特別支援教育のカリキュラム・マネジメント
段階ごとに構築する実践ガイド
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10ステップで課題を見出し、解決へ導く
個別の指導計画と教育課程が連動するシステムの構築。そして、自立活動の指導を担う教師の成長を支える研修体制の整備。この2つを要として、現在の取組みに潜む課題を見つけ出す方法を提供し、解決に向けて段階を追って解説します。
▼カリキュラム・マネジメント構築について、初歩から具体的に指南。 ▼研修形式の解説で、学校などでの取組みをサポート。 ▼特典:各種シート等がダウンロード可能。
特別支援教育における「カリキュラム・マネジメントの構築」は、現場での戸惑いが大きい。 特別支援学校等への指導実績が豊富な著者が、自校の課題の洗い出し、基本の解説や事例紹介にとどまらず、筆者が開発したツールを用いて具体的な解決方法へ導く実践的な解説書。
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はじめに
HOP 特別支援教育のカリキュラム・マネジメントに必要な視点 1.個々の学びと学校としての教育課程の接続 2.自立活動の指導を担う教師の成長を支える研修体制 3.カリキュラム・マネジメントに取り組む前提として必要な理解
Step 1 基本的な用語をしっかりおさえよう 1.カリキュラムと教育課程、教育内容・内容・指導内容 2.学習集団の編制、授業展開の方法、授業の形態 3.個別の指導計画 4.個別の教育支援計画 5.年間指導計画、単元計画(指導 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
一木 薫(いちき・かおる) 福岡教育大学特別支援教育ユニット教授。博士(障害科学)。 専門は特別支援教育(特に肢体不自由教育)。 筑波大学大学院人間総合科学研究科障害科学専攻博士課程単位取得満期退学。筑波大学附属桐が丘特別支援学校教諭を経て、2008年福岡教育大学へ、2017年より現職。 主著『重度・重複障害教育におけるカリキュラム評価』(慶應義塾大学出版会、2020年)、『障害の重い子どもの目標設定ガイド 第2版』(共著、慶應義塾大学出版会、2021年)、『特別支援教育の到達点と可能性』(共著、金剛出版、2017年)、『自立活動の理念と実践』(共編著、ジアース教育新社、2016年)など。
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