慶應義塾機関誌

明治31年3月創刊(毎月1回1日発行)
発行:慶應義塾 編集人:慶應義塾広報室長 編集・制作:慶應義塾大学出版会
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2018年6月号表紙 |
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毎月1回1日発行 |
税込価格:451円(本体 410円) |
定期購読:4,700円(税・送料込) |
在庫あり |
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◆特集 |
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昨年2015年は欧州にとってテロ、急増する難民、そしてギリシャ危機と大きな危機に見舞われました。世界の「民主主義」の範であったEUの統合理念自体が複合的な危機に見舞われているかのようです。「岐路に立つ欧州」はこれからどのように進むのか。座談会、関連記事に加え、来塾したエマニュエル・トッド氏の講演を加えて、総特集しました。 |
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〈座談会〉「ヨーロッパの危機」をどうみるか |
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森井裕一(東京大学大学院総合文化研究科教授、ドイツ・ヨーロッパ研究センター長)
宇野重規(東京大学社会科学研究所教授)
吉田徹(北海道大学大学院法学研究科教授・塾員)
細谷雄一(慶應義塾大学法学部教授)
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〈関連記事〉 |
EUの危機と欧州統合モデルのゆくえ ──「二速度式欧州」対「アラカルト欧州」
庄司克宏(慶應義塾大学大学院法務研究科教授(ジャン・モネ・チェア))
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ロシアから見たEU
横手慎二(慶應義塾大学名誉教授)
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移民社会フランスの市民性教育のゆくえ ── テロ事件、急増する難民の後に
鈴木規子(東洋大学社会学部准教授・塾員)
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◆講演録 |
エマニュエル・トッド氏来日記念講演会 |
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歴史人口学者、家族人類学者として世界中に多くの読者を持つエマニュエル・トッド氏が来日、シャルリ・エブド襲撃事件を踏まえて書いた新著について慶應義塾で講演しました。「宗教的危機」とは何か、そしていまフランスではどのような形で普遍主義の理念が危機にさらされているのか。トッド氏の見解が披露されています。 |
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慶應義塾維持会 |
母校を思う塾員と篤志家の皆様により、義塾の教育研究活動を財政支援する目的で設立された一世紀余の歴史を有する組織です。
会員の皆様にはご加入期間『三田評論』を贈呈いたします。 |
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◆その他の企画 |
<話題の人> |
子どもの本の翻訳を続けて |
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福本友美子さん
(児童文学翻訳家・塾員) |
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インタビュアー
廣P真治郎(慶應義塾幼稚舎教諭) |
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「おさるのジョージ」シリーズ、「としょかんライオン」など、児童文学の名作を一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。これらの本をはじめ、総計160冊にもなる絵本・児童書の翻訳を手掛けてこられた福本さんに、お話を伺いました。渡辺茂男先生の教えを受けた塾の図書館・情報学科時代のこと、リズムを重視する翻訳の秘訣など、様々なエピソードのなかに児童文学を愛する気持ちが溢れていました。 |
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<三人閑談> |
栄光のクラシックカー |
水野誠一(株式会社IMA代表取締役・塾員)
村上 政(新潮社『ENGINE』編集長・塾員)
牧野賢一(慶應義塾体育会自動車部OB、三田自動車倶楽部会員) |
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昨今、全国ではさまざまなクラシックカーイベントが開催されるなど、往年の名車たちに改めて注目が集まっています。ハイブリッド車や水素自動車の普及が進む一方で、人はなぜクラシックカーに乗り続けるのか。「走る芸術品」に魅せられた3人に、じっくり語っていただきました。
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<連載> |
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齋藤秀彦 |
義塾を訪れた外国人 第4回 サンテール、コール、シラク |
田中俊郎 |
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<写真に見る戦後の義塾4> |
日吉の桜の中庭 |
福山欣司 |
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<時の話題> 健康を考える |
健康の名のもとに |
大塚紳一郎 |
ダイナミックな健康の概念 |
梅津光弘 |
ソッコンカンショーコーグン |
石川俊一郎 |
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<新慶應義塾豆百科4> |
命名SFC |
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<その他> |
丘の上 |
佐野陽子、千住 明、福田拓也、古屋 豊 |
塾員クロスロード |
鵜飼真妃、水谷伸吉 |
Researcher's Eye |
関口裕昭、田口聡志 |
執筆ノート |
『女と夜と死の広告学』
関沢英彦
『ちょっと気になる社会保障』
権丈善一
『ドイツに学ぶ科学技術政策』
永野 博
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社中交歓(香) |
小仲正浩、籠島正直、西田雄一、小泉祐貴子 |
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