慶應義塾機関誌

 三田評論
  明治31年3月創刊(毎月1回1日発行)
   発行:慶應義塾 編集人:慶應義塾広報室長 編集・制作:慶應義塾大学出版会

 
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2011年12月号
 

No.1151 2011年12月

  特集 震災と日本人のこころ
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毎月1回1日発行
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◆特集

震災と日本人のこころ

 

2011年も暮れようとしています。本年日本にとって最大の出来事である東日本大震災とそれに伴う原発事故は、「こころ」や考え方の面でもはかり知れない影響を日本人に与えていると思います。大災害により亡くなった方をどうやって弔うのか、震災で見えてきた日本人の心性の特徴とは何か、また震災後、日本人の行動やこころの変化はどのようなものか。座談会と特集記事で考えていきます。

 

[座談会] 大災害に見る家族、地域、人とのつながり

鈴木岩弓(東北大学大学院文学研究科教授)
戸松義晴(全日本仏教会事務総長、日本宗教連盟事務局長・塾員)
原 礼子(慶應義塾大学看護医療学部教授)
渡辺秀樹(慶應義塾大学文学部教授、大学院社会学研究科委員長)


[関連記事]

 震災後、くらしと価値観はどう変わったか
 福士千恵子(読売新聞東京本社生活情報部長)

 「被災地」に行くのではなく、「南三陸町」へ行く
 長沖暁子(慶應義塾大学経済学部准教授)

 

 
 慶應義塾維持会
母校を思う塾員と篤志家の皆様により、義塾の教育研究活動を財政支援する目的で設立された一世紀余の歴史を有する組織です。
会員の皆様にはご加入期間『三田評論』を贈呈いたします。
→詳細はこちら
 
慶應義塾史跡めぐり
 

今年も六月十日に、信濃町キャンパスの北里記念医学図書館の二階にある北里講堂において北里記念式が開催された。毎年、初代医学部長北里柴三郎の命日の前後に挙行される式で、塾長、医学部長、三四会(医学部同窓会)長、北里家代表の挨拶等からなる記念式に引き続き、北里賞と北島賞の授賞式、更に受賞者による講演が行われた・・・…

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 次号予告
2012年1月号 No.1152

◆特集◆
新春塾長対談

 
 前号紹介
2011年11月号 No.1150

◆特集◆
ユーロ危機の深層

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KEIO BOOK CLUB

塾員専用の読書クラブ「KEIO BOOK CLUB」
オープン! 読書に嬉しい特典を揃えましたので
慶應義塾大学卒業生は、ぜひご登録ください。
運営:慶應義塾大学出版会

◆その他の企画
<話題の人>
「ラジオを元気にするために」 
岩下 宏さん(radiko社長・塾員)

インタビュアー
近藤 進(株式会社電通ラジオ局 業務統括部・塾員)


 
地上波のラジオを、インターネットでも同時に配信する――この新しい試みを手掛ける岩下宏さん。東日本大震災時に改めてその存在感が見直されたラジオを、一人でも多くの人に聞いてもらうためにはどうすればよいか。塾生時代の「放送研究会」の思い出にも触れつつ、ラジオ「復権」への思いを語っていただきました。
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<三人閑談>
ハードボイルドのアメリカ
小鷹信光(ハードボイルド研究家・翻訳家)
松坂 健(西武文理大学サービス経営学部教授・塾員)
生井英考(立教大学社会学部教授・塾員)

 
かつて、キザでいなせで、ちょっと人情があって、そして孤独な名探偵たちがいました。ダシール・ハメットやレイモンド・チャンドラーが描いた彼らは、どのように生まれたのか。2010年代のいま、「ハードボイルド」はもはや過去のものなのか。ハメット没後50年を迎えた今年、改めてハードボイルドの魅力、そしてそれを生み出した「アメリカ」の姿についてホットに、クールに語り尽くします。
space 
<連載>
 KEIO MONO MUSEUM33  
  福澤諭吉筆「贈医」書幅

