5人目の旅人たち
「水曜どうでしょう」と藩士コミュニティの研究
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▼「なぜ自分は「水曜どうでしょう」にこんなにもハマっているのだろう?」と思っている全てのファンにオススメの1冊! ▼自身もファンである社会心理学者が分析する、この番組が支持され続ける秘密とは?
HTBの「水曜どうでしょう」は、いかにして多くのファン(=藩士)にとって“人生になくてはならないコンテンツ”にまでなったのか? 自らもファンである社会心理学者が全国のファン19名へのインタビューやディレクター陣・ファンたちとの交流をもとに、その要因がディレクター陣の仕掛けた戦略とファンコミュニティとの奇跡のコラボレーションであったことを明らかにする。 ネット時代のテレビのあり方として先駆的、という指摘にも注目。
有名藩士のゴトータケヲ画伯がカバー装画と挿し絵を提供!
「第35回 電気通信普及財団賞テレコム社会科学賞 奨励賞」を受賞しました。 第35回電気通信普及財団賞 表彰者コメントについてはこちら


book@holic 2020年5月27日で本書が紹介されました。紹介者は杉江松恋氏(文芸評論家)です。 本文はこちら
『芸人本書く派列伝』 2020年1月13日号に、書評が掲載されました。評者は杉江松恋氏(文芸評論家)です。 本文はこちら(有料記事です)
産経新聞 2019年12月29日(3面)「攻めてる大学出版部」で、本書が紹介されました。 本文はこちら

長い長いまえがき 自己紹介と東日本大震災と番組/この本で解こうとしている問い/研究の方法
第一章 「水曜どうでしょう」とはどんな番組か 不思議な番組「水曜どうでしょう」/番組の概要/番組と番組掲示板/レギュラー放送時の 社会背景/ビジネスとしての番組の大成功/熱烈なファン「藩士」/北海道物産展にて
第二章 メディアと「藩士」 その1――テレビのレギュラー放送からDVDへ ファンの共通点/何度も見ないとわからない/同期型のテレビ ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
広田 すみれ(ひろた すみれ) 東京都市大学メディア情報学部教授。 1984年慶應義塾大学文学部心理学専攻卒。民間シンクタンク勤務後、1993年慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。博士(社会学)。 慶應義塾大学新聞研究所(現メディア・コミュニケーション研究所)研究員などを経て現職。ブラウン大学訪問研究員(2018年前期)。日本心理学会地区別(関東地区)代議員(2019〜2021年予定)。 専門は、社会心理学、意思決定論、リスクコミュニケーション。 主要著書・訳書に、『リスク学事典』(共編著、丸善出版、2019年)、『心理学が描くリスクの世界(第3版)』(共編著、慶應義塾大学出版会、2018年)、『読む統計学 使う統計学(第2版)』(慶應義塾大学出版会、2013年)、イアン・ハッキング『確率の出現』(共訳、慶應義塾大学出版会、2013年)、『リスクの社会心理学』(共著、有斐閣、2012年)、『感情と思考の科学事典』(共著、朝倉書店、2010 年)、『朝倉心理学講座 意思決定と経済の心理学』(共著、朝倉書店、2009年)など。 2016年11月よりFacebook グループ「藤やんとうれしー」の会員。
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