[コンパクト版で読む福澤諭吉の本]
新字・新かなを使用した読みやすい表記、わかりやすい「語注」「解説」による編集。
幕末の大ベストセラー幕末・維新期の日本人に多大な影響を与え、日本の近代化を促進した西洋文明入門書。西洋の先端技術や社会制度など、日本の近代化に必要な情報と知識を、自らの渡米・渡欧体験をもとに、わかりやすく体系的に紹介する。
※本書は、2002年5月、当社から福澤諭吉著作集(全12巻)の第1巻として刊行されたものです。 ▶福澤諭吉著作集全12巻についてはこちら
西洋事情 初編(抄)
巻之一 小引 備考 巻之ニ 亜米利加合衆国(抄) 史記
西洋事情 外編
巻之一 題言 人間 家族 人生の通義及びその職分 世の文明開化 貴賎貧富の別 世人相励み競う事 人民の各国に分かるゝことを論ず 各国交際 政府の本を論ず 巻之ニ 政府の種類 国 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
マリオン・ソシエ(Marion Saucier) 1957年パリ生まれ。1978年フランス国立東洋言語文化研究所を卒業。1979〜1981年横浜国立大学経済学部に留学。 1984年パリ第一大学経済学部修士課程終了。1985年日本語アグレガシオンを取得。現在、フランス国立東洋言語文化研究所で日本語を教えている。1994年から福澤諭吉の研究をはじめ、とくに福澤の経済思想と経済用語についての研究を進めている。
西川俊作(にしかわ しゅんさく) 1932年生まれ。1955年慶應義塾大学経済学部卒業、1961年同大学院経済学研究科博士課程修了、1972年同大学商学部教授。現在、慶應義塾大学名誉教授、経済学博士。『福澤諭吉書簡集』(全9巻、岩波書店、2001〜)編集委員。 主な著作に『福沢諭吉の横顔』(慶應義塾大学出版会、1998)、『経済学〔第4版〕』(東洋経済新報社、1994)、『日本経済の成長史』(東洋経済新報社、1985)など。
|