991)、『桂川家の世界――江戸芸苑の気運』(築地書館、1994)、『江戸がのぞいた〈西洋〉』(教育出版、1999)など。
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