1995年、僕らはバークレーで出会った――
「友情の回想であり、成長物語であり、 移民と同化の話であり、さらには哲学的省察でもある」(「ガーディアン」紙)。
失われた断片を抱きしめ、喪失から再生へと歩み出す、魂のメモワール。
ピューリッツアー賞 全米批評家協会賞 W受賞
美しく、残酷で、どこまでも優しい――。
1995年、バークレーで僕らは出会った。 18歳の正反対の僕らと、 深夜のドライブ、煙草の煙、終わらない音楽談義。 アジア系アメリカ人としてのアイデンティティと、不条理な悲劇。 君がいない世界を生きる僕の傍らには、いつも君がいた――。 失われた断片を抱きしめ、喪失から再生へと歩み出す、魂のメモワール。

序 章 バークレー 第1章 両親と台湾 第2章 ケンと知り合う 第3章 大学生活 第4章 友情 第5章 悲劇 第6章 喪失と悼み 第7章 暴力 第8章 再生
謝 辞 訳者あとがき
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
[著者] フア・シュー(Hua Hsu、許華) 1977年イリノイ州で台湾系アメリカ人の両親のもとで二世として生まれる。9歳から18歳までカリフォルニア州クパチーノで育つ。カリフォルニア大学バークレー校で政治学を専攻。ハーバードの院に進みアメリカ文明史でPh.Dを取得。ヴァッサー大学准教授を経て、現在バード大学教授。2冊目の著書にあたる本書で、ピューリッツァー賞と全米批評家協会賞をダブル受賞している。 『ニューヨーカー』誌のスタッフライターを務めている。
[訳者] 池田年穂(いけだ としほ) 1950年横浜市生まれ。慶應義塾大学名誉教授。 タナハシ・コーツ(『世界と僕のあいだに』、『僕の大統領は黒人だった』ほか)、ティモシー・スナイダー(『暴政』、『赤い大公』ほか)のわが国における紹介者として知られる。『なぜ書くのか』(タナハシ・コーツ)、『ブリーズ』(イマニ・ペリー。ともに2025年)、『マイナーな感情』(キャシー・パーク・ホン。2024年)、『わたしは、不法移民』(カーラ・コルネホ・ヴィラヴィセンシオ。2023年)などアメリカのレーシズムや分断を扱った訳書も数多い。
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