開放系言語学への招待
文化・認知・コミュニケーション
|
多様なコミュニケーションに向かって開かれた言語学。 ▼現在主流の生成系の言語学とは別の、言語を文化や社会との関係において重視する開放系言語学(社会言語学)について、多角的に解説するテキスト。 ▼開放系言語学は、現代社会において多様化する文化とコミュニケーションを、言語との関わりから読み解く。言語を人間のコミュニケーションの中にとらえ直すこの開放系言語学は、コミュニケーションの可能性を広げる新しい言語学として注目されている。
「ことば」を開放せよ! 言語を人間のコミュニケーションの中にとらえ直し、戦時体験の語りからネット上の言語まで、現代の様々なコミュニケーション現象に迫る。文化・認知・社会を繋ぐ新しい言語学の試み。
月刊 言語 2009年3月号(Vol.38、No.3)114頁で紹介されました。
はじめに 唐須教光 第1章 形式と意味 ――開放系カテゴリーの展開 谷 みゆき 第2章 言語と文化の相同性 花ア美紀 第3章 言語とコンテクスト 井上逸兵 第4章 言語と身体性 井上京子 第5章 言語とアフォーダンス 出原健一 第6章 ナラティブ考 ――コミュ二ケーション行為としての語りをめぐって 松木啓子 第7章 助言のディスコース 阿部圭子 第8章 サイバースペースコミュニケーション 八木橋宏勇 第 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
【編者】 唐須教光(とうす のりみつ) 日本大学藝術学部教授
【著者】 谷 みゆき(たに みゆき) 立教大学ランゲージセンター教育講師 花ア美紀(はなざき みき) 信州大学人文学部准教授
井上逸兵(いのうえ いっぺい) 慶應義塾大学文学部教授 井上京子(いのうえ きょうこ) 慶應義塾大学理工学部教授 出原健一(いではら けんいち) 滋賀大学経済学部准教授 松木啓子(まつき けいこ) 同志社大学言語文化教育研究センター准教授 阿部圭子(あべ けいこ) 共立女子大学国際学部教授 八木橋宏勇(やぎはし ひろとし) 杏林大学外国語学部助教 井出里咲子(いで りさこ) 筑波大学大学院人文社会科学研究科准教授 多々良直弘(たたら なおひろ) 桜美林大学文学部、リベラルアーツ学群専任講師 奥 聡一郎(おく そういちろう) 関東学院大学工学部教授
|