慶應義塾大学SFCにて長く教鞭を執った著者が、自らの経験に基づき学問への取り組み方をアドバイス。これまでの教育・研究実践において、著者が伝えてきたこと、そして学生から受け取ってきたことは何か。大学生だけでなく、広く教育関係者・一般に有益な一冊。
本書は、日本図書館協会選定図書です。


証券アナリストジャーナル 2009年12月号「新刊紹介」(134頁)で紹介されました。

序 文
第一部 学問のあり方と取り組み方 一 国際学の発展―学際研究の悩みと強み― 二 学部教育の核心となる教養教育とその要素 三 経済学の新展開、限界、および今後の課題 四 歪曲された企業理解―人間を重視した企業論の確立を―
第二部 大学教育についての私論 一 インテグリティと大学教育 二 教育にとって大切なものは―幼稚園から大学院までの体験的教育論― 第三部 明 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
岡部光明(おかべ みつあき) 1968年 東京大学経済学部卒業。1973年 米国ペンシルバニア大学修士課程修了(MBA)。日本銀行金融研究所研究第1課長、米国プリンストン大学客員講師、豪州マックオーリー大学教授、慶應義塾大学教授などを歴任。2007年 明治学院大学教授(国際学部)に就任、現在に至る。この間、英国オックスフォード大学上級客員研究員、米国ミネソタ大学客員教授などを兼任。政策・メディア博士。慶應義塾大学名誉教授。大学基準協会評価委員。
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