▼イギリス外交史の第一人者が“EU 離脱” までの深層と、 分裂に揺れるイギリスを読み解く!
今年の6月に世界の政治経済を震撼させた、 イギリス国民投票によるEU離脱という結果―― そして、そこに至るイギリスのEU 加盟時から現在までの歴史も 決して平坦ではなかった――。 これから孤高の道を歩むイギリスがめざす方向は? また連合王国としてのイギリスは解体に向かうのか? イギリス外交史・国際政治の第一人者が歴史的背景から イギリス政治社会とヨーロッパを展望する一冊!
本書「序章 ―イギリスはどこに向かうのか (抜粋)」を公開しました。 ぜひご覧ください。
読売新聞 2019年3月3日(2面)「地球を読む」で、本書が紹介されました。
金融財政事情 2016.11.21号「書架」(p.50)に書評が掲載されました。評者は林秀毅氏(日本経済研究センター特任研究員)です。
日本経済新聞 2016年11月13日読書面(21面)に書評が掲載されました。
序 章 イギリスはどこに向かうのか EUとの離別 / ヨーロッパの複合的危機 / イギリスにとってのヨーロッパ / アイデンティ ティの揺らぎ / 欧州懐疑主義の拡散 / BREXITの政治学 第1章 戦後イギリスとヨーロッパ統合 ヨーロッパのなかのイギリス / チャーチルの「欧州合衆国」構想 / 英仏関係における協調 と対立 一九四七 ― 一九五四年 / 独仏枢軸を前にして 一九五四 ― 一九六三年 / 欧州共同体加盟への道 一九 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
細谷 雄一(ほそや ゆういち) 慶應義塾大学法学部教授。1971年、千葉県生まれ。英国バーミンガム大学大学院国際関係学修士号取得。慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程修了。博士(法学)。 主な著書に、『戦後国際秩序とイギリス外交―戦後ヨーロッパの形成1945年−1951年』(創文社、2001、サントリー学芸賞)、『倫理的な戦争―トニー・ブレアの栄光と挫折』(慶應義塾大学出版会、2009、読売・吉野作造賞)、『国際秩序―18世紀ヨーロッパから21世紀アジアへ』(中公新書、2012)、『歴史認識とは何か―日露戦争からアジア太平洋戦争まで』(新潮選書、2015)ほか。
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