人 造 美 女。 そ れ は 理 想 の 女 性――――。
彼女たちは、どこから来たのか? 彼女たちは、どこへ向かうのか?
▼E・T・A・ホフマン『砂男』、ヴィリエ・ド・リラダン『未来のイヴ』など、19世紀に多くが生まれた「人造美女」と「独身者の機械」に関する文学作品を皮切りに、映画、アニメ、人形まで、10人の著者が専門分野から分析する。「人造美女」、すなわち人の手(想像)によって造られた架空の美女の魅力に迫る<人造美女解体新書>。


書評(関西大学生協) 2010年秋号 「図書館資料紹介」(284頁)で紹介されました。
KINOKUNIYA BOOKLOG 書評空間 2007年10月5日 高山宏の「読んで生き、書いて死ぬ」で紹介されました。週間アスキー 2006年11月14号 「WAM BOOKS」欄(132頁)で紹介されました。 出版ニュース 2006年10月下旬号 「ブックガイド」欄(30頁)で紹介されました。 週間読書人 2006年10月27日で紹介されました。

はじめに 巽 孝之 ホフマンからゴスロリまで
第一部 SYMPOSIUM 紙と言葉の乙女たち マラルメの効用 立仙順朗 ヴェルヌとルーセル、その人造美女たち 新島 進 聖人造少女領域 宝野アリカ 死んだ美女、造られた美女――ポオ、ディキンスン、エリオット 巽 孝之
第二部 INTERMISSION 棺たちの沈黙 天然メイドの人造慰霊祭 荻野アンナ
第三部 DISCUSS ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
(順不同) 巽孝之(慶應義塾大学文学部教授) 荻野アンナ(慶應義塾大学文学部教授) 立仙順郎(慶應義塾大学名誉教授) 識名章喜(慶應義塾大学商学部教授) 新島進(早稲田大学非常勤講師) 宝野アリカ(ALI PROJECT) 小谷真理(SF・ファンタジー評論家) 高原英理(作家・評論家) 茅野裕城子(作家) スーザン・J・ネイピア(タフツ大学教授)
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