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ビデオゲームの美学

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A5判/並製/376頁
初版年月日:2018/10/30
ISBN:978-4-7664-2567-3
(4-7664-2567-7)
Cコード:C3010
定価 3,520円(本体 3,200円)

ビデオゲームの美学
書評 目次 著者略歴

ビデオゲームは芸術だ!
産業規模の拡大とともに、文化的重要性が増しつつあるビデオゲーム。
本書は、ビデオゲームを一つの芸術形式として捉え、その諸特徴を明らかにすることを試みる。スペースインベーダー、ドンキーコング、テトリス、パックマン、スーパーマリオブラザーズ、ドラゴンクエスト、電車でGO!――多くの事例をとりあげながら、ビデオゲームを芸術哲学の観点から考察し、理論的枠組みを提示する画期的な一冊。

書評

図書新聞 第3385号(2019年2月2日号)5面に書評が掲載されました。評者は高橋志行氏(立命館大学・衣笠総合研究機構研究員)です。
美術手帖 2019年2月号に書評が掲載されました。評者は松下哲也氏(近現代美術史)です。本文はこちら
宣伝会議 2019年1月号(p.135)「著者インタビュー(『ゲームは「行為のデザイン」“あの名作”を芸術の哲学の観点から紐解く』)」で、著者のインタビューが掲載されました。

目次

序章
 1 ならではの特徴
 2 問いをはっきりさせる
 3 方法をはっきりさせる
 4 意義をはっきりさせる

 第T部 芸術としてのビデオゲーム

第一章 ビデオゲームとは何か
 1 定義とは何か
 2 ビデオゲームとビデオゲーム作品
 3 ゲームとして定義する
 4 選言的に定義する
 5 選言的定義を改訂する
 6 ビデオゲームの媒体
 7 「ビデオゲーム」の類義語

第二章 ビデオゲームの意味作用
 1 意味作用と行為
 2 受容とは ……

著者略歴 著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。

松永 伸司(まつなが しんじ)
東京藝術大学美術学部教育研究助手、首都大学東京非常勤講師。
2015年東京藝術大学大学院美術研究科美術専攻芸術学(美学)専門領域博士後期課程修了。博士(美術)。
博士論文「ビデオゲームにおける意味作用」。訳書にイェスパー・ユール『ハーフリアル――虚実のあいだのビデオゲーム』(ニューゲームズオーダー、2016年)、ネルソン・グッドマン『芸術の言語』(慶應義塾大学出版会、2017年)。2015年より立命館大学ゲーム研究センター客員研究員。

定価3,520円 (本体:3,200円)
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