これからの安全保障を考えるための、好評のテキスト第2版。
欧米の政治思想や国際政治理論をベースに、 ウクライナ情勢や東アジアの国際環境の変化、 日本の安保3文書改定などををはじめ、大幅に加筆修正した増補改訂版。
序章 安全保障とは何か
第1部 リアリズムから見た紛争と平和 第1章 国家間の権力闘争 第2章 無政府状態と国家存立 第3章 覇権の盛衰 第2部 リベラリズムから見た紛争と平和 第4章 民主的平和と普遍的価値 第5章 制度的平和と国際秩序 第6章 商業的平和と経済的繁栄 第3部 防衛の戦略的アプローチ 第7章 自国の防衛体制 第8章 同盟の形成と管理 第9章 安全保障協力 第4部 現代の安全保障課題 第10章 核兵器の戦略と管理 第 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
宮岡勲(みやおか・いさお) 慶應義塾大学法学部教授。1965年生まれ。 オックスフォード大学大学院社会科学研究科博士課程政治学専攻修了、D.Phil. 取得。 専門領域:国際政治理論、安全保障研究。 主要業績:Legitimacy in International Society: Japan’s Reaction to Global Wildlife Preservation (Palgrave Macmillan、2004)、『日米同盟論――歴史・機能・周辺諸国の視点』(共著、ミネルヴァ書房、2011年)、Security, Strategy and Military Change in the 21st Century: Cross-Regional Perspectives (共著、Routledge、2015)、 『安全保障政策と戦後日本1972〜1994――記憶と記録の中の日米安保』 (共著、千倉書房、2016年)、ほか。
|