障害の重い子どもの目標設定ガイド 第2版
授業における「Sスケール」の活用
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「Sスケール」を活用した目標設定に必携 知的障害などで学ぶことの困難さが大きい子どもの学習評価の画期的なツールである「Sスケール(学習到達度チェックリスト)」の仕組み、具体的な活用方法、実践事例を解説します。
▼障害が重度であっても、教科の枠組みでつけたい力を把握し、教員、保護者、関係者間で子どもの状況を共通理解していこうとするために開発されたのが、「Sスケール(学習到達度チェックリスト)」です。そして、教科等の学習に遅れのある子どもの学習評価を可能にするためのものです。 知的障害などで学ぶことの困難さが大きい子どもの学習評価の画期的ツールである「Sスケール(学習到達度チェックリスト)」の仕組み、具体的な活用方法を解説し、実践事例を紹介する書の第2版。 ▼第2版では、初版の構成を踏襲したうえで、実態把握から目標設定、授業における具体的な目標設定の手続きについて、その流れや視点の持ち方などがわかりやすいように工夫しました。さらに、「段階意義」の理解を深めるための用語解説を「コラム2」として加えました。
▼本書を購入すると、初版と同じ手続きで、「学習到達度チェックリスト」((c)徳永豊、2019)をダウンロードし使用できる権利を得られます。
「学習到達度チェックリスト」のダウンロードはこちらから ※ダウンロードするためには、本書記載のID・パスワードが必要です。
●関連情報提供サイトもご覧ください。 New 「教科の指導」か「自立活動の指導」か、Q&Aシリーズ(全5回)
New 「Sスケールの『段階のまとまり』ごとの『評価規準案』」
推薦のことば(初版より) はじめに(初版より) 改訂にあたって第1章 Sスケールと子どもの学び 第2章 学習到達度チェックリストの概要と特徴について――身につけたい力と発達段階の意義 第3章 学習到達度チェックリストの使い方と留意点 第4章 学習到達度チェックリストの活用 1 障害が重度な子ども ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
※所属は2021年3月現在。〔 〕内は執筆章。 【編著者】〔第1章−1〜4、第2章、第3章、第6章、コラム1・2〕 徳永 豊(とくなが ゆたか) 福岡大学人文学部教授。臨床心理士。公認心理師。専門は特別支援教育、発達臨床および国際比較。九州大学大学院教育学研究科博士課程退学。独立行政法人国立特別支援教育総合研究所企画部総括研究員などを経て現職。 著書に『障害の重い子どもの発達理解ガイド』(共編著、慶應義塾大学出版会、2019年)、『重度・重複障害児の対人相互交渉における共同注意』(慶應義塾大学出版会、2009年)、『コミュニケーションの支援と授業づくり』(共編著、慶應義塾大学出版会、2008年)、『肢体不自由教育の基本とその展開』(共編著、慶應義塾大学出版会、2007年)など。
【著者】 一木 薫(いちき かおる)〔第1章−5〜9〕 福岡教育大学 教授
古山 勝(ふるやま まさる)〔第4章−1〕 千葉県立佐原高等学校 教諭
宮崎 亜紀(みやざき あき)〔第4章−2〕 熊本県立菊池支援学校 指導教諭
吉川 知夫(よしかわ ともお)〔第4章−3〕 国立特別支援教育総合研究所 上席総括研究員
田中 信利(たなか のぶとし)〔第5章、コラム1・2〕 北九州市立大学 教授
【執筆協力者・団体】 障害のある子どもの学習評価と授業改善の研究会 古川勝也(西九州大学 特任教授) 吉田道広(熊本県立熊本はばたき高等支援学校 校長) 宮尾尚樹(長崎県教育庁 係長) 立岡里香(長崎大学教育学部附属特別支援学校 主幹教諭) 副枝厚子(障害児支援の会ぱれっと 指導員) 宮川 明(長崎県立佐世保特別支援学校 教諭) 橘 英之(熊本県立熊本はばたき高等支援学校 教諭) その他多数の方々
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