▼私たちは、次の世代に何を残すのか?
▼日韓両国はどのようにお互いの過去を乗り越え未来を作っていけばよいのだろうか? 文学、スポーツ、芸能、ジャーナリスト、NGO代表、研究者、元駐日大使など、韓国の各分野で活躍する知識人とのインタビューから考える一冊。
▼韓流ブームからなぜ嫌韓ムードへ? / 元外相が語る日韓国交正常化 / ナショナリズムの克服と知識人の役割 / 日韓の自治体交流が果たす役割 / ITでつなぐアジアの大学 / ほか、幅広い分野の著名人との率直な対話から、日韓基本条約50年を迎える両国がもつ共通の課題と未来への突破口が浮かび上がる。
潮 2015年8月号書評が掲載されました。評者は、金恵京氏(日本大学総合科学研究所准教授)です。
KOREA TODAY 2015年7月号「BOOK」にて紹介していただきました。
東洋経済日報 2015年6月19日号BOOK欄でご紹介いただきました。
知的に、笑顔で、語り合おう ―― 「韓国知識人との対話」シリーズ刊行にあたって
はじめに
第1章 日韓の溝、その深さ 1 「竹島」というトゲに潜むもの(小説家 金辰明氏と語る) 自衛隊出動で日本に核攻撃が? / 日本の変化は止められない / 南北分断という痛 み / 韓中を接近させるもの / 「日本が好き」ではあるけれど / 劇的な和解は可能か
2 安重根から見えてくるもの(歴史家 崔書勉氏と語る) 義士かテロリストか / 伊 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
若宮 啓文(わかみや よしぶみ) (公)日本国際交流センター・シニアフェロー。慶應義塾大学・龍谷大学・韓国東西大学客員教授・ソウル大学日本研究所客員研究員。 1948年生まれ。東京大学法学部卒業、朝日新聞政治部長、論説主幹、主筆を経て、現職。日韓フォーラム幹事。 主要著作に、『戦後70年 保守のアジア観 』(朝日選書、2014年)、『新聞記者―現代史を記録する』(ちくまプリマー新書、2013年)、『闘う社説―朝日新聞論説委員室2000日の記録』(講談社、2008年)、『韓国と日本国』(共著、朝日新聞社、2004年)、『忘れられない国会論戦―再軍備から公害問題まで』(中公新書、1994年)、など。
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