解説 山内慶太 

 現代に生きる福澤諭吉のことば その63
大久保忠宗
山内慶太
 

<その他>
 丘の上

佐々木正五、高山正也、山本道子

 演説館

松岡由幸

 塾員クロスロード

岩田真一、熊谷知子

 Researcher's Eye

穂刈 享、山川隆一

 執筆ノート

『銀座の画廊巡り――美術教育と街づくり』野呂洋子
『リスクの誘惑』坂上貴之(共編)
『福沢諭吉――「官」との闘い』小川原正道

 社中交歓(笛)

来代正紀、須田芳正、堀田峰明、柴本 幸

<第三十六回小泉信三賞全国高校生小論文コンテスト結果発表>
<追想 西岡秀雄君――新しい思考を求め続けた大先輩>  井口悦男
<KEIO Report>
 ラビンドラナート・タゴール生誕150年記念シンポジウム
 「慶應義塾とタゴール」の開催  
臼田雅之
 G‐SECアメリカ研究プロジェクト始動
 ――第一回シンポジウム報告
大串尚代
<「三田評論」年間総目次〈平成23年1月〜12月〉>
   
   
 
 

 
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読者の皆様へご案内します。

慶應義塾幼稚舎の体験した戦争の記録


慶應義塾幼稚舎疎開学園の記録 上
慶應義塾幼稚舎疎開学園の記録 上
慶應義塾幼稚舎「疎開学園の記録」編集委員会 編

慶應義塾幼稚舎の体験した戦争の記録。幼稚舎に残る史料を再構成して上下2巻にまとめる。

 

「善を行うに勇なれ」


回想 慶應義塾 鳥居 泰彦 著
伝記 小泉信三
神吉 創二 著

塾長として戦時の慶應義塾を守り、戦後は文筆家として日本の幅広い層に影響与え、今上天皇の皇太子時代の御教育常時参与として世に知られる小泉信三。その生涯を、平易な文体で描いた待望の伝記。

詳細はこちら
 

元幼稚舎長にして
稀代の教育者
吉田小五郎が綴る
珠玉の随筆選


回想 慶應義塾 鳥居 泰彦 著
吉田小五郎随筆選
(全3巻+別冊)
吉田 小五郎 著

 元慶應義塾幼稚舎長吉田小五郎の名随筆を新編集で3巻に収める。多くの教え子に慕われた教育者として、日本を代表するキリシタン史研究者として、「民藝運動」に関わった美術品蒐集家として、培った観察眼とその描写は、時代を超えて読む者を惹きつける。没後30年を期に刊行!

詳細はこちら
 

元慶應義塾長が紐解く
歴代塾長の足跡


回想 慶應義塾 鳥居 泰彦 著
回想 慶應義塾
鳥居 泰彦 著

世紀の転換期に慶應義塾長を務め、その後も文部科学省中央教育審議会の初代会長を務めるなど、教育行政に長年関わってきた鳥居泰彦氏による慶應義塾の歴史叙述!

詳細はこちら
 

「三田評論」連載の「慶應義塾 史跡めぐり」が、
福澤先生の史跡をまとめて1冊の本になりました!

 

福澤諭吉 歴史散歩 加藤 三明 著 山内 慶太 著 大澤 輝嘉 著
福澤諭吉 歴史散歩
加藤三明 著
山内慶太 著
大澤輝嘉 著

『福翁自伝』に沿いながら、中津・大阪・東京・ロンドン・パリなどの福澤先生ゆかりの地を辿り、彼が生きた時代の背景を知ることができる一冊。

詳細はこちら
 

あの、名講義・名講演が
いまCDで甦る!


小泉信三「福澤諭吉を語る」 小泉 信三 講演
小泉信三「福澤諭吉を語る」
小泉 信三 講演より

昭和33年〜40年の「福澤先生と近代日本」「福澤諭吉と北里柴三郎」「私の読書歴」「スポーツが与える三つの宝」の小泉信三の4つの講演を3巻組のCDに収録。その声を初めて聞く方にも最適な小泉信三入門。

詳細はこちら
 
CDシリーズ 慶應義塾の名講義・名講演として、西脇順三郎「最終講義」も発売中です。
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