・世界標準に準拠した、システムズエンジニアリング実務の決定版ハンドブック。 ・デジタルエンジニアリングに関連するさまざまな最新の話題を新たに追加。
システムズエンジニアリング(SE)を実践しようと考えている方、あるいは実践するにあたって参考となる資料を必要とする方に向けて、SEの原則および実践を理解するためのガイドを提供する。 第5版は、ISO/IEC/IEEE 15288:2023の発行に伴い、第4版から大幅にバージョンアップされており、その範囲は、サービス、製品などのシステム、ソフトウェアに加えてエンタープライズに及ぶ。 本書には、さまざまなドメインへの適用、デジタルエンジニアリング、アジャイル開発など最先端の豊富な情報が含まれている。

序文
訳者序文
INCOSEからの注意
本ハンドブックの使い方
第1章 システムズエンジニアリング入門 1.1 システムズエンジニアリングとは何か? 1.2 システムズエンジニアリングはなぜ重要なのか? 1.3 システム概念 1.4 システムズエンジニアリングの基礎 1.5 システム科学とシステム思考
第2章 システムライフサイクルの概念,モデル,およびプロセス 2.1 ライフサイクルの用語と概念 2.2 ライフサ ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
【編著者】 INCOSE 「The International Council on Systems Engineering」の略称であり、非営利会員組織として1990年に設立。学際的なアプローチの実践応用と複雑なシステムの実現を可能とする方法を進展させることを目的とする。また、産業界、学際組織、政府機関における世界規模のSEの定義、理解、実践を進めているシステムエンジニアのための国際的な専門組織である。日本支部として一般社団法人JCOSEが2007年に設立され、本書の監訳者が代表理事を務めている。
【監訳者】 西村秀和(にしむら・ひでかず) 1963年生まれ。1990年慶應義塾大学大学院理工学研究科機械工学専攻後期博士課程修了。工学博士。千葉大学工学部助手,助教授を経て,2007年慶應義塾大学教授。2008年より慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授。2019年より一般社団法人JCOSE(INCOSE日本支部)代表理事。日本機械学会フェロー。INCOSE, IEEE, ASME会員。 著書:『MATLABによる制御理論の基礎』(共著,東京電機大学出版局,1998年),『MATLABによる制御系設計』(共著,東京電機大学出版局,1998年),『システムズモデリング言語SysML』(監訳,東京電機大学出版局,2012年),『デザイン・ストラクチャー・マトリクスDSM』(監訳,慶應義塾大学出版会,2014年),『実践に活かすモデルベースシステムズエンジニアリングの基礎』(編著,共立出版,2025年)など。
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