慶應義塾機関誌

 三田評論
  明治31年3月創刊(毎月1回1日発行)
   発行:慶應義塾 編集人:慶應義塾広報室長 編集・制作:慶應義塾大学出版会

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三田評論表紙
2018年5月号表紙


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2018年4月号のご案内

◆特集

新病院棟開院

待望の慶應病院新病院棟1号館が竣工、この5月から開院の運びとなります。延床面積が75,000 平方メートルという巨大な病院棟には最新鋭で利用者目線に立った医療設備が用意され、AIやICTをフル活用した新しい医療が展開されることになります。さらに、医療だけでなく「がんゲノム」などの臨床研究や、医・薬・看の合同教育にも期待が集まる新病院棟を徹底解説する特集です。

 
〈座談会〉
新病院棟がひらく新しい医療
 
天谷雅行(慶應義塾大学医学部長、皮膚科学教授)
北川雄光(慶應義塾大学病院長、医学部外科学(一般・消化器)教授)
陣崎雅弘(慶應義塾大学病院副病院長、医学部放射線科学(診断)教授)
金井隆典(慶應義塾大学医学部内科学(消化器)教授)
竹内 勤(慶應義塾常任理事(病院担当)、医学部内科学(リウマチ・膠原病)教授)
 
〈関連記事:新病院棟紹介〉

新病院棟の概要と病棟部門について
渡辺真純(慶應義塾大学医学部教授、新病院棟開設準備室長)

 

外来部門
三村 將(慶應義塾大学病院副病院長、医学部精神・神経科教授)

 

手術センター
松本守雄(慶應義塾大学病院副病院長[手術センター長]、医学部整形外科学教授)

 
〈関連記事:最先端の医療サービスと大型臨床研究〉

臨床研究推進センターの役割──臨床研究中核病院として
佐谷秀行(慶應義塾大学病院副病院長、臨床研究推進センター長)

 

近未来の再生医療
中村雅也(慶應義塾大学医学部整形外科学教授)

 

「がんゲノム医療」を先導する拠点
西原広史(慶應義塾大学医学部腫瘍センターゲノム医療ユニット特任教授)

 

臨床遺伝学センターの展開
小崎健次郎(慶應義塾大学医学部臨床遺伝学センター長、同教授)

 

 

信頼される最先端医療を提供し続けるための新たな取り組み
武林 亨(慶應義塾大学医学部公衆衛生学教授・大学院健康マネジメント研究科委員長)

 

患者のQOLを高めるためのチーム医療と医療人の育成
松田美紀子(慶應義塾大学病院看護部長)

 

慶應義塾大学病院における地域連携の取り組み
大家基嗣(慶應義塾大学病院副病院長、医療連携推進部長)

 

医看薬の連携による世界を先導する医療人の育成──医療系三学部合同教育
門川俊明(慶應義塾大学医学部医学教育統轄センター教授)

 

東京二〇二〇オリンピック・パラリンピック競技大会と慶應義塾大学病院
佐々木淳一(慶應義塾大学医学部救急医学教授)

 

新病院棟建設事業募金について
戸山芳昭(慶應義塾大学名誉教授、慶應義塾大学病院経営ボード会議副議長)

 
 
◆その他の企画
<話題の人
社会の「旬」をミュージカルで表現する
   
松本 隆さん

片岡義朗さん
(アニメ・ミュージカルプロデューサー、株式会社コントラ代表取締役社長)

 

インタビュアー 
大串尚代(慶應義塾大学文学部教授)

   
漫画・アニメを舞台化したミュージカル=「2.5次元ミュージカル」をご存知でしょうか。2003年の『ミュージカル テニスの王子様』(「テニミュ」)から火がつき、現在は専用劇場にも多くの観客が詰めかける人気ぶり。その仕掛け人である片岡さんは、本場ブロードウェイでの観劇体験をきっかけに、これまで多くの「2.5次元」作品を生み出してきました。舞台化の裏側、その狙いや海外への発信などについて語っていただきました。
   
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<三人閑談>
縄文″ト訪

室井光広(作家、塾員)
小林武人(ポストデジタルアーティスト、NPO法人JOMONISM代表・塾員)
安達香織(横浜市教育委員会埋蔵文化財専門職員、塾員)


近年、考古学だけでなく、アートイベントやフェスティバルなどでもテーマとして取り上げられている「縄文」。今年は大規模な特別展も予定され、「縄文ブーム」再燃の兆しもあります。土器や遺跡から浮かび上がる縄文人の価値観、その生活とは。1万年以上のあいだ大きな戦乱がなく、環境と共存し多様性豊かな社会を築いた縄文時代は、現代の私たちにもさまざまな示唆を与えてくれます。
 
 
<時の話題「カタルーニャ独立運動」>
 カタルーニャ「独立問題」をどうみるか

八嶋由香利

 カタルーニャ独立運動──大学はどう受け止めたか

福田牧子

 カタルーニャ危機とバスク地方

アロツ・アインゲル

<連載>
 福澤諭吉をめぐる人々 その23 福澤一太郎
小山太輝
 写真に見る戦後の義塾26  北海道無医地区地域医療活動〜占冠村

島田直樹

 新 慶應義塾豆百科 第25回 慶應義塾大学病院の最寄り駅
 

 


 
<その他>
 丘の上 

小倉 清、加藤三明、俵 元昭、飛ヶ谷美穂子

 塾員クロスロード

勝田隆仁、原田香奈

 Researcher's Eye

加藤雅之、内田健一

 執筆ノート

『「未解」のアフリカ──欺瞞のヨーロッパ史観』
(小浜裕久(共著))

『観の目──ベルクソン『物質と記憶』をめぐるエッセイ』
(渡仲幸利)

『裁判の原点──社会を動かす法学入門』
(大屋雄裕)

 人を育てる、義塾を支える
──福澤・小泉基金の拡大に向けて

橋郁夫

 社中交歓(象)

中村 實/須藤陽子/永井正勝/タムリン、アフマド フスニ

 KEIO Report
「こどもの機会均等研究センター」の設立

赤林英夫

 追想
 
 安達和夫先生の思い出

園田智昭

 岩男壽美子先生を偲んで 

萩原 滋

 近藤晋二先生を悼む

中山 理

 
 

前号紹介

三田評論2018年4月号表紙

 

寸描 2018年4月号について

筆者の記憶違いでなければ、戦後復興なった信濃町の病院棟が、小津安二郎監督の映画『晩春』(一九四九年封切)に登場した。白亜の瀟洒な建物が広大な構えのごとくに映し出されていた。今日の病院玄関前の風景とはまったく別世界のごとき印象だが、未だ戦災の跡が痛々しい時代に存在感のある建物だった。その後、院生時代に近視が進み、遊部教授のご紹介で眼科の植村教授に診ていただき、今日までお世話になっている眼鏡の処方箋も書いていただいた。眼科の診察室は、コの字型に建った木造診療棟の二階にあった。人が歩くと廊下がゴトゴトと鳴っていたのが忘れられない。メディカル・ストリートと形容されるようなモダーンな印象とはことなって、診察室前の板張りの廊下を、白衣の医師や看護師に混じって患者が、狭い廊下をせせこましく動く様は、到底病院のなかとは思われないにぎわいに満ちていた。まさに大病院の証左であった。

飯田裕康

 

 

 
 
 

 

 
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