慶應義塾機関誌

 三田評論
  明治31年3月創刊(毎月1回1日発行)
   発行:慶應義塾 編集人:慶應義塾広報室長 編集・制作:慶應義塾大学出版会

 
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2015年4月号
 

No.1188 2015年4月号

  特集
グローバル感染症の現在
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◆特集

グローバル感染症の現在

昨年夏の東京でのデング熱の発生、また西アフリカでの昨年来のエボラ出血熱の流行はニュースとなりました。人類の歴史は感染症との闘いの歴史であり、中でも現在三大感染症と呼ばれる、結核、マラリア、エイズは、世界で感染者が毎年多数発生し、多くの方が亡くなっています。日本は感染症制圧で目覚ましい成果を挙げ、国際的に期待される存在ですが、現在のグローバル感染症はどのような状況なのでしょうか。

 
〈座談会〉感染症対策に求められる日本の貢献
 
島尾忠男(公益財団法人エイズ予防財団代表理事)
水野達男(NPO法人マラリア・ノーモア・ジャパン専務理事兼事務局長)
山本太郎(長崎大学熱帯医学研究所国際保健学分野教授)
尾身 茂(独立行政法人地域医療機能推進機構理事長・特選塾員)
鎌倉光宏(慶應義塾大学看護医療学部・大学院健康マネジメント研究科教授(司会))
 
〈関連記事〉

WHOにおけるグローバル感染症対策と慶應義塾への期待
中谷比呂樹(世界保健機関(WHO)事務局長補・塾員)

 

現代の感染症の特徴と対策
岩田 敏(慶應義塾大学医学部感染症学教室教授、同大学病院感染制御センター長)

 
 
 
 慶應義塾維持会
母校を思う塾員と篤志家の皆様により、義塾の教育研究活動を財政支援する目的で設立された一世紀余の歴史を有する組織です。
会員の皆様にはご加入期間『三田評論』を贈呈いたします。
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慶應義塾史跡めぐり
 

三田キャンパスの西校舎のある崖上に、終戦までは、「大講堂」、または「大ホール」と呼ばれていた建物があった。…

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 次号予告
2015年5月号 No.1189

◆特集◆
「幸せ」を考える

 
 前号紹介
2015年3月号 No.1187

◆特集◆
新幹線の半世紀とこれから

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バックナンバー
 
KEIO BOOK CLUB

塾員専用の読書クラブ「KEIO BOOK CLUB」
オープン! 読書に嬉しい特典を揃えましたので
慶應義塾大学卒業生は、ぜひご登録ください。
運営:慶應義塾大学出版会

◆その他の企画
<話題の人
グローバル通信企業のトップとして
   
吉田晴乃さん 吉田晴乃さん 
(BTジャパン株式会社代表取締役社長・塾員)
 
インタビュアー
菱田公一(慶應義塾大学理工学部教授)
   
世界的な通信インフラを支える企業のトップを務める吉田さんは、このほど女性として初めてとなる経団連役員就任が内定しました。インターネットをはじめ、今や私たちの生活に不可欠な通信インフラを担う企業に求められるものとは。また、グローバルな舞台で日本人、日本企業が活躍するにはどんなことが必要か。熱意あふれるインタビューです。
   
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<改めて一二五年前のお礼に──ハーバード大学訪問>

清家 篤(慶應義塾長)

 

<三人閑談>
「ジャズ喫茶」でスウィング

田代俊一郎(西日本新聞社客員編集委員・塾員)
シュート・アロー(ヤマハ株式会社勤務・塾員)
中川ヨウ(音楽評論家、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任准教授)


60〜70年代にかけて隆盛を極めた「ジャズ喫茶」。日本独特のジャズ文化として知られていますが、若い世代にとっては少し敷居が高い場所かもしれません。そもそもこのジャズ喫茶とはどんな空間なのか。その独特のルールとは。音楽との関わり方が大きく変化している現在、改めて「ジャズ喫茶」について語り尽くします。
 
