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何が進学格差を作るのか

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新書判/並製/110頁
初版年月日:2014/08/20
ISBN:978-4-7664-2167-5
(4-7664-2167-1)
Cコード:C0336
定価 770円(本体 700円)

何が進学格差を作るのか
社会階層研究の立場から
書評 目次 著者略歴

世代的に繰り返される学歴再生産は階級が作り出すのか。
文化資本論、相対的リスク回避説、トラッキング説、地位達成モデルなど、ライバル説を比較する。


     

  慶應義塾大学三田哲学会叢書
 
     

 

 

三田哲学会は創立100年を機に、専門的な研究成果を「生きられる知」として伝え、 公共の中に行き渡らせる媒体として本叢書の発刊を企図した。
シリーズ名は、ars incognita アルス インコグニタ。
ラテン語で「未知の技法」を意味する。
単なる知識の獲得ではなく、新たな「生きる技法としての知」を作り出すという精神を表現している。


 

書評

wedge Infinity 2014年10月31日更新の「オトナの教養 週末の一冊」に、著者の鹿又伸夫先生のインタビューが掲載されました。本文はこちら

目次

はじめに―― 出身家庭背景と教育格差
 1. 出身階層と貧困による格差
 2. 格差発生源としての出身階級・階層

T―― 進学移行と機会格差
 1. 進学・学歴の機会格差
 2. 移行モデル
 3. 進学移行と進学格差
 4. 経済状態による進学格差
 5. 家族的特徴による進学格差
 6. 親の職業による進学格差

U―― 出身家庭背景から進学格差までのメカニズム
 1. ウィスコンシン・モデル
 2. 文化資本論
 3. 相対的リスク回避 ……

著者略歴 著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。

鹿又 伸夫(かのまた のぶお)
1954年生。慶應義塾大学文学部教授。
1984年、慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。博士 (行動科学)。専門は社会階層と社会移動、比較社会学。主な著書に『機会と結果の不平等―世代間移動と所得・資産格差―』 (ミネルヴァ書房、2001年)、『質的比較分析』 (共編著、ミネルヴァ書房、2001年) ほか。

定価770円 (本体:700円)
在庫あり

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