人造美女は可能か?
はじめに 巽 孝之 ホフマンからゴスロリまで
第一部 SYMPOSIUM 紙と言葉の乙女たち マラルメの効用 立仙順朗 ヴェルヌとルーセル、その人造美女たち 新島 進 聖人造少女領域 宝野アリカ 死んだ美女、造られた美女――ポオ、ディキンスン、エリオット 巽 孝之
第二部 INTERMISSION 棺たちの沈黙 天然メイドの人造慰霊祭 荻野アンナ
第三部 DISCUSSION 人造美女の歴史と変容 ゴシックの位相から 高原英理 ゲイシャとT・レックス 小谷真理 オリンピアとマリア ――E・T・A・ホフマンの『砂男』とフリッツ・ラングの『メトロポリス』 識名章喜 バービーは仏像かもしれない 茅野裕城子 ロスト・イン・トランジション――世界の終わりの人形たち スーザン・J・ネイピア
人造美女編年史 おわりに 立仙順朗 執筆者紹介
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