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信頼の経済学

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四六判/上製/336頁
初版年月日:2023/06/15
ISBN:978-4-7664-2882-7
(4-7664-2882-X)
Cコード:C3033
定価 3,520円(本体 3,200円)

信頼の経済学
人類の繁栄を支えるメカニズム
書評 目次 著者略歴

・人類はいかにして互いを信頼するようになったか
・市場・法の支配から科学・気候問題まで
人類の文明の物語は、互いにいかにして信頼するようになったかという物語である! 
人間が少人数の集まりから巨大な社会を築く根底には「信頼」のメカニズムが働いている。市場、法、貨幣から医学、科学技術、気候問題まで「信頼」なくしては存立しない。 「謝罪の経済学」というユニークな分野を開拓した気鋭の経済学者による骨太な一冊。

書評

『朝日新聞』 2024年1月10日(10面)「社説:経済の不振と分断 「信頼」鍛え広げる道めざせ」の記事内にて本書が紹介されました。
『Journal of Financial Planning』 2023年11月号「Book Review」(40頁)にて紹介されました。
『朝日新聞』 2023年9月16日(16面・読書面)に書評が掲載されました。評者は神林龍氏(武蔵大学教授・労働経済学)です。本文はこちら

目次

第1章 信頼の経済学
なぜ経済学で「信頼」を論じるのか?/私が「信頼」を研究する理由/経済学者は「信頼」をどう扱ってきたか?/経済学の「信頼理論」/理論と経済実験の関係/本書の概要

第2章 信頼の人類史を分析する
生物学的基礎/贈与の経済学/経済実験による文化比較プロジェクト/宗教の経済学/制度の経済学/法秩序と政府

第3章 経済システムにおける信頼
貨幣システム/金融市場/契約とは何か/なぜ仕事があるのか/ブランドの目的/信頼の未来形――シェアリングエコノミーとブロックチェー ……

著者略歴 著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。

【著者】
ベンジャミン・ホー(Benjamin Ho)
ヴァッサー大学行動経済学教授。マサチューセッツ工科大学(MIT)で経済学、数学、コンピュータ科学の学士号、同大学で電子工学とコンピュータ科学の工学修士号を取得。スタンフォード大学大学院で政治学と教育学の修士号を取得後、2006 年に経済学の博士号を取得。またモルガン・スタンレーのアナリストやホワイトハウスの経済諮問委員会のエコノミストなどアカデミアの外での経験もある。

【訳者】
庭田よう子(にわた・ようこ)
翻訳家。慶應義塾大学文学部卒業。訳書に、ヤーデン・カッツ『AI と白人至上主義─人工知能をめぐるイデオロギー』(左右社)、ブルック・ハリントン『ウェルス・マネジャー 富裕層の金庫番─世界トップ1%の資産防衛』(みすず書房)、ヨラム・ハゾニー『ナショナリズムの美徳』(東洋経済新報社)などがある。

【解説者】
佐々木宏夫(ささき・ひろお)
早稲田大学名誉教授。一橋大学大学院経済学研究科を経て、ロチェスター大学大学院博士課程修了 Ph.D(経済学)取得。専門は理論経済学およびゲーム理論。著書に『入門 ゲーム理論─戦略的思考の科学』(日本評論社)などがある。

定価3,520円 (本体:3,200円)
在庫あり

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