75歳の現役医師がすすめる中高年のための現代版養生訓。 ▼中高齢者が自立して、寝たきりにならずに、健康寿命をのばすように、まずは生活習慣をみなおすことを提言。 ▼著者自らも実践しているよい生活習慣を紹介し、生活の質を高めていく生き方を伝授する。 ▼長年、経験を積んだ高齢の医師だからこそ、高齢者のかかえている問題によりそえる。患者さんとともに長く人生を過ごして来た著者が、自身の老いをみすえて、現代の中高齢者向けに書き上げた現代版養生訓。
プロローグ 生活の質(QOL)を高めることが人生の質を高める/ 健康科学は確立していない?/ 高齢医師の役割
T章 生活の質を高める生き方 元気感をもとう 生きがいに必要な元気感 生きる意味 生き方についての九カ条 有名人の考える「生きがい」とは 生きがいの個人差 生き方についての名言 健康管理についての疑問 コレステロール/ 肥満度と死亡率/ 睡眠/朝食をとるほうがよいか/ 塩分/ コーヒー 就寝前の水分補給は脳梗塞を予防するか 筋肉の老 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
神崎 仁(かんざき じん) 1961年3月 慶應義塾大学医学部卒業 1966年3月 慶應義塾大学医学部研究科大学院(耳鼻咽喉科)修了 1987年4月 慶應義塾大学医学部教授 1995年10月 慶應義塾大学病院長 2001年4月 慶應義塾大学名誉教授 国際医療福祉大学教授 2001年7月 国際医療福祉大学附属熱海病院・院長
現在:日本耳鼻咽喉科学会監事、日本聴覚医学会顧問、日本めまい平衡医学会参与、日本耳科学会参与、日本聴神経腫瘍研究会世話人、東京メニエール病カンファレンス代表
日本耳鼻咽喉科学会総会会長、日本聴覚医学会理事長・総会会長、国際聴覚医学会会長、日本めまい平衡医学会理事・総会会長、日本耳科学会理事・総会会長を歴任。
専門領域:耳科学、神経耳科学
著書:『めまいを治す 改訂版』(慶應義塾大学出版会)、『めまいの医学』(南山堂)、『めまいの正体』(文春新書) 『耳鳴りの克服とその指導』(金原出版)、『難聴の病理生理と診断治療』(真興交易)『耳鳴りを治す』(慶應義塾大学出版会) 『おまかせしない医療』(慶應義塾大学出版会)『元気感』(WAC BUNKO)『50歳からのみる、きく、歩く』(真興交易)ほか多数。
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