リスクと、どのように付き合うのか。 ▼生死、ギャンブル、明日の天気、災害。リスク化した不確実な世界に、人びとはなぜ惹かれるのか。様々な分野の第一線で活躍する論者たちが集い、新たな視点から論じる。 ▼慶應義塾大学文学部総合講座(オムニバス講義)をもとにした論考・エッセイ集。 ▼小松左京氏、最後のインタビューを掲載。

SFマガジン 669(2011年12月号)「マガジン・レーダー」にて紹介されました。

はしがき――『日本沈没』以降の「リスクの誘惑」案内
I 「リスクの誘惑」案内 高度情報化社会の揺らぎとリスクの変質、自己の変質をめぐる人類学的考察 ――先端技術先導情報化社会のリスクの変移と偶然性に寄り添う感性の探究 宮坂敬造
小松左京、リスクとその誘惑を語る――文学からSFへ、SF以後へ 聞き手:宮坂敬造・巽孝之
II 戦争、リスク、人間 カタストロフィリア 巽孝之
UNKNOWNの誘惑―情報を基本とした「軍事における革命 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
宮坂敬造(慶應義塾大学文学部教授) 岡田光弘(慶應義塾大学文学部教授) 坂上貴之(慶應義塾大学文学部教授) 坂本光(慶應義塾大学文学部准教授) 巽孝之(慶應義塾大学文学部教授)
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