慶應義塾機関誌

 三田評論
  明治31年3月創刊(毎月1回1日発行)
   発行:慶應義塾 編集人:慶應義塾広報室長 編集・制作:慶應義塾大学出版会

 
今月の表紙
2018年6月号表紙
space今月の特集spaceKEIO PHOTO REPORTspace立ち読みspace三田評論とはspace次号予告space前号紹介spaceバックナンバーspace講読方法space
バックナンバーのご紹介
2009年7月号
  No.1125 2009年7月号
  特集
脳科学の現在
2009年7月号の目次を見る
 
毎月1回1日発行
税込価格:451円(本体 410円)
定期購読:4,700円(税・送料込)
在庫あり
在庫について
配送料について
定期購読のお申し込み
 
ご注文方法はこちら
    
 
◆特集
脳科学の現在
 

 脳科学が急速な発展を続け、脳の複雑な機能が刻々と明らかになっているようです。と同時に「脳」に関する本が大量に出版され、様々な情報が私たちの周りに溢れています。脳科学研究は現在、どこまで進んでおり、どのような可能性を孕んでいるのか。様々な立場の研究者が冷静に現状を語り、その課題を明らかにします。

 
◆座談会
発展する脳科学研究とその課題
<出席者>
 福山秀直
  京都大学大学院医学研究科附属高次脳機能総合研究センター教授(センター長)
 河野哲也
  立教大学文学部教授
 前野隆司
  慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授
 牛場潤一
  慶應義塾大学理工学部生命情報学科専任講師
 渡辺 茂
  慶應義塾大学文学部教授
 
   
<関連記事>
脳科学の将来――動物研究の視点から 渡邊正孝
東京都神経科学総合研究所・心理学研究部門・特任研究員
 
ヒト認知機能の生物学的基盤の解明を目指した
新しいアプローチ
岡野栄之
慶應義塾大学医学部教授、大学院医学研究科委員長

 
◆新塾長対談
 
「実学の精神」を継承して
  清家篤   橋本五郎  
 
清家篤
橋本五郎
 
 
1954年生まれ。1978年慶應義塾大学経済学部卒業。
 83年同大学大学院商学研究科博士課程単位取得退学。博士(商学)。慶應義塾大学商学部助手、助教授を経て92年同学部教授。2007年商学部長・商学研究科委員長。本年5月28日慶應義塾長に就任。専門は労働経済学。
 
1946年生まれ。1970年慶應義塾大学法学部政治学科卒業。
 大学卒業後読売新聞社入社。政治部記者を長く務め、論説委員、政治部長、編集局次長を経て2001年編集委員。06年より特別編集委員。日本テレビ系「ズームイン!!SUPER」でニュース解説を担当。
 

 
 
 慶應義塾維持会
母校を思う塾員と篤志家の皆様により、義塾の教育研究活動を財政支援する目的で設立された一世紀余の歴史を有する組織です。
会員の皆様にはご加入期間『三田評論』を贈呈いたします。
→詳細はこちら
 
慶應義塾史跡めぐり
第37回
史跡めぐり

 文久2年7月14日〜8月24日(1862年8月9日〜9月17日)の約40日間、福澤先生は遣欧使節団の一員として、サンクトペテルブルクに滞在した。今回は、市内に現存する史跡を、渡欧中に先生が記した日記、『西航記』と共に巡ってみる・・・  
続きを読む
 
 次号予告
三田評論8・9月合併号 No.1126

◆特集◆
現代塾生事情

 
 前号紹介
三田評論6月号 No.1124

◆特集◆
福澤諭吉と家庭教育

◆寸描 前号について
 特集「福澤諭吉と家庭教育」の座談会「福澤諭吉に学ぶ、家庭の役割」では、それぞれ異なる視座をもつ四人の専門家の闊達な話によって、はからずも家庭人福澤が裸にされる。その裸の姿が、読者にも、「いわゆる『団欒』と言ったらいいのか、ごく自然な姿でここにいると、何かホッとできる場所」としての家庭のあり方を感じさせ、「福澤が、新たに生まれた近代社会に多くの人々が放り出されたとき、『家族』という存在が精神的な支えになれると思っていたこと」を納得させてくれる・・・
続きを読む
前号表紙
 
バックナンバー
◆その他の企画
<三人閑談>
やっぱりハワイ!
  新城朗(ネットワークコンサルタント・エンジニア)
  早川治(塾員、ハワイ三田会会長)
  井上真紀(塾員、ジャズボーカリスト、舞踏家、ハワイアン文化・フラ研究家)

