日本型ODAの戦略とは何だったのか?
第二次世界大戦後の賠償から生まれ、東西冷戦を背景に 日本の経済復興と東南アジアの開発が結びついた過程と、 「日本型ODA」の特徴が生まれた背景およびその戦略を探る。
日本経済新聞 2019年10月26日(27面)「読書欄・短評」で、本書が紹介されました。 本文はこちら
序 章 黎明期の日本のODAはどのような存在だったのか
第一章 現地産業の育成支援開始
第二章 賠償の援助化と資本財賠償の導入
第三章 輸出振興と資源確保を支えた輸銀の開発援助
第四章 アジアの経済インフラ建設を支援した円借款
第五章 「東南アジア開発援助政策」と「日本型ODA」を超えて
終 章 戦後復興とアジアの経済建設のために
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
大海渡 桂子(おおかいど けいこ)
上智大学国際部大学院・経営管理学修士(MBA)、 慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程修了(政治学専攻)、博士(法学)。
世界銀行(工業局)フィナンシャル・アナリスト、海外経済協力基金(現国際協力機構) 債権管理部長、国連アジア太平洋経済社会委員会(UNESCAP)事務局次長等を歴任。
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