検査で「異常なし」と言われためまいの多くは、ストレスや性格を含めた生活習慣が原因になっています。1998年発行の初版をめまいと生活習慣の関係に重点をおいて増補改訂しました。
はじめに 1章 めまいを理解するために めまいとは何か/めまいはなぜ起こるのか/内耳のしくみ/ 内耳障害によるめまい/脳への血液減少によるめまい/ 心因性めまい
2章 めまいが起きたら めまいが起きているときは/めまいが少し治まったら/ めまいの性質から原因は分かる?/危険なめまい/ めまい以外の症状は?/めまいの起こり方と疾患名/ 病院での問診をスムーズに/何科を受診すればよいか?/ 再びめまいを感 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
神崎 仁(かんざき じん) 国際医療福祉大学附属熱海病院 病院長、国際医療福祉大学教授、慶應義塾大学名誉教授、医学博士。1961年慶應義塾大学医学部卒業、1972年同大学医学部専任講師、1987年同大学医学部教授、1995〜1999年慶應義塾大学病院長。国際聴覚医学会会長、日本聴覚医学会理事長、日本めまい・平衡医学会理事、日本耳科学会理事など多数の要職を務める。著書には『めまいの医学』(南山堂、1995)、『耳鳴の克服とその指導』(金原出版、1993)、『聴覚情報処理とその異常』(メジカルビュー社、1996)など多数。
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