複雑に絡み合うメディアと社会の諸関係を探り、メディアの変容とともに絶えず発展を遂げるマス・コミュニケーションの理論を究める。ロングセラーとなっているマクウェールの定評ある「マス・コミュニケーション理論」の概論的テキスト(McQuail's Mass Communication Theory)の待望の翻訳。
はじめに
第T部 序論 第1章 本書の構成と内容 第2章 マス・メディアの台頭
第U部 理論 第3章 概念とモデル 第4章 メディア理論と社会理論 第5章 マス・コミュニケーションと文化 第6章 ニューメディアと新たな理論? 第7章 メディアと社会に関する規範理論
第V部 構造 第8章 マス・メディアの構造と活動の成果:行動原則と責任 第9章 メディアの経済と統治 第10章 グローバルなマス・コミュニケーション
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著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
【著者】 デニス・マクウェール(Denis McQuail) アムステルダム大学名誉教授 1935年生まれ。オックスフォード大学歴史社会科学部卒業後、リーズ大学で博士号を取得、同大テレビ研究センター研究員。王立プレス委員会の学術顧問を務めた後、1977年にアムステルダム大学に招かれ、コミュニケーション学部長。現在、同大学名誉教授。European Journal of Communication(1985年〜)の創設編集者。「マス・コミュニケーションの理論」の一般的構築者として世界的に知られ、マス・コミュニケーション研究分野で世界をリードしてきた学者の一人。
【監訳者】 大石裕(おおいし ゆたか) 慶應義塾大学法学部教授、同メディア・コミュニケーション研究所所長
【訳者】 米田朝香(よねだ あさか) 東海大学文学部講師 伊藤高史(いとう たかし) 創価大学文学部准教授 津田正太郎(つだ しょうたろう) 法政大学社会学部准教授 山腰修三(やまこし しゅうぞう) 慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所専任講師 倉沢亜己(くらさわ あき) 平井智尚(ひらい ともひさ) 日本大学法学部講師 山口仁(やまぐち ひとし) 財団法人マルチメディア振興センター研究員、日本大学講師 湯本和寛(ゆもと かずひろ) 信越放送株式会社:制作部ディレクター 金鐵鎔(きむ ちょるよん) 慶應義塾大学文学部講師 烏谷昌幸(からすだに まさゆき) 武蔵野大学政治経済学部専任講師 三谷文栄(みたに ふみえ) 慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程 小川恒夫(おがわ つねお) 東海大学文学部教授 大坪寛子(おおつぼ ひろこ) 放送倫理・番組向上機構(BPO)調査役 吉岡至(よしおか いたる) 関西大学社会学部教授 石川徳幸(いしかわ のりゆき) 日本大学大学院法学研究科新聞学専攻博士課程
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