デューラーが生きたニュルンベルクの黄金時代 ▼ドイツ・ルネサンスの天才画家・版画家デューラーの生涯と作品誕生の背景や交友録を、画家が生きた時代と故郷ニュルンベルクの歴史とともに壮大に描く。図版多数。
出版ニュース 2007年2月中旬号(24頁)で紹介されました。 月刊美術 2007年2月号「気になる本 美術書」(184頁)で紹介されました。
地図1 ドイツ南部 / 地図2 デューラーのネーデルラント旅行 凡例
序章 デューラーの生涯 1 デューラーの生と死 はじめに デューラーの妻 デューラーの死
2 ニュルンベルクの彫刻家たち アダム・クラフト ファイト・シュトース ペーター・フィッシャー一族
3 デューラーとイタリア美術 マルティン・ショーンガウアー 《アダムとエバ》 イタリアの太陽
I デューラーの故郷 1 ニュルンベ ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
海津忠雄(かいづ ただお) 1930年生まれ。慶應義塾大学名誉教授。文学博士。 1955年、慶應義塾大学文学部卒業。60年、同大大学院博士課程修了。美学・西洋美術史専攻。1965-66年バーゼル大学に留学。慶應義塾大学教授、東亜大学大学院教授を歴任。 著訳書に、『レンブラントの聖書』(慶應義塾大学出版会、2005年)、ハインリヒ・ヴェルフリン『美術史の基礎概念』(慶應義塾大学出版会、2000年)、『ホルバイン 死の舞踏』(新版、岩崎美術社、1991年)、『肖像画のイコノロジー――エラスムスの肖像の研究』(多賀出版、1987年)、『中世人の知恵――バーゼルの美術から』(新教出版社、1984年)、『愛の庭――キリスト教美術探求』(日本基督教団出版局、1981年)、『レンブラントのイエス伝――素描と銅版画による』(共著、新教出版社、1975年)、『ホルバイン』(岩崎美術社、1974年)などがある。
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