基礎編。現代文明の豊かさによってもたらされる、あらゆる成人病(生活慣習病)の源“シンドロームX”を予防・克服するための知識を紹介。ミドルエイジのための「健康」のすすめ。

プロローグ 福沢諭吉とスポーツ医学 独立自尊の実践 小泉信三の「三つの宝」 北里柴三郎と慶應医学
1章 健康とは何だろう−スポーツ医学の使命 1 変わりゆくスポーツ医学の役割 2 予防医学としてのスポーツ医学 3 「社会的に健康」であるために 4 運動不足病とは? 5 フィットネスレベルと健康 6 「歳をとる」ということ からだの衰え 神経の衰え 7 現在も運動をしていますか?
2章 からだの仕組みとその役割 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
山崎 元 やまざき はじめ (本書執筆=プロローグ、1章、エピローグ) 1943年、東京都生まれ。 慶應義塾大学スポーツ医学研究センター所長・教授、医学博士。 著書に『一般医家のためのスポーツ可否・許可基準ガイドブック』南江堂・1995年、『慢性疾患と運動−QOL向上の具体策』(共著)文光堂・1994年 など。
大西祥平 おおにし しょうへい(本書執筆=2章) 1952年、兵庫県生まれ。 慶應義塾大学スポーツ医学研究センター専任講師、医学博士。 著書に『メディカルコンディショニングガイド』診断と治療社・1994年、『慢性疾患と運動』(共著)など。
勝川史憲 かつかわ ふみのり(本書執筆=3章、4章) 1958年、東京都生まれ。 慶應義塾大学スポーツ医学研究センター助手。 著書に『運動とエネルギーの科学』(共著)杏林書院・1996年、『慢性疾患と運動』(共著)など。
辻 秀一 つじ しゅういち(本書執筆=5章) 1961年、東京都生まれ。 東海大学病態診断学研究員。 北里研究所病院スポーツクリニック担当。 著書に『健康獲得大作戦』同文書院・1996年、『慢性疾患と運動』(共著)など。
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