消費者間の相互作用についての基礎研究
クチコミ、eクチコミを中心に
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▼WOM(Word of Mouth)マーケティングの最前線に切り込む! ●クチコミやeクチコミは、消費者の意識や行動、売上にどのような影響を与えるのか? ●消費者は、企業からの広告とクチコミ、eクチコミをどう使い分けているのか? ●なぜ、どのような状況でクチコミは発信されるのか? ●日本と米国、中国の消費者のクチコミ、eクチコミ行動はどう異なるのか? ●クチコミ・マーケティングはどこまで有効なのか?
こうした疑問に応えるため、情報の収集から測定・分析に至る方法を開発、そして映画ビジネスなど具体的事例を取り上げ、商品特性とブログ書き込みなどとの関係を明らかにする。マーケティングのプロ必読の1冊。

序 章 本書の目的と構成 1 研究の背景 2 研究の目的 本書の構成
第T部 基礎編 第1章 先行研究のレビュー 1 クチコミについての個人レベルでの研究 2 eクチコミについての個人レベルでの研究 3 市場レベルの現象とクチコミ、eクチコミ 4 先行研究の課題
第2章 クチコミ、eクチコミの実態 1 事例研究 2 事例研究のまとめ
第3章 データの収集 1 分析対象商品カテゴリ 2 eクチコミデータの収集 3 ……
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濱岡 豊(はまおか ゆたか) 慶應義塾大学商学部教授。 東北大学工学部卒業。東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。株式会社野村総合研究所勤務を経て、東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻博士課程修了。博士(学術、東京大学、1995年)。慶應義塾大学商学部専任講師、助教授を経て、2005 年より現職。 専門は、マーケティング・サイエンス、共進化マーケティング、消費者による創造、アクティブ・コンシューマーなど。主な著書に『消費者選択行動のニュー・ディレクションズ』(共著、関西学院大学出版会、1998年)、『ネットワーク・ビジネスの研究――ふれあいが創る共感コミュニティ』(共著、日経BP企画、1999年),『Webマーケティングの科学 リサーチとネットワーク』(共著、千倉書房、2007年)など、訳書に『クチコミはこうしてつくられる――おもしろさが伝染するバズ・マーケティング』(日本経済新聞社、2002年)がある。
里村卓也(さとむら たくや) 慶應義塾大学商学部准教授 東京大学理学部卒業。筑波大学大学院修士課程経営・政策科学研究科修了。東京工業大学大学院博士課程社会理工学研究科中退。この間、株式会社東芝、財団法人流通経済研究所勤務。大阪大学大学院経済学研究科講師・助教授を経て2005年より慶應義塾大学商学部助教授。この間、オハイオ州立大学・メリーランド大学客員研究員。博士(経済学、大阪大学、2002年)。 専門は、マーケティング・サイエンス。主な著書に、『Webマーケティングの科学 リサーチとネットワーク』(共著、千倉書房、2007年)、『プライシング・サイエンス』(共著、同文舘出版、2005年)、『金融マーケティング』(共著、朝倉書店、2000年)など、訳書に『マーケティングハンドブック』(共訳、朝倉書店、1997年)がある。
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