<連載>
 KEIO MONO MUSEUM70  
 普通部「目路はるか教室」講師銘板

解説 山ア一郎

 現代に生きる福澤諭吉のことば その100
大久保忠宗
大澤輝嘉

 
<演説館>
 過疎化・高齢化する地域と自然災害
 ──新潟県中越地震の教訓から得られたもの

澤田雅浩


 
<講演録>
  蝶と私──わが趣味を語る

福岡正夫


 
<その他>
 丘の上

倉本堯慧、長野重一、松岡享子、依田龍一

 塾員クロスロード

星 覚、熊 仁美

 Researcher's Eye

中島信吾、井奥洪二、東海林祐子

 執筆ノート

『東アジア動乱──地政学が明かす日本の役割』
武貞秀士

『民俗学・台湾・国際連盟──柳田國男と新渡戸稲造』
佐谷眞木人

『修験道小事典』
宮家 準

『子どもの才能を育む──今も生きる福澤諭吉の子育てと教育』
岩ア 弘

 社中交歓(パン)

小松友子、玉田敦子、渡辺香奈、赤木完爾

<追想>
 林喜男先生を偲ぶ 安西祐一郎
 江坂さんを悼む 近森 正

 
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読者の皆様へご案内します。

慶應義塾幼稚舎の体験した戦争の記録


慶應義塾幼稚舎疎開学園の記録 上
慶應義塾幼稚舎疎開学園の記録 上
慶應義塾幼稚舎「疎開学園の記録」編集委員会 編

慶應義塾幼稚舎の体験した戦争の記録。幼稚舎に残る史料を再構成して上下2巻にまとめる。

 

「善を行うに勇なれ」


回想 慶應義塾 鳥居 泰彦 著
伝記 小泉信三
神吉 創二 著

塾長として戦時の慶應義塾を守り、戦後は文筆家として日本の幅広い層に影響与え、今上天皇の皇太子時代の御教育常時参与として世に知られる小泉信三。その生涯を、平易な文体で描いた待望の伝記。

詳細はこちら
 

元幼稚舎長にして
稀代の教育者
吉田小五郎が綴る
珠玉の随筆選


回想 慶應義塾 鳥居 泰彦 著
吉田小五郎随筆選
(全3巻+別冊)
吉田 小五郎 著

 元慶應義塾幼稚舎長吉田小五郎の名随筆を新編集で3巻に収める。多くの教え子に慕われた教育者として、日本を代表するキリシタン史研究者として、「民藝運動」に関わった美術品蒐集家として、培った観察眼とその描写は、時代を超えて読む者を惹きつける。没後30年を期に刊行!

詳細はこちら
 

元慶應義塾長が紐解く
歴代塾長の足跡


回想 慶應義塾 鳥居 泰彦 著
回想 慶應義塾
鳥居 泰彦 著

世紀の転換期に慶應義塾長を務め、その後も文部科学省中央教育審議会の初代会長を務めるなど、教育行政に長年関わってきた鳥居泰彦氏による慶應義塾の歴史叙述!

詳細はこちら
 

「三田評論」連載の「慶應義塾 史跡めぐり」が、
福澤先生の史跡をまとめて1冊の本になりました!

 

福澤諭吉 歴史散歩 加藤 三明 著 山内 慶太 著 大澤 輝嘉 著
福澤諭吉 歴史散歩
加藤三明 著
山内慶太 著
大澤輝嘉 著

『福翁自伝』に沿いながら、中津・大阪・東京・ロンドン・パリなどの福澤先生ゆかりの地を辿り、彼が生きた時代の背景を知ることができる一冊。

詳細はこちら
 

あの、名講義・名講演が
いまCDで甦る!


小泉信三「福澤諭吉を語る」 小泉 信三 講演
小泉信三「福澤諭吉を語る」
小泉 信三 講演より

昭和33年〜40年の「福澤先生と近代日本」「福澤諭吉と北里柴三郎」「私の読書歴」「スポーツが与える三つの宝」の小泉信三の4つの講演を3巻組のCDに収録。その声を初めて聞く方にも最適な小泉信三入門。

詳細はこちら
 
CDシリーズ 慶應義塾の名講義・名講演として、西脇順三郎「最終講義」も発売中です。
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