東アジアにおける中国の台頭とアメリカの衰退、北朝鮮の核問題…… 韓国の苦悩は日本にとって他人事と言えるだろうか? 韓国知識人へのインタビューを通して見えてきた現代韓国の外交・安全保障における課題と戦略を、日本との比較を交えながら浮き彫りにする。
KOREA TODAY 2015年7月号「BOOK」にて紹介していただきました。
山梨日日新聞 2015年6月28日の読書面(9面)にご紹介いただきました。
東洋経済日報 2015年6月26日、7面 BOOK欄に書評が掲載されました。
知的に、笑顔で、語り合おう ―― 「韓国知識人との対話」シリーズ刊行にあたって
はじめに 1 冷戦後日韓関係の浮き沈み 一九九〇年代の「和解」 / 変わる風向きと空気 民主党政権下の試みの挫折 / 日韓新政権の確執 2 本書のねらい
第1章 アジアの中心に戻る中国 1 薄い脅威認識 アジアの複合的秩序形成を / 「強い中国」を含めた柔軟な地域秩序へ 覇権主義にはならない / 経済格差と政治的自由化 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
添谷 芳秀(そえや よしひで) 慶應義塾大学法学部教授、Ph.D.(国際政治学)。 1955年生まれ。1979年上智大学外国語学部卒業、81年同大学院国際関係論専攻博士前期課程修了、87年米国ミシガン大学大学院政治学専攻博士課程修了。84年上智大学国際関係研究所助手、87年財団法人平和安全保障研究所研究員、88年慶應義塾大学法学部専任講師、91年同助教授を経て、95年より現職。外務省政策評価アドヴァイザリーグループ・メンバー(2003年-2013年)、「新たな時代の安全保障と防衛力に関する懇談会」委員(官邸、2010年)、防衛施設中央審議会委員(2000−2009年)、「21世紀日本の構想懇談会」メンバー(官邸、1999-2000年)等を歴任。 主要著作に『日本外交と中国 1945〜1972』(慶應通信、1995年)、 Japan’s Economic Diplomacy with China, 1945-1978 (Clarendon Press, 1998)、『日本の「ミドルパワー」外交 ―― 戦後日本の選択と構想』(筑摩書房[ちくま新書]、2005年)、Japan as a ‘Normal Country’ ? : A Country in Search of its Place in the World (共編著、University of Toronto Press, 2011)、『日中関係史』(共著、有斐閣、2013年)など。
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