 本年はハワイに州制が敷かれて50年です。「常夏の楽園」のイメージで日本人を魅了してきたハワイの魅力を、ちょっと以外なハワイと日本の関わりの話も交じえながら、楽しく紹介していきます。風の島、火山の島、精霊の島、虹の島、歌の島……、想像以上にハワイには多様な姿があるようです。
space 
<話題の人>
阿部秀司 氏  アカデミー賞受賞作品を製作

 阿部秀司さん (株式会社ロボット代表取締役社長)

 
インタビュアー・池田諸苗(長野大学企業情報学部教授・塾員)
   
 
 見事にアカデミー賞受賞に栄誉に輝いたアニメーション 『つみきのいえ』を製作した株式会社ロボット社長の阿部秀司さんを訪ねました。大ヒット作『ALWAYS 三丁目の夕日』では製作総指揮をとられて、自らが幼稚舎、普通部で過ごした「昭和で最も良かった時代」を再現。広告代理店の敏腕プロデューサーから独立して映画製作に挑戦し、成功を収めていく阿部さんの軌跡を辿ります。
 
 

<巻頭随筆 丘の上>
 佐野和夫、高山法悦、藤原茂樹、横河 健
 

<演説館>
 現代アートの見方
 暮沢剛巳
 

<連載>
 KEIO MONO MUSEUM7 幼稚舎千メートル完泳メダル  
大澤輝嘉
 現代に生きる福澤諭吉のことば その37
大久保忠宗
 

<その他>
 塾員クロスロード

青山 篤、鵜尾雅隆

 Researcher's Eye 太子堂正称、原田隆史
 執筆ノート 細田安兵衛、神崎 仁、佐藤方宣
 社中交歓(天文) 表實、湯浅吉美
早見均、石崎敬子(崎の字は山へんに立・可)
 

 
 
TOPへ戻る
 
     
     
   
読者の皆様へご案内します。

慶應義塾幼稚舎の体験した戦争の記録


慶應義塾幼稚舎疎開学園の記録 上
慶應義塾幼稚舎疎開学園の記録 上
慶應義塾幼稚舎「疎開学園の記録」編集委員会 編

慶應義塾幼稚舎の体験した戦争の記録。幼稚舎に残る史料を再構成して上下2巻にまとめる。

 

「善を行うに勇なれ」


回想 慶應義塾 鳥居 泰彦 著
伝記 小泉信三
神吉 創二 著

塾長として戦時の慶應義塾を守り、戦後は文筆家として日本の幅広い層に影響与え、今上天皇の皇太子時代の御教育常時参与として世に知られる小泉信三。その生涯を、平易な文体で描いた待望の伝記。

詳細はこちら
 

元幼稚舎長にして
稀代の教育者
吉田小五郎が綴る
珠玉の随筆選


回想 慶應義塾 鳥居 泰彦 著
吉田小五郎随筆選
(全3巻+別冊)
吉田 小五郎 著

 元慶應義塾幼稚舎長吉田小五郎の名随筆を新編集で3巻に収める。多くの教え子に慕われた教育者として、日本を代表するキリシタン史研究者として、「民藝運動」に関わった美術品蒐集家として、培った観察眼とその描写は、時代を超えて読む者を惹きつける。没後30年を期に刊行!

詳細はこちら
 

元慶應義塾長が紐解く
歴代塾長の足跡


回想 慶應義塾 鳥居 泰彦 著
回想 慶應義塾
鳥居 泰彦 著

世紀の転換期に慶應義塾長を務め、その後も文部科学省中央教育審議会の初代会長を務めるなど、教育行政に長年関わってきた鳥居泰彦氏による慶應義塾の歴史叙述!

詳細はこちら
 

「三田評論」連載の「慶應義塾 史跡めぐり」が、
福澤先生の史跡をまとめて1冊の本になりました!

 

福澤諭吉 歴史散歩 加藤 三明 著 山内 慶太 著 大澤 輝嘉 著
福澤諭吉 歴史散歩
加藤三明 著
山内慶太 著
大澤輝嘉 著

『福翁自伝』に沿いながら、中津・大阪・東京・ロンドン・パリなどの福澤先生ゆかりの地を辿り、彼が生きた時代の背景を知ることができる一冊。

詳細はこちら
 

あの、名講義・名講演が
いまCDで甦る!


小泉信三「福澤諭吉を語る」 小泉 信三 講演
小泉信三「福澤諭吉を語る」
小泉 信三 講演より

昭和33年〜40年の「福澤先生と近代日本」「福澤諭吉と北里柴三郎」「私の読書歴」「スポーツが与える三つの宝」の小泉信三の4つの講演を3巻組のCDに収録。その声を初めて聞く方にも最適な小泉信三入門。

詳細はこちら
 
CDシリーズ 慶應義塾の名講義・名講演として、西脇順三郎「最終講義」も発売中です。
詳細はこちら
     
Copyright (C)2004-2024 Keio University Press Inc. All rights reserved.